【Steam】買い逃しはない? 美少女ゲーからセクシー将棋まで!Steam新作ゲーム2月発売この3本!
アキバ総研をご覧の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ゲーム買いすぎちゃう系ライターの百壁ネロでございます。3月に入ったとはいえ、まだ寒い日が続いていますが、皆さま、体調を崩されたりはしていませんでしょうか。寒い日はやはり、あたたかい家の中でのんびりゲームを遊ぶというのが最高なのではないかと思う筆者なのですが、今回は1月から2月にリリースされた新作のSteamゲームの中から、おうち時間にぴったりなオススメのインディータイトルを厳選してご紹介していきたいと思います。
1,ゲーセンの“アレ”が家で遊べる! お菓子をすくって落とすプッシャーゲーム「スイーツプッシャーフレンズ」
- 「スイーツプッシャーフレンズ」(STP WORKS)
- ジャンル:アクション
- 2023年2月10日発売
- 価格:430円(2023年2月24日時点)
- コピーライト:(C) 2023 STP WORKS
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「スイーツプッシャーフレンズ」は、オンライン協力型のプッシャーゲームです。本作を手がけたSTP WORKSは、過去作として、メダルゲームをテーマにした「古銭プッシャーフレンズ」や、スマートボールをテーマにした「マーブルボールフレンズ」を開発したゲーム会社ですが、今作「スイーツプッシャーフレンズ」は、ゲームセンターでよく見かける、お菓子をクレーンですくって穴に落としてゲットする“アレ”がテーマの作品となっています。ビジュルを見れば「ああ、アレね!」となる方も多いはず。そして、一度は遊んだことがあるという方もかなり多いのではないかと思います。
本作のルールは非常に単純明快。クレーンを操作してレーンを流れるさまざまなお菓子をすくい上げ、目の前のテーブルに落下させて自動で往復するプッシャーで押し、自分の箱に落下させて獲得すれば成功というもの。ボタンひとつという簡単操作で、さらに基本的な遊び方はゲーセンのアレとまったく同じなので、誰でも直感的に遊べるゲームになっています。
なお、クレーンを動かすためにはゲーム内のお金を消費します。そしてお菓子をうまくゲットできれば、本物のお菓子が手に入る……とうれしいのですが、もちろんそんなことはなく、その代わりにお菓子の種類に応じたゲーム内のお金が獲得できる仕組みになっています。クレーンを操作してお菓子をたくさん落とし、お金をどんどん増やしていくというのが、本作の大きな目的となります。
これだけでもかなり夢中になってしまう本作ですが、その面白さをさらに加速させるのが最大4人でのマルチプレイ。本作は自動マッチと、フレンドとだけで一緒にプレイできるフレンドマッチがあり、好みのプレイスタイルで楽しむことが可能となっており、ソロプレイとは異なる体験を味わうことができます。
お菓子は10個獲得ごとにレベルが上昇していき、お菓子を落とした際の獲得金額が増加します。つまり、遊べば遊ぶほど、どんどん金額が上がっていくという仕組み。お菓子の種類は20種類以上あるので、集める楽しさも味わえます。ちなみにお菓子はすべてゲームオリジナルのものとなっていますが、それぞれどこかで見たことがあるようなデザインになっており、ノスタルジーを刺激されます。お菓子一覧を眺めているだけで、駄菓子屋さんに行きたくなってしまうかもしれません。
台の上にのせたお菓子が、プッシャーに押されて台の横からポロッと落下してしまうあの悔しさなどを含めて、アーケードの筐体の感覚がうまく再現されている本作ですが、ゲーセンではないバーチャルなゲームならではの要素も多く含まれています。そのひとつが「ミニゲーム」。これは、お菓子に紛れて流れてくる「?の箱」を獲得した際にランダムに発生するイベントで、クリアするとさまざまな報酬が得られるもの。剣を装着したアームで大量の風船を割ったり、お菓子が流れるレーンを暴走する車を破壊したりといった、通常のお菓子すくいとはまったく違ったミニゲームが多数用意されており、通常のお菓子すくいとは異なるプレイ感が楽しめます。マルチプレイ時にはプレイヤー全員での参加となるので、みんなで協力してクリアを目指しましょう。
誰でも一度は見たことがあるゲームセンターの“アレ”を、マルチプレイで思う存分楽しめる「スイーツプッシャーフレンズ」。緩くのんびり楽しめるゲーム性に加えて、ワンコイン以下というお手頃価格も魅力的。気になる方はぜひ実際にプレイして、お菓子を心ゆくまですくいまくってみてください。
2,2人の美少女を切り替えながら不思議の国を大冒険! ポップでキュートな探索アクション「アリス・エスケイプト!」
