全高350ミリ超！ 究極の合体トイSRXを完成させてみた！ド迫力の千値練「RIOBOT 変形合体 R-3パワード」の魅力を徹底的にレビュー！後編【泰勇気のトイ遊々記 第23回】

声優業界イチのロボット好き声優・泰勇気が、気になる最新トイホビーを遊びつくす人気連載！

今回は、前回ご紹介した千値練「RIOBOT 変形合体R-3パワード」の後編。

後編では、いよいよSRXチームが集結。夢にまで見た合体形態「SRX」を完成させたいと思います！

R-1およびR-2パワードは過去のそれぞれの記事で合体準備のご紹介をしておりますので、そちらもあわせてご覧ください。

⇒完璧なプロポーションも変形も、SRXへの合体も実現！ 「スーパーロボット大戦」を代表するオリジナルロボット「RIOBOT 変形合体 R-1」で遊んでみた！【泰勇気のトイ遊々記　第17回】

⇒巨大なキャノンで大迫力！「スーパーロボット大戦」のオリジナルロボット「RIOBOT 変形合体 R-2パワード」がカッコよすぎて、SRXの完成が待ち遠しい！【泰勇気のトイ遊々記　第19回】

⇒ついに登場、SRXチームのリーダー！ ド迫力の千値練「RIOBOT 変形合体 R-3パワード」の魅力を徹底的にレビュー！前編【泰勇気のトイ遊々記 第22回】

というわけで、まずR-3本体を分解。

SRXの股関節フレームのパーツにR-3のパーツを取り付けて、SRXの腰部から太ももあたりを形成します。

R-3の太ももはそのままだと若干小さいので、SRX合体用のカバーを取り付けます。

プラスパーツを左右でつないでいた金属製のパーツを取り外し、プラスパーツを左右に分割します。

プラスパーツの内側には一部の余剰パーツを収納しておくことができます。もちろん合体に影響することはありません。

左右に広がっていた、翼のようなパーツをすねパーツに変形させます。

こちらはプラスパーツメインブロック。脚部のふくらはぎに変形させます。

脚部の前後を組み合わせて……

ひざから足の甲の部分までが完成。

そこへ足首パーツを合体。

これでR-3プラスパーツの、合体準備状態の完成となります。

先ほどR-3プラスパーツから取り外した金属パーツで、SRX胸部周辺の合体を補強します。

R-2パワードの記事の中で合体準備が完了していたパーツと、今回用意したパーツがそろいまして、あとは全てのパーツを合体させるのみ！

上半身に腰部が合体して、まずはボディが完成！

脚部が合体！

この段階で相当大きいです！

両腕を取り付けて……

R-1の頭部にSRXの頭部を取り付けて合体完了!!

「天下無敵のスーパーロボット！」

「ここに見参！！」

ということで、これが千値練のRIOBOT変形合体シリーズ「R-1」「R-2パワード」「R-3パワード」を合体させた「SRX」の姿です!!　なんという大きさ、なんというボリューム！　発売までの長い期間を待ったかいがあったというものです！

背面もかなりの情報量！　各パーツの配置はほぼ設定通り。これだけの複雑な合体機構……組み換え部分があるとはいえ、よくここまで再現してくださいました!!　ありがとうございます!!

