【ガンプラ製作にあると便利!】机もカッターもこれで無傷に! おすすめカッティングマット4選!

こんにちは、カリヤスです! 「The工具道!」第10回となる今回は、オススメのカッティングマットをご紹介&レビューしたいと思います!

皆さんは普段プラモを製作する時、机に何を敷いて作業していますか? 新聞紙やプラモの空き箱? それとも、何も敷かない派?

そんな皆さんには、ぜひカッティングマット(カッターマット)の使用をオススメします!

今回ご紹介するカッティングマットは4点。サイズやデザインもいろいろあるので、製作環境に合わせて好みの物を選ぼう!

カッティングマットを使うメリット

そもそも、カッティングマットって必要なの?と思う方もいるかもしれませんが、やはりモデラーならひとつは持っておくべきツールのひとつです。デザインナイフやカッターを使う場合はもちろん、使わない場合でも、塗装、接着、改造などをする際も、絶対にあったほうが便利。以下、メリットをあげていきます!

1 刃物を使うなら必須

その名の通り、カッターやデザインナイフを使って作業するならカッティングマットは必須です。弾性のあるゴム、樹脂系素材のおかげで、刃先を傷めずに快適に作業ができますし、印刷されたテンプレートを活用すれば、定規を使わずにパーツの長さを測ったり、マスキングテープやプラ板をきれいに切り出せるので大変便利です!

2 汚れを防止する

接着剤や塗料を使って製作する場合、汚れ防止のためにプラモの空き箱や説明書、新聞紙を敷いてその上で作業するモデラーは多いと思います。しかし、これだと多少の汚れは防げますが、想定外のハプニングには対応できないのです。

というのも、私カリヤスも初心者の頃は説明書を敷いて作業をしていたのですが、ある日油断して流し込み接着剤のビンを倒してしまい……

中身が全部流出し、薄い紙の説明書から染み出した接着剤で机がビチャビチャに。あわててティッシュで拭き取りましたが、机の表面が剥がれてよけい悲惨なことに……。これがキッカケで後述するタミヤのカッティングマットを買ったわけですが、この痕跡を見るたびに、もっと早く買っておけばよかったと後悔しています(泣)。

3 粘土やエポキシパテを使う際にもオススメ

ジオラマで使う粘土や、改造用のエポキシパテ(固まるとカチカチになるタイプ)をこねる時にも活用できます!

メリットを理解したところで、さっそくオススメのカッティングマットを見ていきましょう!

オススメのカッティングマット4選

・1 タミヤ カッティングマット(A3サイズ) 


サイズ:32×45cm

厚さ:2mm

価格: 1,760円(税込)

私が愛用しているカッティングマットで、当連載の動画にいつも登場しています。A3用紙よりもひと回り大きいので、大型の模型を作る際も安心。硬質素材を軟質素材で挟み込んだ3層構造を採用しているので柔軟性と耐久性のバランスもよく、テンプレートも充実しています!

裏面

比較的薄めで柔軟性があり、マスキングテープもサクッと切り出すことができました。ゴムっぽい独特の臭いはあるものの、サイズが大きくテンプレートもいろいろあるので、ジオラマなどを作りたいという方には最適と言えるでしょう!

ちなみに、タミヤからはほかにもA4、A5、A3ハーフサイズのサイズ違いや、ブルー、ベージュの色違いのカッティングマットが発売されていますので、気になった方は公式サイトをチェックしてみてくださいね!

・2 ウェーブ ミゾ付きカッティングマット


サイズ:22×30cm

ポケットサイズ:大4.5×4.5cm / 小4×4cm

ミゾ幅:1cm

厚さ:4mm
価格: 1,815円(税込)

普通のカッティングマットだと物足りない!という方にオススメなのが、こちら。ゲートの切りくず等を落としておける10mm幅のミゾと、塗料皿や角瓶、紛失しやすい小さなパーツを置けるポケットが付いています。また、ソフトなマット面で硬質ベースをはさんだ「サンドイッチ構造」により、刃が傷みにくいように設計されているのも嬉しいですね。

大小2種類のポケットが3つ。両面テープを貼り付けて、ビンなどを固定できるようにするのもいいかも!

裏面

ちなみに、ウェーブからはほかにも、マット表面にパーツや紙などをくっつけることが可能な、「HG弱粘着カッティングマット A4」も発売されていますので、気になった方はそちらもチェックしてみましょう!

材質はかなり硬めで、頑丈な作りですが、表面はソフトです。ポケットもミゾもとても便利ですが、カッティングマットとして使える面積はあまり広くはないので、比較的小さい模型を作る場合に活躍してくれそうです!

・3 昭和教材 工作板(A)

サイズ:26×32cm

厚さ:3mm

価格: 480円(税込)

自宅の倉庫を漁っていたら、四半世紀前に使用していた工作板が偶然見つかったので、こちらもレビューしちゃいます! 昭和教材は幼稚園や小学校向けの教材を生産しているメーカーで、この工作板には図工の時間などで皆さん一度はお世話になっているはず。テンプレートは不要、シンプルで安いヤツがいい!という方にオススメです。

裏面は光沢があり、粘土板になっています。

ちなみに、もう少し大きめの工作板B(サイズ:30×39cm、値段:680円(税込))もAmazonで購入可能です。

安いですが、使い心地は全く問題なし。粘土やパテをよく使用するモデラーにはありがい一品だと思います!

・4 ゴッドハンド ガラスカッターマット

サイズ:15.1×22.7cm

厚さ:4mm

価格: 1,980円(税込)

そして最後は、ゴッドハンドから発売中のガラスカッターマット。ここまで紹介してきたカッティングマットはすべてゴム、樹脂系でしたが、こちらは耐熱強化ガラス製となっています。

ガラス製のメリットは、

・刃が食い込まないので、スーッとした感覚で切れる

・ゴム、樹脂特有の臭いがない

・汚れをきれいに拭き取れる

・ヒートペン、ヒートカッターなどの熱を持ったツールの使用に対応している

といった感じです。ただしゴム、樹脂系に比べてカッターの刃が傷みやすいので注意が必要です(刃の交換頻度が高くなります)。

裏面に付属の滑り止めクッションを自分で粘着させて使用します

試しにエナメル系のスミ入れ用塗料を垂らしてみましたが、ティッシュでスッと簡単に拭き取ることができました。切り心地はゴム、樹脂系マットとは少し違いますが問題なくカッティングできますし、耐熱性も抜群なのでいろいろ活用できそうですね!

いかがでしたでしょうか? カッティングマットは1枚買ってしまえばずっと使えますし、使わない時は本棚などにも収納できるのでとても便利なツールです。まだ持ってない方は、今すぐ買っちゃいましょう!

【ライター情報】

Kariyasu☆(カリヤス)

エンタメ、ホビー系ライター。模型、ジオラマ、フィギュアなどが大好物で、プラモデルやミニチュアの作例の他、工具レビューや各種取材を担当。カッティングマットの色は、もっとバリエーションがあってもいいかも?なんて思ってます。


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