「レインボーシックス シージ」Year7 Season3先行プレイレポート! 小型ボットを操る新オペレーター「GRIM」や新しいマップの情報などご紹介

2022年8月22日に、「レインボーシックス シージ」のYear7 Season3「Operation Brutal Swarm」(以下、Brutal Swarm)に関する情報が公開された。本コンテンツには、新たなオペレーターであるGRIM(以下、グリム)を始め、さまざまな新要素が盛り込まれている。今回、ユービーアイソフトの計らいで最新シーズンの先行プレイをすることができたので、「Brutal Swarm」の内容を紹介しつつ、新オペレーターや新マップなどに触れたうえでの所感をお伝えしていく。

なお、今回筆者がプレイしたのはテスト段階のものなので、正式な実装にともない、内容の一部が異なる場合がある点はご容赦いただきたい。

羽虫型のロボットで敵を探知可能なオペレーター、グリム



今シーズンから新たに追加されたグリムは、攻撃側のオペレーター。メインウェポンには、アサルトライフルの「552 Commando」と、ショットガンの「SG-CQB」。サブウェポン にはハンドガンの「P229」があり、メインガジェットには「カワンハイヴランチャー」、サブのガジェットには「ブリーチングチャージ」と「クレイモア」という構成だ。なお、体力は1、スピードは3となっている。


補足した敵の位置が表示されている様子


グリムの目玉となるのが、メインガジェットのカワンハイヴランチャー。このガジェットからカプセルを射出すると、着弾点から無数の羽虫型ロボットが展開し、範囲内の敵を探知してくれる。装弾数は5発で、効果範囲は2、3メートルほど。天井や壁、相手が展開しているシールドなどに撃ち込めるほか、ロボットにとらえられた相手の位置は攻撃側にピンで表示され、一定のあいだは最大3回まで更新される。効果は10秒近く続くので、一度探知した敵の動向は正確に把握できるだろう。空振りに終わっても、そこに敵はいないという情報が得られるので、決して無駄にはならない。



いっぽうで、弱点もいくつかある。射出されたカプセルは着弾後の2、3秒後に展開するため、罠としては使いにくい。爆弾や人質の近くなど、敵がいそうな場所に目星をつけてから使うことになるだろう。2、3メートルくらいの効果範囲も絶妙で、狭くはないが広くもない。罠としては使いにくいという特性も合わせて、味方と連携して敵の位置を事前にある程度把握することが重要になりそうだ。

また、防衛型オペレーターであるMUTEのメインガジェット「シグナルディスラプター」や、WAMAIの「MAG-NETシステム」では無効化されるため、撃ちどころによってはそもそもグリムのメインガジェットが機能しないこともある。強力ではあるが、同時に使いどころを選ぶガジェットと言える。


新マップ「Stadium Bravo」



今回追加されたStadium Bravo は、2022年の2月に開催されたイベント「Road to S.I.」で登場したマップでもある。期間限定でしか遊べないのはもったいないという考えで実装されたという。



すでに「レインボーシックス シージ」で実装されているマップ「国境」と「海岸線」を合わせたような構成になっており、筆者が触れた感じでは遮へい物は少なめ。やや入り組んだ地形になっているほか、面積としてはかなり狭く、破壊した壁の向こう側が場外だったということも起こりえる。



また、Stadium Bravoはエリアごとに色分けされており、ある程度自分たちがいる場所を把握しやすいのもポイント。ただ、当時のイベント中とは違って明るさを強調したり、リスポーン地点を均等に割り振ったりと調整を加えているようだ。


リコイルシステムを始めさまざまなアップデートが判明



新しいオペレーターやマップの追加だけでなく、今回は多くのアップデートが実施された。

まずはバランス調整について。オペレーターでは、DokkaebiとRookのメインガジェットの性能が上がった。Dokkaebiの「ロジックボム」の妨害効果が排除されたプレイヤーにも影響を及ぼすようになり、Rookの「アーマーパック」を装備しているプレイヤーは、ダウン時に自己蘇生が可能な「ダイハード」を使えるようになった。

さらに、新しいガジェットとして「インパクトEMPグレネード」が追加。炸裂時に付近の電子機器を短時間無力ができるガジェットで、オペレーターではBlackbeard、Montagne、Dokkaebi、Nokk、Gridlock、Sledge、Lion、Osaが装備できる。



銃の反動にもいくつか調整がなされた。まず、反動の調整自体が、PCと家庭用機で別々に行われるように。PC向けとは別にバランスを調整することで、家庭用ゲーム機で遊んでいるプレイヤーは、ゲームパッドなどでも細かな動きがしやすくなった。



つぎに、PC版を対象に新しいリコイルシステムが導入された。それぞれの銃に合うよう、反動が全体的に見直されるという。アサルトライフルとサブマシンガンの場合は反動が3つの段階に分かれ、撃ち続けている時間が長いほど垂直と水平方向への反動が強くなっていく。大容量のマガジンを付けられるライトマシンガンは、上記の銃種と比べてもさらに反動が強烈になっているようだ。1対1の戦いでは、フルオート射撃ではなく、断続的に連射を行う「バースト撃ち」が有利になるだろう。

すでに実装されている「マップバン」システムにもアップデートが行われた。試合時は、各チームが5つのマップからそれぞれひとつずつを除外し、3~5までのマップをランダムで選出するように変更されている。両チームが同じマップを選んだ場合は、残り4つのマップを、ひとつもバンをしなかった際は5つの中からマップが選ばれるという仕組みだ。



続いてペナルティについて。攻撃的な発言をくり返すプレイヤーはテキストチャットが自動でミュートにされる。禁止されたら自分で解除するのは不可能で、メッセージの送受信自体は可能だが、禁止された側の送ったメッセージは相手側がミュートを解除した場合にのみ表示される。一定の試用期間を経た後に、該当するプレイヤーには上記のような処置が30マッチに渡って適用されるという。また、マッチリプレイにはプレイヤーの通報機能が追加。不正行為を行っているプレイヤーを運営に報告できるようにもなった。

発見した防衛側の拠点などを攻撃側が準備フェーズで見られるようになったり、バトルパスを購入しているプレイヤーはショップの全アイテムを1割引きで購入できるなど、ほかにもさまざまな情報が公開された。小型ロボットを操る特徴的な新オペレーターを始め、本シーズンでも多くの要素が追加されている。新シーズン「Brutal Swarm」は、2022年9月7日より配信予定だ。



  • ■商品情報
  • 「レインボーシックス シージ デラックスエディション」 3,960円 (税込み)
  • ※デラックスエディションには「レインボーシックス シージ」の基本ゲームとすべてのYEAR 1、2のオペレーターが含まれます。
  • 公式サイト: #
  • プラットフォーム:PlayStation®5、Xbox series X|S、PlayStation4、Xbox One、PC (ダウンロード版のみ)
  • ジャンル: タクティカルシューター
  • プレイ人数: オフライン 1人、オンライン 2~10人
  • CERO: D


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