- 「アリス・エスケイプト!」(illuCalab)
- ジャンル:アクション
- 2023年1月28日発売
- 価格:1,980円(2023年2月24日時点)
- コピーライト:(C) 2023 illuCalab
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世界中で愛されている童話、「不思議の国のアリス」。原作の本を読んだことがある方や、映画・アニメを見たことがある方もかなり多いのではないでしょうか。マンガやゲームのモチーフにされることも非常に多い名作中の名作ですが、ご紹介する「アリス・エスケイプト!」もまた、そんな不思議の国のアリスをモチーフにしたタイトルです。
「アリス・エスケイプト!」は、世界的に有名な児童小説「不思議の国のアリス」をモチーフにした横スクロールアクションゲームです。色鮮やかなグラフィックとかわいらしいキャラクターが特徴的な本作ですが、まずはストーリーをご紹介しましょう。
本作の主人公は、「うさだ」と「コトラ」という2人の少女。夏休みの課題を終わらせるために図書館で勉強を頑張っていた2人は、たまたま見つけた古い本を開き、本の世界に吸い込まれてしまいます。
目覚めるとそこは、見たこともない生き物がいっぱいで、魔法が使える不思議な世界。本に記されていた「アリスを探して」という謎めいたメッセージにヒントがあるはずだと考えた2人は、元の世界に戻るため、アリス探しを始めるのでした……というのが本作のあらすじ。
童話を思わせるようなメルヘンチックな導入と、明るくちょっとおバカなうさだと真面目で冷静なコトラという対照的な主人公2人がかわいらしく、グッと心をひきつけられます。
2人が冒険する舞台は、多数のエリアがつながって構成された広大なステージとなっています。プレイヤーは自分の好きな場所から自由に探索を進めることができますが、なかには特定のスキルやアイテムを持っていなければ先に進めない場所もあるという、いわゆる「メトロイドヴァニア」系の作りになっています。自キャラはもちろん敵も背景もすべてがかわいらしく、探索していてワクワクが止まらなくなること必至です。
そんな本作最大の特徴は、ずばり「ツープラトンアクション」。これは簡単に言えば2人のキャラクターを切り替えるシステムのことで、巨大ハンマーによる近接攻撃が得意なうさだと、サブマシンガンやボムによる遠距離攻撃が得意なコトラをうまく使い分けることが本作攻略のキモとなっているのです。遠くから厄介な攻撃をしてくる敵にはコトラで銃撃をし、多数の敵がわらわらと襲ってきた際はうさだのハンマーで無双する…といった具合に、状況に応じてキャラを切り替えていくこのシステムが、探索アクションに巧みにメリハリをつけています。
「不思議の国のアリス」をモチーフにしている本作には、ドードー鳥やハンプティ・ダンプティ、チェシャ猫など、原作でもおなじみのキャラクターたちがボスとして登場します。飛びながら爆弾を投げてきたり、大波を起こしたりとボスは多彩な攻撃方法で翻弄してきますが、そんなボスとのバトルはタイマンバトルとなります。ボスにはシールドゲージというものがあり、これを削りきるまではダメージを与えられず、緊張感と歯ごたえのあるバトルが楽しめます。
さらに本作には、キャラクターの成長要素としてスキルツリーが実装されています。広大なフィールドで発見したクリスタルを消費することで、武器の強化や新たな技の解放、ステータスの上昇など、さまざまな恩恵を受けられるため、寄り道をしつつマップの隅々までくまなく探索することが本作攻略のコツ。変わり種としては、フィールド上に存在するキャラクターとの会話イベントで役に立つ「説得スキル」なんてものも存在します。
会話イベントがあると言うとアドベンチャーゲーム風に思えますが、なんと本作はマルチエンディングが採用されていたりもします。じっくり楽しめる探索アクション要素に、RPG風の成長要素、そして会話イベントやマルチエンディングといったアドベンチャー風の要素が加わった本作は、一度で三度おいしい作品と呼べるかもしれません。
不思議の国のアリスをテーマにしたポップでキュートなグラフィックと、キャラを切り替えて進むユニークなアクション、そしてスキルツリーやマルチエンディングといったやりこみ要素が魅力的な「アリス・エスケイプト!」。カジュアル、ノーマル、ハードコアの3段階の難易度が用意されており、アクション初心者から熟練者まで楽しめる作品となっています。気になる方はぜひ、2人の少女と一緒に不思議な世界の冒険へ繰り出してみてください。
3,君はコスプレイヤーのおねだりに耐えられるか!? ちょっとオトナな将棋ゲーム「教えて おねだり将棋」
- 「教えて おねだり将棋」(株式会社シルバースタージャパン, mebius.)
