東京コミコン2022開幕! 世界最大級のポップ・カルチャーイベントが3年ぶりのリアル開催!! 海外セレブからの喜びのメッセージも!!
「東京コミックコンベンション2022」(以下、「東京コミコン2022」)がついに開幕した。2022年11月25日(金)~27日(日)の3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催中だ。
「東京コミコン」は、アメリカンスタイルをベースとしながらも、テクノロジーとポップ・カルチャーの祭典として、既存のコミック・映画・アニメーションあるいはゲームショーなどのイベントとは一線を画し、革新性と楽しさを共有する空間を創出。ファミリー層から年配の人まで、全世代を通じて楽しめる知的好奇心を刺激するイベントとなっている。
2020年には初のオンライン(TOKYO COMIC CON WORLD)での開催も行われ、新たな進化を遂げており、今年は3年ぶりのリアル開催となる。
本イベントのオフィシャルレポートが到着したので紹介する。
【オフィシャルレポート】
★11:00~盛大なオープニングセレモニー!
今年の東京コミコン2022は、2019年以来の3年ぶりとなるリアル開催での実施となり、ヘイデン・クリステンセン氏、ジェームズ・マカヴォイ氏ら豪華12名もの来日セレブが参加!さらに、アンバサダーに EXILE の AKIRA 氏、PR 大使に東海オンエア氏、メイン MC に米本学仁(たかと)さんと Maria Theresa Gow (マリア・テレサ・ガウ)さんを迎え、東京コミコン2022の開幕を盛りあげました!
本日は、ついにその初日を迎え、盛大なオープニングセレモニーが行われました。まずメインMCである米本学仁さんと Maria Theresa Gow(マリア・テレサ・ガウ)さんが登壇し、東京コミコン PR大使の東海オンエアの皆さんを呼び込みました。普段はカラフルな衣装が多い東海オンエアの皆さんですが、今日は全員「黒」の衣装で、今回の PR 大使就任の喜びと、「早く展示物や物販、アーティストアレイなど、会場内をプライベートタイムにして会場を巡りたい」、「「スパイダーマン」を岡崎で撮影して、逃げ惑う群衆でもいいので僕らを出して欲しい!」、とそれぞれの想いを語りました。そしていよいよセレモニー開始となり、東京コミコン実行委員長の酒井美佐子氏が「皆様となかなか繋がりにくいことが多かったこの3年ですが、本日ついに東京コミコンがリアル開催となりました。新しい関係、これまでの絆を取り戻す「コネクト」が今年のテーマです。皆様どうぞ宜しくお願いします。」と挨拶。続いて東京コミコン名誉特別顧問である伊藤慎太郎衆議院議員が登壇。その後、昨夜の記者会見にも参加した東京コミコン2022アンバサダーの AKIRA 氏が登壇、「単刀直入に、心躍っています!少年時代の心に戻っています。豪華なスーパースターが集結するだけでなく、今年のテーマ「コネクト」は新たな発見・出会いにもつながりますので、東京コミコン完全復活を願って盛大に盛り上げます!昨夜の記者会見も参加しましたが夢の空間でした。「コネクト」のもう1つのテーマは「夢の空間」ではないでしょうか!」とアンバサダーとしての意気込みと、ご自身もワクワクされている想いを語りました。
そしてついに豪華来日セレブの登場となり、1人登壇する度に客席からは大きな拍手が湧きました。来日セレブの皆さんからのコメントは以下の通りです。
マイケル・パレ氏「こんにちは東京コミコン!これまで仕事してきた中で一番嬉しいかもしれない、ありがとう!」
ヴァーノン・ウェルズ氏:「招待して下さってありがとう。私の仕事のハイライトの1つになるでしょう!」
ダニエル・ローガン氏:「久しぶりに東京コミコンに来られてとても嬉しい」
ジョセフ・クイン氏:「アメイジング!」
ジェイミー・キャンベル・バウアー氏:「みんなに会えてうれしい、ありがとう!」
アンディ・サーキス氏:「10年ぶりの来日、凄く嬉しい、みんな楽しんでね!」
カレン・ギラン氏:「こんにちは、ありがとう!」
アンソニー・ダニエルズ氏「みなさん、こんにちは。ここに居られてとても嬉しい。もちろん We will be with you!」
ヘイデン・クリステンセン氏:「東京に戻って来れて嬉しい!幸せだ!」
イアン・マクダーミド氏:「ダークサイドからこんにちは!」
ジェームズ・マカヴォイ氏「招待有難う!たくさんの人に会いたいのでよろしく!」
クリストファー・ロイド氏「凄く嬉しい、ここに来られて光栄です!」
