戸田恵子に神谷浩史も──1月27日公開の映画「金の国 水の国」 監督が語る声優陣の魅力&アフレコ秘話が到着!

1月27日(金)公開の映画「金の国 水の国」について、監督が声優キャスト陣の魅力やアフレコ秘話を語った。

「このマンガがすごい!」で2017年(「金の国 水の国」)・2018年(「マロニエ王国の七人の騎士」)と連続してオンナ編1位を獲得し、別の作品で史上初めて二連覇を達成した唯一の作家・岩本ナオさん。


「金の国 水の国」では、100年断絶している戦争寸前の敵国同士に住む<金の国>のおっとり王女・サーラと、<水の国>の家族思いの貧しい建築士・ナランバヤルが、夫婦を演じるうち本当の恋に落ちていく物語を描く。


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マンガ好きの域を超え映像化希望が殺到したという本作が、待望の映画化。いよいよ今月27日(金)の公開に迫り、マッドハウスの渡邉こと乃監督が、戸田恵子さんや神谷浩史さん、沢城みゆきさん、木村昴さんといった声優陣の魅力やアフレコ秘話を語った。

本予告



監督が語る声優陣の魅力、アフレコ秘話とは


※以下、リリース原文ママで掲載。

100年断絶している2つの国。<金の国>の誰からも相手にされないおっとり王女サーラ(声:浜辺美波)と<水の国>の家族思いの貧しい建築士ナランバヤル(声:賀来賢人)。敵国同士の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることに。深刻な水不足によるサーラの未来を案じたナランバヤルは、戦争寸前の2つの国に国交を開かせようと決意する。お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人の<やさしい嘘>は、国の未来を変えるのか――。


一足早く試写会で本作を鑑賞した観客からは、W主演を務める賀来と浜辺の演技をそれぞれハマり役と絶賛する声が続々!そんな主人公たちをめぐる個性的なキャラクター達を演じるのは、話題作への出演が絶えない超豪華派声優たち。
原作ファンの間でも人気が高いライララ役に沢城みゆき、強面の見た目に反して<金の国>の学者でナランバヤルの立場を理解して協力するジャウハラ役に木村昴、サーラの姉にして<金の国>の第1王女レオポルディーネ役に戸田恵子。そのほかに<金の国>の右大臣ピリパッパ役に茶風林、<水の国>の族長オドゥニ役にてらそままさき、<金の国>の国王ラスタバン3世役に銀河万丈ら、日本を代表する声優陣が集結し、個性豊かなキャラクターに新たな魅力を吹き込んでいる。


原作を愛し、監督に抜擢されたマッドハウスのエースクリエイター・渡邉こと乃は、本作のために集まった声優陣を大絶賛!
サラディーン役の神谷浩史は、「進撃の巨人」リヴァイ役をはじめ、「ONE PIECE」トラファルガー・ローなど、一度は誰もが観たことのある絶大な人気を誇る作品に数々出演。確かな実力を持つ神谷に対しては、まずサラディーンというキャラクターが「原作からしてイケメンの左大臣で、見た目も派手で、背負っているモノも重いので、割と主人公達を食っちゃうキャラクター」として高度な演技を要求される人物であることを挙げた上で、「表面に出ているモノは飄々としているのに、根底に諦めた心がある難しいキャラクターなので、神谷さんにお願いして良かった」と、絶大な信頼を寄せている。<金の国>の左大臣を務めるサラディーンはナランバヤルと意気投合し、無謀ともいえる彼の夢に手を差し伸べることに。国の未来をかけた壮大な計画を前に“2人の揺るがぬ決意”が観客の胸を熱くさせる、ナランバヤルとサラディーンの絶妙な掛け合いは見逃せない!

