新幹線がロボットに変形合体! 「トランスフォーマー」新シリーズ「MPG」シリーズでトレインボットが復活! 第1弾「トレインボットショウキ」徹底レビュー・後編【泰勇気のトイ遊々記 第21回】

声優業界イチのロボット好き声優・泰勇気が、気になる最新トイホビーを遊びつくす人気連載!

今回は、前回から引き続きタカラトミーが誇る変形玩具シリーズ「トランスフォーマー」より、大人気キャラクターのひとつでもある「トレインボット」のリニューアルアイテム!

「MPG-01トレインボットショウキ」のご紹介です。

トレイン形態、変形ギミックの紹介に続いて、今回はいよいよロボット形態の魅力を深掘りしていきたいと思います!

記事前編はこちらから!
新幹線がロボットに変形合体! 「トランスフォーマー」新シリーズ「MPG」シリーズでトレインボットが復活! 第1弾「トレインボットショウキ」徹底レビュー・前編【泰勇気のトイ遊々記 第20回】

前回述べた通り、ショウキはイケメンです。ともすれば単調な平面になってしまいそうな各部の形状も、ディテールがしっかり施されているため間延びすることなく、カッコいいロボットに仕上がっています。

「ダイアクロン」版も当時としてはイケメン造形でしたね。

「MPG」の頭部両サイドに配置されているインテークパーツは、ダイアクロン版の両肩に位置する合体ジョイントをかっこよくアレンジしたものです。

腹部、腰部の配色や形状も非常にクール。

サイドスカートの形状が面白いなとおもっていたら……

そのあたりも、当時品の玩具形状からのフィードバックだったんですね。

前腕や太ももの凹ラインの形状も引き継がれています。

今回の「MPG」では、足首がしっかりと造形されました。このあたりはアニメからのフィードバックですね。

腕部側面に板状のパーツが来るところまでリスペクト。ただし「ダイアクロン」版は天井部だったのに対し、「MPG」版では車体側面のパーツとなっています。

またアニメでは特に大きめに描かれていたマント状のパーツも、ショウキの特徴。うまく再現されています。

可動範囲を見ていきます。

頭部はボールジョイント接続でグリグリと動きます。横顔もイケメンです。

肩は回転軸で腕を真上まで上げられます。ただ、マントがあるため、さすがに360°の回転とはいきませんね。
水平方向へは90°まで持ち上げられます。

二の腕でロール回転が可能。

肘は二重関節で180°曲げられます。

手首は根本での回転のほか、指の展開も可能。

腰部でロール回転が可能。

前後の開脚はこのくらい。フロントスカートは前方に跳ね上がります。

サイドスカートも跳ね上がるので、横への開脚はご覧の通り。

太ももでロール回転。

膝は180°とまではいきませんが、この形状の割には深く曲がってくれます。

足首は引き出すことによってスイングが可能となっております。

マントも若干展開させることが可能です。これはアニメ以上に、かっこよくショウキを見せることができそうなギミック!

ではでは、ポージングに挑戦してみます!

まずはデストロンを前に身構えるショウキ!

「オレはショウキだ!」

もちろんマッハレーザーを持たせることができるのですが、今回なんと玩具オリジナルギミックとして、ライデン用チェストパーツをシールドとして腕部に取り付けることができます。なるほど!! かっこいい!


マントをなびかせながらマッハレーザーを構えるショウキ!

この分厚いシールドなら多少の攻撃ではびくともしないでしょうね。

こんな感じで、銃を両手に持つ様子も再現できるくらい可動が優秀です。

左腕を添えて狙い撃つショウキ。
たまたまなのですが、片目が影になっているのがメチャメチャかっこいい! まさに神の1枚じゃありません!?

足首もしっかりしているので、ハイキックもバッチリ!

正面と比べて非常にメカメカしい背面がまた燃えます。

マッハレーザーをご覧のように折り畳み……

右足にマウントすることが可能。

シールドは、ビークルモード時と同じ先頭車両内に取り付けることで、ロボット形態でも背面にマウントさせることができます。

こうすると横から見た時に、背中の隙間がかなり埋まって見えます。

いつまでもポージングを楽しんでいたいのですが、このショウキにはまだもうひとつの姿がありますので、そちらへの変形もダイジェストでお届けします。

実際の変形はご自身の手で味わってください。

重連合体戦士ライデンへの合体準備!

腕部を収納したり、新幹線の先頭部分を本体から離したりします。

頭部も収納し、変形の準備のため両腕を上方へ上げていきます。

いったん展開した車両先頭部分の上下を反転させて、再びコンパクトにまとめます。

ここで上半身を180°回転させて、前方に先頭パーツがくるようにします。

両腕を折り畳んでボディに密着。マントパーツはライデンの特徴的な背中のウイングへと姿を変えていきます。

向きを変えて、両足を後ろに豪快に畳んでいきます。

ウイングの角度を調整し、これで本体の変形は完成。

最後にチェストパーツを取り付けて、ショウキの合体準備完了です!

隣に「ダイアクロン」版を置いてみましたが、その大きさの違いたるや……。

ちなみに「ダイアクロン」版の「東海道新幹線 マッハライナー」にはウイングは付属しておらず、「トランスフォーマー」版のカエンにあたる「DE10形ディーゼル機関車 パワーライナー」に付属しています。

「MPG」版ショウキのパッケージ裏側にはライデンのシルエットが描かれており、「MPG版」トレインボットも続々と発表されています。ショウキの発表時からすでに大きな期待を抱いていたのですが、実際に商品に触れてみて、期待を超えるシリーズになることを確信いたしました!

私はこれを「重連合体戦士ライデン」の完成まで追い続けていくと誓います。タカラトミーさん、今後もひとつ、よろしくお願いいたします!

【商品情報】

■MPG-01 トレインボットショウキ

・発売中

・メーカー希望小売価格:19,800円(税込)

・対象年齢:15才以上

・メーカー:タカラトミー

【泰勇気の出演情報】

・ NETFLIX海外ドラマ「Locke&Key」シーズン1、2配信中(タイラー役)

・ 橘猫工業「ハンドレッドエッジ」PVナレーション

・ YouTubeガンダムベースライブch川口名人のすいプラ」毎週水曜18時配信(アシスタント)

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