豪華来日セレブの挨拶が終わり、東京コミコン名誉特別顧問である伊藤慎太郎衆議院議員による「開会宣言」が行われました。伊藤氏は「只今より、3年もの間、待ちに待ったリアル開催となる東京コミコン2022の開催を宣言いたします!」と述べ、会場から割れんばかりの拍手が巻き起こりました。
続いて東京コミコンのオープニングセレモニー恒例となった鏡割りとなったのですが、急遽あの マーベル・コミック編集長の C.B. セブルスキー氏がサプライズ登壇!「お久しぶりですね、みんな元気ですか?You Love MARVEL.MARVEL love Japan! この週末楽しんでね!」と流ちょうな日本語を交えた挨拶をして会場を沸かせました。
その後ステージ上に並ぶ6個の樽を登壇者全員で「よいしょ、よいしょ、よいしょ~!」の掛け声で一斉に鏡割りが行われました。
最後に MC の米本さんから「東京コミコン2022は盛りだくさんの内容なので、皆さんくまなくお楽しみ下さい!」のコメントでオープニングセレモニーは終了しました。
★13:50~セレブ・ステージ:アンディ・サーキス
午後には「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズゴラム役や「ブラックパンサー」ユリシーズ・クロウ役で有名なアンディ・サーキス氏を迎えてのステージ。アンディ・サーキス氏は登壇早々スタッフが着ていた「ロード・オブ・ザ・リング」の T シャツを見つけて、いきなりゴラムの声を生実演!客席を大いに沸かせました。その後トークセッションへと移り、以下のような貴重なエピソードを語って頂けました。
・「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム役に関するエピソード:
「最初は声だけの出演と思っていたら、監督のピーター・ジャクソンが新しい技術を試す、ということでモーションキャプチャーもやることになったんです。1999年から演じ始めてピーター・ジャクソンが私の演技を撮影し、その動きを元にアニメーターが絵を描き起こす作業を当時はしていました。のちに「キングコング」などモーションキャプチャーもどんどん進化していって、今ではどの作品でもモーションキャプチャーが使われるようになっています。
・通常の俳優と、モーションキャプチャー俳優での違い
「プロセスは同じですが、モーションキャプチャーだとそのキャラクターに精神的に入り込むような演技をします。」
・監督作「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」での俳優へのアドバイス
「ヴェノム役のトム・ハーディには、ヴェノムを撮影現場のどこかに置いて演技するのではなく、自分の中にイマジネーションを膨らませて演じるアドバイスをしました。カーネイジ役のウッディ・ハレルソンには、ヴェノムの声をどのように表現するか、メンタル的な面からアドバイスしました。」
・MARVEL、「スター・ウォーズ」、DC それぞれの魅力
「たくさんの作品や物語に関われて本当に私はラッキーです。それぞれに世界感があり、それを行き来できるのは本当に素晴らしい事です。DC はどこかダークさがありつつもエモーショナルな面がある。「スター・ウォーズ」については私はラッキーにも2つのキャラクターを演じられた。オペラのような「スター・ウォーズ」の世界で光と闇、正反対のキャラクターを演じられてとても良かったです(「キャシアン・アンドー」のキノ・ロイ役と「スター・ウォーズ」シリーズの最高指導者スノーク役)。MARVEL は常にユーモアにあふれています。」
・「スター・ウォーズ」シリーズで2役やっているので、MARVEL でも2役やって欲しい(ファンからの質問)
「「ブラックパンサー」のユリシーズ・クロウは大好きな役。神話的な物語なのでどこかでまた登場するのは無くはないと思うのですが・・・。」
・日本のカルチャーについて
「日本の漫画、アニメが大好きで、日本のモダンアートも好きです。日本人は新しい物語を作るのが得意だと思います。今回4度目の来日なのですが、毎回短期間の滞在なので、ゆっくり来られるときがあれば京都にも行きたいですし、新幹線に乗りたいです!」
・日本のファンについて
「話を聞くときは静かだけど、日本のファンは温かいです。物語もちゃんと心にとめてくれている。さっきも今回来日している12人でランチをした時にそんな話をしたですよ。」
・ドラマと映画の演技アプローチの違いについて