▲サラディーン


そんな彼のお相手が、サーラの姉であり<金の国>の第1王女レオポルディーネ。戸田が演じるにあたり、渡邉監督は「レオポルディーネは見た目的にも年齢が何歳かな?という感じなんですが、一応20代後半という設定で。初めは威圧感を全面にした演技をしていただいていたんですが、もうちょっと等身大な20代っぽさも入れてもらってアフレコしていただきました。」と演出面でのこだわりを語る。サーラとは打って変わって、華やかで容姿端麗、自信に満ち溢れたどこか冷酷さすら感じせる女性だが、実は誰よりも国の未来を案じていて…という、内に秘めた想いを見事に表現している戸田の熱演も必見だ!

▲王女レオポルディーネ


そして、サラディーンと同じく、陰でサーラやナランバヤルを支えようとするライララ役には、「鬼滅の刃」遊郭編の堕姫役、「ソードアート・オンライン」シノン役など数多くの人気キャラクターを演じてきた沢城みゆき。渡邉監督は、「ライララが年齢不詳なのもありますが、ポジション的にも何歳なのかホントに分からないキャラクターなので、初めは相談して乳母みたいな形で(声を)入れて貰ったんですが、流石にちょっと人物像が透けて見え過ぎるということで、今の声に落ち着いた感じでした。」と制作秘話を明かす。黒衣の護衛であるライララは、口数も少なく表情も全くわからない、謎に満ち溢れたキャラクター。彼女がどんな形でサーラとナランバヤルに関わってくるのか、要注目だ。

▲ライララ

▲ラスタバン3世


「ほとんどの役者さんが『アニメ、見ていました!』という方々だったので、映画になると凄い方々ばかりキャスティングされてグレードが凄い!と思いましたね(笑)」と、レジェンド級声優たちの夢の共演に絶賛の声を寄せる渡邉監督。サラディーンやレオポルディーネ、ライララなどサーラとナランバヤルの壮大な物語に加わるキャラクターたちは、監督が一人一人にこだわりと熱い想いを込め、その熱意に答えるように息を吹き込んだ声優陣たちが完成させた、個性溢れる魅力的な登場人物ばかり。ぜひ彼らの活躍にも注目してほしい!


また、彼らが時にはぶつかり、同じ夢に向かって支えあう熱いドラマ、そして<最高純度のやさしさ>溢れるその結末に2023年あなたはきっと初泣きする――。映画『金の国 水の国』は2023年1月27日(金)全国ロードショー!

【作品情報】
■アニメーション映画「金の国 水の国」
2023年1月27日(金)全国ロードショー
公式サイト: kinnokuni-mizunokuni-movie.jp
公式Twitter: @kinmizu_movie #金の国水の国


<キャスト>
賀来賢人 浜辺美波
戸田恵子 神谷浩史 茶風林 てらそままさき 銀河万丈
木村昴 丸山壮史 沢城みゆき


<原作>
岩本ナオ「金の国 水の国」(小学館フラワーコミックスαスペシャル刊)


<テーマ曲(劇中歌)>
「優しい予感」「Brand New World」「Love Birds」
Vocal:琴音(ビクターエンタテインメント)


<スタッフ>
監督:渡邉こと乃 脚本:坪田 文 音楽:Evan Call

テーマ曲(劇中歌):「優しい予感」「Brand New World」「Love Birds」
Vocal:琴音(ビクターエンタテインメント)
アニメーションプロデューサー:服部優太 キャラクターデザイン:高橋瑞香 美術設定:矢内京子 
美術監督:清水友幸 色彩設計:田中花奈実 撮影監督:尾形拓哉 3DCG監督:田中康隆 板井義隆 特殊効果ディレクター:谷口久美子
編集:木村佳史子 音楽プロデューサー:千陽崇之 鈴木優花 音響監督:清水洋史
アニメーションスーパーバイザー:増原光幸
プロデューサー:谷生俊美 アソシエイトプロデューサー:小布施顕介
アニメーション制作:マッドハウス 
配給:ワーナー・ブラザース映画


(C)岩本ナオ/小学館
(C)「金の国 水の国」製作委員会

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