30以上の新作ゲーム試遊やグッズの物販も！「ハピネットゲームフェス！～2023春の陣～」内覧会レポート

2023年3月25日（土）、ベルサール秋葉原にて「ハピネットゲームフェス！～2023春の陣～」が開催された。

「ハピネットゲームフェス！」は昨年も開催されていたが、今回は30を超えるゲームの体験やグッズの物販、そして豪華ゲストによるステージイベントなど、盛りだくさんな内容で開催された。

なお、当日のステージイベントはYouTubeでアーカイブ配信されているので、会場へ行けなかった方も楽しむことが可能だ。

ハピネットゲームフェス！～2023 春の陣～ステージイベント

本イベントには35社の企業が参加し、30以上のゲーム試遊が出展されていた。誌面の都合上、すべてのブースについてレポートすることはできないが、なかでも気になったタイトルをいくつか紹介しよう。

ピックアップタイトル

1987年の少年たちへ！「サイキック5エターナル」

サイキック5 エターナル
ジャンル：アクション
対応機種：Switch
発売日：2023年7月
メーカー：シティコネクション

このゲームは1987年にジャレコがアーケードでリリースした「サイキック5」のリメイクだが、原作ゲームは、その完成度の高さから当時のプレーヤーの間では今でも名作として語り継がれている。
ゲームとしては、5人の異なったステータスを有した主人公たちを操作し、各所に配置されたギミックやアイテムを駆使しながら迷路状のステージを進み、ステージのゴールで待ち受けるボスを撃破していくというアクションゲーム。アクション性はもとより、各ステージに配置されているアイテムやギミックの配置を覚え、どこでどのキャラクターに切り替えるかなど、自分なりの勝ちパターンを作り出していく楽しみもある。

なお、本作はファミリーコンピュータ向けに「エスパ冒険隊魔王の砦」として移植されているが、こちらはほぼ原形をとどめないアレンジが加えられているため、純粋な移植・リメイクは今回が初となる。

当時アーケードでプレイした人はもちろん、現代のゲーマーにもぜひプレイしてもらいたい名作だ。

犯罪現場を掃除だ！「シリアルクリーナーズ」

・シリアルクリーナーズ
・ジャンル：クライムアクション
・対応機：Switch / PS4 / PS5 / Steam
・発売：2023/3/30
・メーカー：ハピネット

ハピネットが2023年3月30日にPS4/PS5とNintendo Switch向けに発売を予定している「シリアルクリーナーズ」（Steam版は2022年9月に発売済み）。
このゲームは、プレーヤーが「犯罪現場を掃除する」シリアルクリーナーとなって、ステージに配置されている死体や証拠品を隠滅していくクライムアクション。4人のそれぞれ違うスキルを持ったキャラクターが用意されており、各スキルを駆使して犯罪現場を掃除していくのだが、そこは犯罪現場なので警官がウロウロしており、見つからないように素早く死体を片付けないといけない。しかし、急ぐと血痕が残ってしまうため、血痕の清掃もしなくてはいけなくなる。単純なゲーム性ながらスリルや爽快感を楽しめるゲームに仕上がっており、ぜひ遊んでみてもらいたい1本だ。

キズナアイとバーチャル空間で遊ぼう！「Kizuna AI - Touch the Beat!」

Kizuna AI - Touch the Beat!
ジャンル：リズムゲーム
対応機：Switch / PS4 / PS5 / Steam　（※PSVR/PSVR2対応）
発売：PS5版2023/2/22　 Switch、PS4、Steam版2023/4/27
メーカー：ジェムドロップ

ジェムドロップが2023年4月27日（PS5版は2月22日に発売済み）にSwitch、PS4、Steamで発売予定の、「Kizuna AI - Touch the Beat!」。

このゲームは、バーチャルアイドルの「キズナアイと遊ぶ」をテーマにしたリズムゲーム。なかでもPS5版はPSVR2に対応しており、イベント会場では、PS5とPSVR2を使ったバージョンを試遊することができた。

ゲーム自体は、さまざまなVR筐体でリリースされている「Beat Saber」に近いゲーム性で、キズナアイのライブ中に、前方から飛んでくる的をペンライトでたたくことでスコアを稼いでいくというもの。要は、オタ芸を披露しているのを想像していただけるとわかりやすいだろう。PSVR2の性能もあるのだろうが、リズムゲームとしての完成度も高かった。

しかしマスクをした状態でPSVR2を装着してオタ芸を披露するさまは、はたから見るとなかなかに怪しい状況だった……。

Kizuna AI - Touch the Beat!: 楽天市場で見る Amazon.co.jpで見る

携帯できるハイスペックPCはロマン！「ONE XPLAYER 2」

ポータブルゲーミングPCで有名な株式会社ハイビームのブースでは、ポータブルゲーミングPCの元祖とも言える、GPD社の「WIN MAX2」や「AYA NEO」などが展示されており、試遊することができた。

最近では、「Steam Deck」の登場などもあり、Nintendo Switchサイズで高度なゲームが楽しめるポータブルゲーミングPCが注目されているので、なかなか興味深い展示だった。

onexplayer 2: Amazon.co.jpで見る

怖い？かわいい？話題の謎キャラグッズが買えちゃう!? 「POPPY PLAYTIME」

なにやら最近YouTube界隈からじわじわと人気が出ている謎のキャラクター「POPPY」のグッズも販売されていた。「POPPY」以外にも「Apex Legends」や「Among Us」などの人気ゲームのグッズも販売されており、ゲーマーとしては財布のひもがゆるみっぱなしだった。

ほかにも、1955年のソ連を舞台にしたアクションRPG「Atomic Heart」や、すでにダウンロード版で人気を博している横スクロール型のシューティングアクション「Cuphead」の特典付きパッケージなど、気になるゲームが多数出展されていた。詳細はYouTubeやニコニコ動画のステージイベントで確認してもらいたい。