「レインボーシックス シージ」Year8 Season1“Commanding Force”プレイレポート 新オペレーター「BRAVA」とハック能力を持つドローンが戦況を大きく変える!
「レインボーシックス シージ」の次期アップデート、Year8 Season1“Commanding Force”が2023年3月7日にローンチされる。本シーズンでは、新たな攻撃オペレーター「BRAVA」の追加や、ゲームシステムの刷新、そして初心者に寄り添った新たなシステムなど、今までのシージの環境を大きく変えるようなコンテンツが目白押し。ローンチに先駆けて行われた先行体験会にて、プレイする機会を得たので、今回はその様子をお届けする。
防衛用ガジェットを”乗っ取る”強力な新オペレーター「BRAVA」
本シーズンの1番の注目ポイントは、ブラジル出身の新オペレーター「BRAVA」の登場だ。アーマー1、スピード3のオペレーターで、メインウェポンには「PARA-308」と「CAMRS」、サブウェポンには、「SUPER SHORTY」と「USP40」を装備可能。メイン武器はクセがなく、サブにはショットガンが持てるなどと装備面ではかなり優秀である。
そして最大の強みは、固有ガジェットである「クラッジドローン」だ。通常のドローンのような動きで敵地に忍び込むことができ、相手の防衛ガジェットを奪うことができるという、考えただけで非常に恐ろしい能力を持つガジェットだ。
通常のドローンを改造し、ガジェットを奪うためのビームを出す砲台を積み込んでいる
どのように防衛ガジェットを奪うかというと、ドローンにて防衛ガジェットに近づき、砲台からビームを射出すると、数秒後に奪うことができる。奪われたガジェットは、使用も回収もできなくなることはおろか、BRAVAのスマホからガジェットを操作可能となり、防衛側に牙をむいてくる。たとえば、「KAPKAN」の固有ガジェット「EDD MK2」は本来、設置した場所の足元を”攻撃側”が通った時のみ、爆破する非常に強力なガジェットだが、クラッジドローンに奪われてしまうと、“防衛側”が通った時に爆破される恐ろしいトラップに様変わり。設置したKAPKAN自身がそのトラップにうっかりひっかかってしまった日には目も当てられないだろう……。
ほかにも、「MAESTRO」の「イーヴィルアイ」や、「VALKYRIE」の「ブラックアイ」などの強力なカメラ系ガジェットが奪われたら、敵がどこを警戒しているかが丸わかりで、情報が筒抜けとなってしまう。装置の周辺に投げられたグレネードを破壊するJAGERの「ADS」や、装置の近くにいる相手を検知して足を遅くするMELUSIの「バンシーソニックディフェンス」などは、奪われた時点で防衛拠点が罠だらけとなり、一気に形成が逆転する可能性も高い。
用意された数々の防衛側ガジェットが奪われる様子。小さいのに恐ろしいポテンシャルを秘めている
“防衛側は複数のガジェットを使いこなし、敵の侵入・攻撃を阻止する拠点を作り出す”という今までのシージの戦術たちを一気に崩してしまう可能性を持つこの「クラッジドローン」だが、あくまでドローンなので、今までのドローン対策で十分に対抗は可能。周囲の攻撃側の電子機器を使用不可にする「MUTE」の「シグナルディスラプター」は最も一般的な対抗策で、ドローンの経路を読んだ設置が攻略とカギとなるだろう。また、前シーズンに追加された「SOLIS」の「エレクトロセンサー」でドローンの位置を把握し、破壊するのも有効だ。
ハックされたガジェットは赤く光るので、1つひとつのガジェットを注意深く観察するのも対策のひとつだ
もし、ドローンを見つけたら「MOZZIE」の「ペストランチャー」をドローンに当て、ドローンを奪ってみるのもかなり有効な対抗策だ。防衛側のものになった「クラッジドローン」は、逆に攻撃側のガジェットを奪うことが可能で、さらなる混乱を巻き起こすことができる。このような電子機器の奪い合いに疲れたなら、「FROST」や「MIRA」といった電子機器を持たないオペレーターを使用し、「クラッジドローン」の妨害の隙を与えなくすることも手段のひとつとなるだろう。
リロードシステムの刷新でゲームシステム面でも大きな変化を迎える
本シーズンのローンチによって、ゲームが大きな変化を迎えたことを再認識させるのは「BRAVA」の登場だけではない。従来のリロードのシステムが刷新されることとなった影響も大きい。リロード中に別の動きをするとリロードがキャンセルされ、弾が残った状態になる「リロードキャンセル」という機能が存在したが、本シーズンからは本物の銃のように、マガジンを取り外すと、残りの弾数が銃本体に入っている1発のみとなり、次のマガジンが入るまで、弾が補充されない仕組みになる。これによって、今までよりもリロードのリスクが高まり、撃ち合いの駆け引きに変化が生まれ、戦闘に緊張感がより生まれやすくなったのだ。
