【インタビュー】ゲームの壮大な世界観を歌い上げる、早見沙織の新曲「Stacice」。初のハイレゾ化も!

アーティストデビュー5周年イヤーに突入した早見沙織が、2ndアルバム「JUNCTION」以来、1年ぶりとなる新曲「Statice」をリリースする。ゲーム「無双OROCHI3 Ultimate」の主題歌として制作されたこの曲は、彼女自身が演じる女神ガイアの視点でゲームの世界を表現した、壮大なナンバー。また、来年3月には、ミニアルバム「シスターシティーズ」のリリースも決定。充実の音楽活動を展開しているはやみんに話を聞いた!

キャラソンをたくさん歌った「CHARACTERS」は、メモリアルなライブになりました


──まずは、10月に開催された「早見沙織 Special Live 2019 ”CHARACTERS”」のご感想からお聞かせください。どのようなライブになりましたか?

早見 大阪と東京、各1日ずつというスペシャルなライブであり、今まで歌ってきたキャラクターソングを改めて披露するということで、メモリアルな内容になりました。ソロの曲もアニメタイアップ曲がほとんどで、普段とはまったく違うセットリストが新鮮でした。キャラクターソングは、私、こんなに歌ってきたんだと思うくらいたくさんあって、その中から心をこめて歌う曲を選んでいきました。

──ライブ本編の最後の曲は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のエンディングテーマ「secret base~君がくれたもの~(10 years after Ver.)」でした。この曲のアレンジ、大好きなんです。

早見 曲調的にも歌詞の内容的にも締めくくりみたいな雰囲気がある曲なので、本編のラストに持ってきました。歌詞に出てくる「10年後の8月」がかなり近づいてきたので、感慨深いですね。

──「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の放送は2011年の春で、来年で満9年になるんですよね。

早見 時の流れって早いですよね。共演したキャストのみなさんと顔を合わせると、「もうすぐ10年になるんだね」とよく話をしています。

──「CHARACTERS」のセットリストの中で、もっとも古い曲はなんですか?

早見 ダブルアンコールで歌った「この世界がいつかは」です。TVアニメ「桃華月憚」(2007年放送)のエンディングテーマなので、歌っていたのは15歳のときですね。


──ヒロインの川壁桃花を演じて、早見さんのアニメデビュー作となった作品ですね。「この世界がいつかは」は桃花名義の曲です。

早見 はい、私にとってはスタジオでレコーディングした、最初の曲になります。今回久々に歌ってみて、本当に感慨深かったですね。「この世界がいつかは」だけでなく、どのキャラクターソングも、レコーディングした当時のことをよく覚えていて、歌っているとその頃の情景がありありと思い浮かびました。

──「CHARACTERS」のライブは、アーティストデビュー5周年イヤーの企画の第1弾ととらえていいのでしょうか?

早見 はい。5周年イヤーのさきがけのような形で「CHARACTERS」があって、2020年8月の満5年に向けて、この先いろいろな展開を考えています。

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