【トランスフォーマー新作トイ】MPG「トレインボットゲツエイ」徹底レビュー前編! トレイン形態もロボット形態も抜かりなし!

声優業界イチのロボット好き声優・泰勇気が、気になる最新トイホビーを遊びつくす人気連載!

泰勇気のトイ遊々記 第24回 MPG「トレインボットゲツエイ」前編



続々と予約解禁日が発表されるタカラトミー「トランスフォーマーMPG」シリーズ! その第2弾、「サイバトロン/夜間戦闘員 トレインボットゲツエイ」がついに発売されました! 

こうしてアイテムがそろってくると、「重連合体戦士ライデン」の完成が着実に迫ってきているのを実感しますね!

今回のトレインボットゲツエイは、EF65形電気機関車からトランスフォームする戦士。僕としては、「ブルートレイン」の牽引車としての印象が強い車両ですが、1965年の誕生以来、今もなお現役で貨物列車をけん引しているというのだからすごいですね!!

今回も前回の「ショウキ」同様に、車両形態の再現度も非常に高いものに仕上がっています。

まずはパッケージから。

ショウキ同様、細長いパッケージ。車両形態で収まっていることが予測できます。

正面の、「MPG」の文字は、気合いの表れの箔押し印刷です。

パッケージ背面には、車両やこの製品のコンセプトなどが記載されています。

天面は大人っぽいクールなデザイン。底面には各注意書きなどの情報。

フタ面には車両、ロボットそれぞれの状態のゲツエイの姿が見られます。

内容物です。

ゲツエイ本体と在来線レール2本、パンタグラフ、説明書とその補足、キャラクターカード、武器、スタンドへ取り付けるためのジョイントが入っています。

レール幅はショウキと違い在来線用の幅になっているのが、鉄道模型らしくて感動しました。2本のレールは連結できます。

もちろんショウキに付属のレールとも接続できますが、先述の通りレールの幅が異なります。

レールにはもちろんゲツエイを載せることが可能。金属パーツのパンタグラフも取り付けました。多少は変形用の分割線はあるものの、一見して変形トイとは思えない完成度です。この大きさで可能な限りの造形が再現されています。こちらは前方。

こちらは後方からの外観。

パッと見では、本物の鉄道模型と見分けがつかないほど緻密に作られています。

側面から見てみました。鉄道模型と言われても見分けがつかないレベルの造形です。とはいえ、鉄道については素人同然なので、お詳しい方にはぜひともコメント欄にて解説をお願いしたいところです。

正面(左)と後方(右)。

天井は特に細かく再現されています。車輪周辺の形状も大変リアルです。

武器「ナイトレーザー」は車両後方に格納できます。

「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」接続用のジョイントは、車体底面に取り付け可能。アニメ劇中のように空中を走る姿を再現することができます。

先に発売したショウキとの大きさの比較はご覧の通り。こうして見るとショウキは結構大きいですね。

車両形態での完成度が高いので、もう少し近寄ってみてみましょう。

今回は運転席の中にフィギュアを座らせることはできません。ショウキに乗せられたのは、おそらく6両が合体した際に、先頭に来る車両だったからなのでしょう。

それにしてもこれ、6両つなげるとかなり長いですよ!?

空調設備周り、でしょうか。空気取り入れ口の数や天井のリベットなど雰囲気抜群です。

車輪周辺にはサスペンションの造形もあります。変形トイとしては、可能な限りのディテールが施されています。

こうして眺めると、本当に鉄道模型にしか見えません!

ダイアクロン版と比較!

こちらは懐かしのダイアクロン版「EF65型ブルートレイン」。形状はものすごく省略されているにも関わらず、しっかりと「ブルートレインだ!」と言えてしまうほど、こちらも特徴をとらえています。

後方は変形したときに足裏になるので実際の車両とは少々形状が異なります。

ちゃんとレールも付属していました。車輪の数は明らかに足りませんが、それでも金属製の車輪でレールの上に置くことに喜びをおぼえたものです。

MPG版「ゲツエイ」(右)との大きさ比較。バランスはダイアクロン版(左)もなかなかいいですね。それにしても、MPGの圧倒的鉄道模型感がすごい。

連結器は、実際にほかの車両と接続できるようになっており、ショウキとの連結が可能です。よくできてますね~。

車両形態では可動ギミックなどはございませんので、そろそろロボットモードへ変形させていきましょう!

トランスフォーム!

それではお待ちかねのトランスフォーム!

まず車両後方を左右に分割。車掌席のパネルを跳ね上げます。

車体後部の一部を下面に折り畳み、外装を前方にスライド移動させます。

車体後部の中身も左右に分割しつつ、車体中ほどのパネルを開き、腰部サイドスカートを形成。

車輪を折りたたみつつ、足首を形成していきます。

車輪はスライドして収納し、両足を形成していきます。

外装で、内部メカ部分を巻き込むように包めば両足の完成です。

続いて上半身の変形。

天井のパネルを開いて胸部を形成。その中には両腕のパーツが詰まっています。

背面側に向きを変え、車両先頭部分を背面に折り畳み、両腕を伸ばします。

両腕を左右に移動し定位置へ。

背中を開いて中からゲツエイの頭部を起こし、背中を閉じます。

この時、車両正面は天に向けます。折りたたんでおいても収まりはいいのですが、これが正式なゲツエイの姿です。

腰部で下半身を前方にスライドさせて、変形完了。

ナイトレーザーを持たせて、ゲツエイのロボットモードが完成です! 

ブルートレインから変形したこともあって、ボディカラーがブルーなのが特徴。トレインボット全般に言えることですが、このすっきりしたシルエットがとてもまとまって見えて、ロボットとしても、とても魅力的です。

ということで、記事前編はここまで! 後編ではロボット形態のレビュー、そして合体形態に変形させてみたいと思います!


【商品情報】

■MPG-02 トレインボットゲツエイ
・メーカー:タカラトミー
・発売中
・メーカー希望小売価格:17,600円(税込)
・対象年齢 15才以上

【泰勇気の出演情報】

・ NETFLIX海外ドラマ「Locke&Key」シーズン1、2配信中(タイラー役)

・ 橘猫工業「ハンドレッドエッジ」PVナレーション

・ YouTubeガンダムベースライブch川口名人のすいプラ」毎週水曜18時配信(アシスタント)

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