上半身のアップ。巨大なゴーグルを備えた頭部と分厚い胸板が特徴的。両腕はR-2パワードのハイゾルランチャーのパーツで構成されています。

腰部にはそのままR-3の上半身の姿が確認できますが、見事にSRXの腰部を形づくっています。

太くて大きな脚部のおかげで、支柱を使わずともわりと安定して自立させることができます。

背中にはR-1の脚部と両腕が折りたたまれています。

腰にはR-3のバックパックが変形した腰部アーマーが。

足首は実は完全に左右で同じ形状です。

横から見ても、あれだけの量のパーツがすっきりと合体しているのがわかります。

ゴーグルにブラックライトを当てるとSRXのデュアルカメラが光り、ゴーグルの形状と合わせて懐かしのバンプレストマークのようになります。

手首もブラックライトで照らすと、ご覧のように反応します。

頭部の可動はR-1の頭部に準じており、前後への屈伸と回転が可能。

肩は接続部の回転軸で360°回転可能。水平方向へは、肩の接続部を上に上げつつ90°弱のところまで持ち上がります。

二の腕でロール回転。肘関節は控えめな可動です。

手首は回転やスナップが可能なほか、全ての指の関節が独立して可動します。

太ももの上あたりで若干のロール可動あり。

開脚はなかなか優秀ですが、足首の接地はそこまでは追いついていません。この足首の接地問題については、後ほど裏技をご紹介します。

前後開脚ですが、前方向にはこのくらいまで動かせますが、後方へは動かせませんでした。

膝の可動も控えめ。このあたりはとてつもない重量の本体を、複雑な変形・合体で構成されたパーツで支えているため、さすがに仕方がないところです。

足首も総重量を支えている重要な部分ということもあり、可動はご覧のような具合に抑えられています。前後屈伸は比較的優秀です。

こちらは「新スパロボ」の戦闘画面でのポーズの再現。

「ハイフィンガーランチャー！！」

「ガウン・ジェノサイダァーーーッ！！」

「至高拳！　ザイン・ナッコォ！！」

「念動結界……！　ドミニオン・ボール!!」

「Z・O・ソード、射出！」

「トロニウム・エンジン、フルドライブ!!」

「天上天下……念動！　爆砕剣!!」

「念動爆砕!!」

と、ここまで支柱なしで遊んできましたが、ディスプレイする時はやはり安定しているほうがよいですよね。

ということで、台座に支柱で接続することができます。R-1の左右の膝アーマー部分を上に持ち上げると、四角いジョイント穴が出てきます。

そこに「R-2パワード」に付属していたパーツを取り付けて、「R-3パワード」の台座から伸びている支柱に取り付ければ完成です。

これでZ・O・ソードを前に構えても、前傾することなく自立できるようになります。

Z・O・ソードは台座を使って展示しておくことも可能です。まるで立派な美術品ですね。

しかもこのSRXにはオリジナル要素がありまして、R-1のブーステッド・ライフル、R-2パワードのマグナ・ビームライフル、R-3パワードのストライクシールドと念動収束式レーザー・キャノンを取り付けて、余剰パーツをなるべく出さないという工夫が施されています。

取り付け方は多少アレンジが効くので、お好みの装備方法をお試しください。

こちらがその全てを装着したSRXの姿です。もともと情報量の多いメカだったため、追加された武器も違和感なくなじんでいるように見えます。

ストライクシールドなんかは特に収まりがよいですね。

最後にひとつ。先ほど足首の可動で「裏技を」といっておりましたが、ここで自己責任となる裏技をひとつ……。

こちらは右足首の場合なのですが、接続部分の向きを左側の写真のようにして合体させると

このように足首の接地性が横方向に拡大し、股関節の可動を活かした力強いポージングが可能になります！　ただしSRX全ての重量を背負う部分の裏技なので、どのような負担が生じているのかはわかりません。お試しの際はくれぐれも自己責任でお願いします。

というところで……実は前後編あわせて合計100枚をこえる画像とともにご紹介してきてしまいまして、そろそろ締めなければなりません。

SRXといえばこれで終わりではなく、千値練より「RIOBOT 変形合体 R-GUNパワード」の発送も2022年10月(予定)に控えています（Web限定商品で、現在は予約終了）。

可能ならば本連載で、そちらも紹介させていただきたいところです……！
ご要望がありましたら、ぜひご意見をいただければと思います。皆様からのコメント、お待ちしております！

それにしても……因子はまだ集まらないですか……!!?

【商品情報】

■RIOBOT 変形合体 R-3パワード

・価格： 29,700円（税込）

・発売中

・サイズ：頭頂高約136mm(R-3) 全長約320mm(R-3パワード)

・付属品：＜R-3本体＞念動収束式レーザー・キャノン、ストライクシールド（固定式）、拳、開き手、握り手、台座

・原型／設計： T-REX

・フィニッシャー：早川洋司（千値練）

・メーカー：千値練

■RIOBOT 変形合体 R-1

・価格： 19,800円（税込）

・発売中

・サイズ：頭頂高約150mm

・付属品：＜R-1本体＞ブーステッド・ライフル、G・リボルヴァー×2、コールドメタルナイフ×2、シールド、拳、開き手、握り手、台座

・原型／設計： T-REX

・フィニッシャー：早川洋司（千値練）

・メーカー：千値練

■RIOBOT 変形合体 R-2パワード

・価格：22,000円（税込）

・発売中

・サイズ：頭頂高約125mm（R-2）全高約170mm（R-2パワード）

・付属品：＜R-2本体＞マグナ・ビームライフル、ハイゾルランチャー、ショルダー・アーマー、拳、開き手、握り手、Z・O・ソード、台座

・原型／設計：T-REX

・フィニッシャー：早川洋司（千値練）

・メーカー：千値練

【泰勇気の出演情報】

・ NETFLIX海外ドラマ「Locke&Key」シーズン1、2配信中（タイラー役）

・ 橘猫工業「ハンドレッドエッジ」PVナレーション

・ YouTubeガンダムベースライブch川口名人のすいプラ」毎週水曜18時配信（アシスタント）