「私にとっては違いはありません。舞台でも映画でも TV 番組でもモーションキャプチャーでも。自分の内なる感情を見つける事、演じる役と自分との共通点を見つける事が重要で、だから役者は常に学びが必要なのです。」
そして最後に「キャシアン・アンドー」のアンディ氏演じるキノ・ロイのセリフ「One Way Out!」に勇気づけられるファンがたくさんいることを知らされたアンディ氏は「One Way Out!」のセリフを迫力の声で実演しました。そして、「最後に私は言いたい、私はとてもラッキー、多くの人に愛されるたくさんの物語の1部になることが出来て。色々なものが変わっても、皆さんのように、中にあるものが変わっていかない人たちもいることを覚えておいて欲しい」というメッセージでステージを締めくくりました。
★15:30~映画「エンド・オブ・ロイヤルティ」完成記念プレミアム・トーク
今もなおファンが多い「ストリート・オブ・ファイヤー」で主人公を演じたマイケル・パレ氏と、「マッドマックス2」のウェズ役や「コマンド―」のベネット役で知られるヴァーノン・ウェルズ氏出演、アーティストとして「エイリアン VS プレデター」や「マンダロリアン」に関わり、「GEHENNA(ゲヘナ)~死の生ける場所~」で監督デビューを飾った片桐裕司監督によるアクション映画最新作「エンド・オブ・ロイヤルティ」の完成を記念したプレミアム・トークショーが、これら3氏を迎えて行われました。映画のお話しはもちろん様々なお話で盛り上がったトークショーでは、マイケル・パレ氏は登壇してすぐさま「僕の顔がポスターには出てないんだよ」と冗談交じりに発言すると、すかさず片桐監督が「このポスターは悪役しか出してないからなんだよ」とフォローし和やかな雰囲気でトークが始まりました。
・本作の製作について:
片桐監督:「予算的にも CG など特殊効果をあまり使わず肉体的アクションだけでやりたかったが、ただそれだけだと予算規模が大きい作品に勝てないので、様々な要素を組み込んでちょっとユニークなアクション映画にしました。キャスティングに関しては、コンタクトが可能な俳優のリストを見た時にマイケル・パレさんの名前を見つけて「ストリート・オブ・ファイヤー」が大好きなので迷わず彼にオファーしました。ヴァーノン・ウェルズさんも私は「コマンド―」で演じた敵役にとても影響されていたので彼にもオファーしました。」
・今回演じた役について:
マイケル・パレ氏:「監督から連絡をもらってスターバックスでコーヒーを飲みながら映画の内容を聞いて色々と話し合いました。今回はハートフルなおじいちゃんの役であまりアクションはしない役なので、普段の75%くらいのテンションで演じたら上手くいきました。監督が書いた脚本が凄く面白く、忠誠心(ロイヤルティ)をとてもユニークに描いています。」
ヴァーノン・ウェルズ氏:「監督とは最初にオンライン打ち合わせをして、リアルで対面したのは撮影現場が初めてだったのですが、私が演じた役がただ闘っているだけでは無く、心の底に何かしっかりした基礎がある男、というのがとても魅力に感じました。
・アクション映画の魅力について:
マイケル・パレ氏:「誰もがヒーローになりたいからアクション映画は世界中で受けるんですよ。アクション映画は共感し易いすですしね。」
ヴァーノン・ウェルズ氏:「マイケルはいつもヒーローで僕はヴィランだけど、やっぱりみんなヒーローが悪役に打ちのめされるところを見たいんだと思います。妻は私の事を「高速道路を車で走っているあなたは極悪」と言ってますが(笑)、悪役を長年演じていると、自分の中に本当に悪いキャラクターがいて、いつか表に出てくるんじゃないかと怖くなる時がありますね。」
片桐監督:「僕の中ではアクション映画はジャッキー・チェン、「マッドマックス2」、「ストリート・オブ・ファイヤー」で終わってるんです。なので今回の映画もちょっと80年代テイストがにじみ出ていると思います。マイケルもヴァーノンも、私がこうして欲しいと思っている演技を何も言わなくてもやってくれる大ベテラン俳優で、そもそも私は昔から彼らのファンだったので、監督として彼らに指示をするのに自分をかなり鼓舞しないといけないのが大変でした。」
・日本について:
ヴァーノン・ウェルズ氏:「日本も、日本の方々も大好きです。みなさんフレンドリーですし、日本はなんたって安全な国です。そして東京コミコンは本当にアメイジングです!みなさんがこのまま映画を大好きでいてくれることが僕らが映画を作り続ける環境を作っているので、これからもそれを続けて欲しいです。」
