【トランスフォーマー新作トイ】MPG「トレインボットユキカゼ」徹底レビュー前編! トレイン形態もロボット形態も抜かりなし!
声優業界イチのロボット好き声優・泰勇気が、気になる最新トイホビーを遊びつくす人気連載!
泰勇気のトイ遊々記 第29回 MPG「トレインボットユキカゼ」前編
タカラトミーが放つトランスフォーマーの最高峰ブランド「MPG」シリーズ、トレインボットショウキの発売から数か月──ついにライデンプロジェクト第3弾が登場!
今回ご紹介するのは、200系新幹線からロボットに変形するサイバトロン豪雪戦闘員ユキカゼです。
ショウキも0系の新幹線に変形する戦士でしたが、お互いの車両の細かい違いもしっかりと再現されています。
今回ももちろんダイアクロン版トレインロボ東北・上越新幹線とも比較。MPGのこだわりを見ていきましょう。
パッケージはこれまでのトレインボットと同様に「鉄道模型かな?」と思わせる横長のデザイン。背面には200系新幹線の解説をはじめ、商品の詳細がびっしり!
フタには、ロボットモードとビークルモードの写真が載っています。
天面には、箔押しで「TRANSFORMERS MPG」の文字が。底面には各注意事項などが書かれています。
まず本体まわりと、その付属物のご紹介。ユキカゼ本体のほかにはライデンの頭部、武器(スノーレーザー)、ディスプレイジョイントパーツ、連結可能なレールパーツAとBが入っています。
そして紙類ですが、今回説明書とバイオカードのほかに「MPGトレインボットライデンBOOK」という小冊子が付属。第4弾のスイケンの発売を目前に、改めてMPGシリーズについてのコンセプトや今後発売するセイザンのイラスト、カエンの試作モデルの写真なども載っています。6体揃うのが待ち遠しいです。
まずは新幹線モード。車両先端の除雪板や、下のほうまで伸びている車体側面が特徴的です。MPGの名に恥じないHOゲージのような、非常に精密な車両形態です。
客席の窓にはクリアパーツを使用。中のパーツが見えるのが何ともトランスフォーマーらしい。
正面からダイアクロン版(右側)と比較。大きさこそ違いますが、ダイアクロン版もこの大きさなりに200系新幹線の特徴をよく拾っていたことがわかります。
MPGはその大きさを生かし、リベットやライトまでしっかり再現されています。
後部の比較。車両間のドアはしっかり塗装されています。その下には連結器も見えますね。
ダイアクロン版はこの面がロボットモード時の足裏になるため、特に造形はなく平面になっています。
両サイドの比較。MPGは客席、運転席へのドアなどもしっかり造形。ダイアクロン版は窓の数こそ少ないものの、要所要所で200系の特徴が再現されていたことがわかります。
対象年齢が異なるアイテム同士ですが、それぞれのこだわりが感じられます。
天井部分。車体前方部にある丸いスリット部分など、こちらでも新旧アイテムでの共通点が見られます。ダイアクロン版の車両後方は、ロボットモード時の脚部のデザインが入ってきているのでアレンジされていますが、MPG版ではキッチリ実車のディテールを再現しています。
丸いスリット部分のアップ。MPGの再現度の高さは言わずもがな、ダイアクロン版のがんばりも伝わりますでしょうか。
ダイアクロン版の画像を拡大してMPG版と並べてみました。全長などの違いはあるものの、除雪板などの東北・上越新幹線らしい特徴は、どちらにも数多く見つけることができるのが面白いです。
レールは連結可能なうえに、ユキカゼを載せてディスプレイすることも可能です。この状態で「鉄道模型」として飾ってもいいでしょう。
兄弟であるショウキの0系新幹線モードとの比較。鉄道に詳しくない人には、「メインカラーが違う」程度の認識しかなかった方も多いかもしれませんが、並べて比較することで細かな違いにも気づくことができます。
車両間のドア周辺のデザインにも違いがあります。
ロボットモードへの変形機構は大きく異なるため、底面から見たときのパーツ構成も異なります。
ライデンの頭部は各モードのユキカゼに搭載が可能。まずはビークルモードでの搭載方法から。頭部パーツを変形させてコンパクトに。
車両後方を展開して車輪部分にライデン頭部を接続。
元の通りに閉じれば、完璧にライデン頭部を格納することができます。
武器のスノーレーザーも新旧で比較してみましょう。シルエットや造形はダイアクロン版をハイディテールにして、大きくしたような造形で感動します。
スノーレーザーは車体底面に搭載可能。またその後方にスタンドジョイントパーツを接続可能。別売の「TFパワーベース」を用いれば、飛行状態でのディスプレイが可能です。
これまで発売されたトレインボットのショウキ(中央)、ゲツエイ(左)と並べてみました。こうして見ると本当に鉄道模型シリーズにしか見えませんね。大きさの比率などもMPGらしく、実車に準じたものになっています。
車両形態での紹介はこの辺にして、ロボットモードへトランスフォームさせましょう!
ただし、さすがMPGということもあり、全ての変形手順をお見せするととんでもない画像枚数になってしまうため、いくつか画像をピックアップしてお届けいたします。
「トランスフォーム!」
変形の前に、あらかじめスノーレーザーとライデンの頭部は取り外しておきます。
車体前部の各パネルを展開。車体後部を左右に展開します。
天井のパネルをたたみ、車体下面から両腕を展開。
運転席天井のパネルを開いてユキカゼの胸部を形成。車体両サイドに広がっていたパネルは両腕に密着させます。
車体後部のパネルも展開していきます。
車両のノーズ部分を車体下方に折り込み、再びノーズが前方に向くように回転させてバックパックを形成します。
そのバックパックに、4発のスラスターを展開。写真左側のスラスターが展開状態です。
車体後方の変形は、文字で説明するのは少々困難……。車輪などを折りたたみます。
脚部に変形する車体後方を、およそ半分くらいの長さになるように折りたたみます。
内部パーツを巻くように車体の外装を折りこみ、すねのパーツを展開させます。
というわけでだいぶ過程を省略しましたが、こちらがユキカゼのロボットモードになります。肩のパネルは、トレインボットの脚部担当ロボットの特徴でもあります。シンプルなシルエットだった200系新幹線から、これほどスタイルのいいロボットモードに変形するとは……。
記事前編はここまで! 後編ではロボット形態のレビュー、そして合体形態に変形させてみたいと思います!
【商品情報】
■MPG-03 トレインボットユキカゼ
・メーカー:タカラトミー
・発売中
・メーカー希望小売価格:19,800円(税込)
・対象年齢:15才以上
【泰勇気の出演情報】
・ NETFLIX海外ドラマ「Locke&Key」シーズン1、2配信中(タイラー役)
・ 橘猫工業「ハンドレッドエッジ」PVナレーション
・ YouTubeガンダムベースライブch川口名人のすいプラ」毎週水曜18時配信(アシスタント)
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