大豊作の2022年秋クールを制したのは、あの人気シリーズ最新作!「どれがおもしろかった? 2022年秋アニメ人気投票」結果発表

近年稀に見る大豊作だった秋アニメが終了したということで、2022年12月30日~2023年1月13日にかけて、アキバ総研では「どれがおもしろかった? 2022秋アニメ人気投票」を実施した。
頂上決戦を制したのは、どのアニメか!? 結果をご覧あれ!


2876票もの数を集めた「2022秋アニメ人気投票」のTOP10に輝いた作品は、下記の通り。


1位 TIGER & BUNNY 2(パート2) 558票
2位 新米錬金術師の店舗経営 346票
3位 機動戦士ガンダム 水星の魔女(第1クール) 319票
4位 iiiあいすくりん2 170票
4位 宇崎ちゃんは遊びたい!ω 170票
4位 後宮の烏 170票
4位 惑星のさみだれ 170票
8位 恋愛フロップス 144票
9位 悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 141票
10位 不徳のギルド 138票


堂々の1位を飾ったのは、Netflix独占配信の「TIGER & BUNNY 2(パート2)」だった。実に11年ぶりの続編シリーズということもあり期待値が高かったのもあるが、その内容も待ったかいがあった充実ぶり。徐々に力を失っていく虎徹と、ヒーロー生命の危機を迎えたバーナビー。ゴールデンコンビが直面したピンチといったキャラクターのドラマはもちろん、分断される社会や未知のウイルスに混乱してく社会といった具合に非常に時代性を帯びたストーリーとなっていた。骨太なSFアクションアニメたる本作が1位というのは、至極当然といったところである。4月よりNHKで地上波初放送予定なので、まだ観ていないという方はぜひチェックしていただきたい!


2位は「新米錬金術師の店舗経営」。田舎に自分の店舗を構えた新米錬金術師のサラサが、仲間とともにさまざまな経験を経て、社会人として成長していく本作。一見、ゆるふわなファンタジー物かと思いきや、お仕事アニメ的な要素もあったりして、意外と見ごたえのある内容の作品だった。とはいえ、重要なのはキャラクターの魅力。時にかわいく、時にコミカルに描かれるヒロインたちの活躍と、ちょっぴりまぶされたお仕事フレーバー。その塩梅がちょうどよく、ストレスなく楽しむことができた作品である。


3位は、終始話題をよびまくった「ガンダム」シリーズ最新作「機動戦士ガンダム 水星の魔女(第1クール)」。当初は、女の子が主人公、学園が舞台、いきなり百合展開!?とガンダムらしからぬぶっ飛んだ展開に話題が集中したが、徐々に物語は不穏な気配を纏い始めて、最終話Cパートではついに衝撃のあのシーンが! 毎回気になる締めで、次回が気になる作品だったが、まさか第1シーズンの最後にあんなに大きな釣り針が用意されているとは! 4月からスタートする第2シーズンへの期待も含めて、堂々の第3位となった。

驚きなのが、4位だ。なんと4タイトルが横並びでゴールインするという結果になった。


宇崎ちゃんは遊びたい!ω」は、おなじみ先輩が大好きな宇崎ちゃんのかわいい姿を愛でる作品。今回もかわらず宇崎ちゃんはウザくて、かわいらしく描かれており、もはや一種の環境ビデオといっても過言ではない!?


後宮の烏」は同名のファンタジー小説を原作とする作品で、中華風な世界観や上品な音楽など独特の雰囲気が多くのアニメファンの心を掴んだようだ。


惑星のさみだれ」はTOP10で唯一の連続2クール作品。当初は不安定な作画や演出に不安視する意見もあったが、第2クールに入ると徐々に持ち直してきた様子。最終的に半年間見続けてきた視聴者としては、満足のいく内容となっていたのではないだろうか。


変わり種が「iiiあいすくりん2」だ。キッズ向けのショートアニメだが、クレイアニメ風味のかわいいキャラやテンポのいい展開。ナレーションを務める高橋茂雄さん(サバンナ)の癒しボイスなど、ついついクセになる内容だった。

そのほか、8位にはただのハーレムものかと思いきや斜め上の展開を見せて視聴者の度肝を抜いた「恋愛フロップス」。9位には昨今の流行ジャンル「悪役令嬢もの」の作品「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」。10位には、2022年秋クールの紳士枠アニメ「不徳のギルド」(OPテーマ「Never the Fever!!」は名曲!)。本作はTV放送バージョン、配信バージョンなどメディアによって規制が異なっているので、気になる人は見比べてみてはいかがだろうか?

この他にも沢山の作品が放送された2022秋アニメ。11位以下の作品も、ぜひ下記でチェックしていただきたい。

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