マイケル・パレ氏:「38年前に「ストリート・オブ・ファイヤー」で来日して京都に行ったのですが、人々の親切さ、そして平和を愛する心に感動した。あと、1000年以上前にからあるお寺にも行ったのですが、きっと日本の方々が昔からずっとここを訪問して参拝している、そんな空気も感じられてとても良かったです。」
明日はいよいよ先行上映会が行われる(チケット販売中!)「エンド・オブ・ロイヤルティ」に是非ご期待ください。
★18:10~セレブ・ステージ:クリストファー・ロイド
夕方には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク役でお馴染みのクリストファー・ロイド氏のステージを実施。
冒頭から両手を大きく広げて満面の笑みで登場したクリストファー・ロイド氏は、トークが始まって最初はイスに座っていたもののすぐに立ち上がり、最後まで立ったままで貴重なお話をしてくれました。
・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の一番好きなシーンについて:
「沢山あるので難しいのですが、「part3」で馬に乗って電車を追いかけるシーンは今でも印象的です。あとは、「part1」の時に最初はマーティー役を別の俳優で撮影していたのですが、6週間たったある日、スピルバーグが深夜1時にみんなを集めて「次からマーティー役はマイケル・J・フォックスが演じる」と言ってみんな驚を驚かせたこともありました。でもそれによって、凄く良い化学反応が起きたのです。」
・日本のファンについて:
「いつも熱狂、共感を見せてくれてうれしい。日本人は誠実でドクやマーティーだけでなく「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のキャストみんなを好きでいてくれています。繰り返し三部作を愛し続けてくれて下さっているので、そのその映画愛に感謝しています。」
・ニューヨーク・コミコンでも会ってハグしたマイケル・J・フォックスについて:
「今でも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のイベントでよく一緒になるのですが、マイケルの事は本当に大好きです。プライベートでもお付き合いしていますし、重い病にも勇敢に立ち向かって、しかもユーモアをもってみんなに笑顔を届け続けている彼は素晴らしいと思います。」
・デロリアンに乗って行きたい時代について:
未来なら500年後。私たちの今の行動が環境や政治などに将来どう影響しているかを見て、現在に戻ってみんなに伝えたいです。過去なら恐竜時代に行って、どうやって文明が築かれて行ったか見てみたいです。
・ご出演の噂がある「マンダロリアン」について、言える範囲で
「なんの話ですか?(笑)。実はとても素敵な撮影を経験しました。嘘ですよ(笑)。あー混乱してきた!私が出ていても出て無くても楽しい作品ですよ(笑)」
とファンが気になる話題にもクリストファー・ロイド氏はユーモアを交えて答えて下さいました。
いよいよ3年ぶりのリアルイベントとして「東京コミコン2022」がいよいよ本日開幕しました!残り2日間も是非ご期待ください!
【イベント情報】
■東京コミコン 2022
名 称: 東京コミックコンベンション 2022 (略称:東京コミコン 2022)
会 期: 2022年11月25日(金)10:00~20:00
26日(土)10:00~20:00
27日(日)10:00~18:00
会 場: 幕張メッセ(〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬 2-1)4 ホール~8 ホール
主 催: 株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会
イベント内容: ・国内外映画、コミックなどの最新情報公開
・企業出展(限定・先行商品の販売、グッズの展示など)
・実際に映画で使用されたプロップや、レアグッズの展示
・最新技術を使った様々なコンテンツの体験
・海外セレブ俳優との交流
・ステージでのライブパフォーマンスのライブ配信
・コスプレイヤーの交流、コンテスト
・漫画家やアニメーターの作品展示や販売、「アーティストアレイ」
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