- ジャンル:ボードゲーム
- 2023年2月1日発売
- 価格:990円(2023年2月24日時点)
- コピーライト:(C) 2023 株式会社シルバースタージャパン, mebius
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皆さまは将棋を指したことはありますでしょうか? 筆者はその昔、幼少期に父から将棋のルールを教えてもらった覚えがあるのですが、それから数十年たった今もなお、駒の動かし方にちょっと自信がありません。ご紹介する「教えて おねだり将棋」は、そんな将棋をテーマにした、ちょっと風変わりなタイトルです。
「教えて おねだり将棋」は、銀星囲碁や銀星将棋を手がけるシルバースタージャパンが開発した、ちょっぴりオトナな将棋ゲーム。ゲーム内に頻繁に登場する実写の女性たちがとにかく目を引く本作は、何を隠そう、世界初の「コスプレイヤーに将棋を教えるゲーム」なのです! ……ちょっと何を言ってるのかわからないかもしれませんが、順を追ってご説明していきますのでご安心を。
ゲームを開始するとまず、プレイヤーの目の前には3人のコスプレイヤーさんが現れます。3月4日生まれ、身長149センチ、好きなものはゲーム・アニメ・観劇・お菓子作りという「さとう愛理」さん、1月18日生まれ、身長164センチ、好きなものはコスプレとおすしとチョコレートという「花宮いのり」さん、そして1月5日生まれ、身長165センチ、好きなものはうさぎ・いちご・ピンク・アイドル・チョコレート・すしという「兎乃結衣」さん。そんなビジュアルも個性も異なる3人のコスプレイヤーさんから、対局相手をひとり選びましょう。ちなみにそのあとはコスプレイヤーさんの衣装を選択するのですが、記事執筆時点ではDLCが未発売となっているため、この時点では初期衣装のみしか選択ができませんでした。
手番を決めたらいよいよ対局開始! ゲーム画面は左側に将棋の盤面が表示され、右側にコスプレイヤーさんが表示される構成となっています。比率は、4対6ぐらいでコスプレイヤーさんの表示領域のほうが広く、将棋盤よりコスプレイヤーさんがメイン気味ということで、将棋ゲームとしてかなりトガッた作りになっているな、とひしひし感じます……!
ちなみに、コスプレイヤーさんはボイスも付いており、対局中も要所でセリフをしゃべって、試合を盛り上げてくれます。「将棋って静かに黙って指すものなのでは……?」という凝り固まった常識は、この際、捨ててしまいましょう!
対局は交互に駒を動かしていく、意外なほど(?)一般的な将棋の形となっています。王将と金将以外の駒は条件を満たせば成ることができたり、取った相手の駒は自分の駒として好きな位置に置くことができたりといったルールも、一般的な将棋と同じ。何を指しても王手がくつがえらない“詰み”の状況に相手を追いやるか、または自分が追いやられた時点で勝敗が確定し、終局となります。
そんな本作ですが、「ヒント機能」というものが実装されています。これは、プレイヤーが手番で一定時間駒を動かさないと、ヒントとして候補手の矢印が表示される機能。オフにすることもできますが、将棋にあまり詳しくない、自信がないプレイヤーにはうれしい機能です。
さて、ここまでは比較的オーソドックスな将棋ゲームですが、ここからが「おねだり将棋」の本領発揮。
対局相手であるコスプレイヤーさんは、自分がピンチになるとプレイヤーに対して「おねだり」をしてくるのです。そのおねだりとは、手番を2手戻す「待った」と、対戦相手の次の手をプレイヤーが考えてあげる「ヒント」の2種類。おねだりは却下することもできますが、承認するとコスプレイヤーさんの「好感度」が上昇します。
「好感度」と言うとなんだかギャルゲーのようですが、この好感度によって、対局終了後にギャラリーの画像がアンロックされるというご褒美要素があるのです。しかも、このご褒美画像、ちょっとキワドいものもあったりなかったり……。おねだりを却下して勝利へと突き進むか、それともおねだりを受け入れてコスプレイヤーさんを有利にさせてあげるか? この究極の選択による葛藤が、ある意味、本作の神髄であり醍醐味なのですが、このゲームにおける勝利を「ご褒美画像をたくさん見ること」とするならば、おねだりを積極的に受け入れることこそ、真の勝利なのかもしれません。さらに言えば、おねだりを全承認しつつ対局にも勝つ、というのが最も理想的なゴールかもしれません……。
コスプレイヤーさんの写真は、思わずドキッとしてしまうようなポーズやアングルも多いのですが、そんなちょっとオトナな雰囲気漂う本作ならではの機能が、ずばり「緊急回避画面」。おねだり将棋の対局中、もしも誰かが自分に近づいてくる気配がしたときは、BackSpaceキーを押すと、対局画面を隠すフェイク画像が瞬時に表示されるのです。これで仕事中の対局も安心……いえいえ、仕事中はしっかりお仕事をして、おねだり将棋は自宅や休憩時間に楽しみましょう!
オーソドックスなスタイルの将棋ゲームに、コスプレイヤーのおねだり&好感度というユニークなシステムが融合し、唯一無二の作品となった「教えて おねだり将棋」。相手CPUの強さも強すぎず、さらにヒント機能や対局中に一度だけ使える「まった」などさまざまなサポート要素もあるため、将棋初心者の練習としてもオススメできます。ぜひ気になる方は本作をプレイして、コスプレイヤーさんたちのおねだりに翻弄される感覚を味わってみてください。
新作のオススメSteamタイトル、気になるものはあった?
というわけで、Steamのオススメ新作タイトルをご紹介しました。 今回はゲーセン風プッシャーゲーム、横スクロールアクションゲーム、そしてちょっと変わり種の将棋ゲームという、バラエティ豊かなラインアップをご紹介しました。3月に入ったとはいうえ、まだ寒い日もあります。今回ご紹介したゲームでぜひゆっくりのんびり遊んで、乗り切っていきましょう!
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