また、武器に装着することで反動抑制などの効果を図るアタッチメントの数値に調整が入り、発砲時のブレを抑える「マズルブレーキ」、射撃時の左右の反動を抑える「コンペンセイター」が強化されることとなった。リロードシステムの刷新に加えアタッチメントも調整することで、一度の撃ち合いの重要性は一気に高まり、アタッチメントを選ぶ手もより慎重になるだろう。
「マズルブレーキ」は中心に戻る速度が50%上昇、「コンペンセイター」は、左右のブレが35%減る。これだけでも熟練プレイヤーとしてはかなり大きな変化なのではないだろうか
迷惑プレイヤーには制裁を! アンチチートシステム&評価ペナルティアップグレード
本シーズンでは、オンラインゲームの悩みの種であるチート行為や、暴言などを行うプレイヤーに対してのペナルティもさらに対策を強化されると発表されている。たとえば、コンシューマー機にマウスをつないで操作する「マウサー」対策には、ユービーアイソフト独自の技術に基づく「マウス・トラップ」にて、マウスの操作だと判断したプレイヤーに対して入力遅延を施すシステムを導入する。
また、暴言や倫理に反する発言などをするプレイヤーにもしっかりと対応し、今までの評価システムをさらにアップグレード、不適切な発言だと認識されたプレイヤーには、警告が送られ、それでもなお守らなかった場合、マッチ中にチャットが使えず、デフォルトでミュート状態となる。解除するためには何戦もプレイしなければならないため、マッチ中での不適切な発言をする人が減っていくような仕組みだ。このようなアンチチートと、ペナルティ機能の変化によって、戦いがさらにフェアになっていくことが予想できる。
楽しめるのは熟練プレイヤーだけではない! 初心者も楽しめる新システム「ニューカマー・チャレンジ」導入
「BRAVA」の追加や、ゲームシステムの変更など、よりハードで慎重な戦いになることが予想される本シーズンだが、初心者がゲームに気軽に参加しやすくなる新システムも導入される。
本シーズンからは、今までの初心者向けチュートリアルに加え、「ニューカマー・チャレンジ」なる新システムが導入される。これは所有しているオペレーターの戦術を指南するタスクをこなすことで、報酬を得られるというもので、なかには、所有するオペレーターの持つ専門分野の他オペレーターを解除できるという報酬もある。たとえば今回追加される「BRAVA」の専門分野は「アンチガジェット」「インテル」なので、タスクをクリアした場合はそのどちらかを専門分野に持つオペレーターが報酬として解除可能となる。
これによって、より初心者の戦術への理解度が高まるほか、オペレーターの解除も今まで以上に早くなり、戦術を理解すればするほどたくさんのオペレーターが使えるようになることで、初心者のモチベーション持続にもつながることが期待できる。最終的にはプレイヤーの習熟度もかなりのものになる、というシステムだ。
上記の迷惑プレイヤー対策に加え、初心者プレイヤーにもしっかりと救いの手を差し伸べてくれるので、本シーズンの「シージ」は今まで以上に安全で安心に遊べることは間違いない。今まで入りづらいと思っていたプレイヤーも本シーズンを機にぜひプレイしてみていただきたい。
初心者も熟練者もガッツリ楽しめそうなYear8 Season1、「シージ」も8年目を迎えてさらに盛り上がっていく!
今までの「レインボーシックス シージ」での戦い方を大きく変える新オペレーターの登場や、システムの刷新だけでなく、初心者も楽しめる新システムの導入など、誰でもゲームを楽しめるようになりそうなシーズンとなりそうな「Year8 Season1“Commanding Force”」。
今回紹介した内容はこちらでも確認できる(日本語字幕付き)
8年目に入り、現在もサービスを継続しているFPSの中でもご長寿タイトルになってきた本作だが、世界大会「Six Invitational」が2023年2月7日から開催されるなど、まだまだプレイヤーの熱量が高いうえ、本シーズンによってさらなる盛り上がりを見せることは必至。公式サイトでは、今後のロードマップも公開されているが、新要素の追加以外にも魅力的なコンテンツがいくつも予定されているので、気になる方はそちらもぜひチェックしてほしい。「Year8 Season1“Commanding Force”」は、2023年3月7日より実装予定。今後の「シージ」も絶対に見逃せなくなるシーズンとなっているぞ!
Text:はらう
- ■商品情報
- 「レインボーシックス シージ デラックスエディション」 3,960円 (税込)
- ※デラックスエディションには「レインボーシックス シージ」の基本ゲームとすべてのYEAR 1、2のオペレーターが含まれます。
- 公式サイト: #
- プラットフォーム:PlayStation5、Xbox series X|S、PlayStation4、Xbox One、PC (ダウンロード版のみ)
- ジャンル: タクティカルシューター
- プレイ人数: オフライン 1人、オンライン 2~10人
- CERO: D
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