雨宮天は体育系だった!? 女性キャスト陣の白衣も眩しい、2020年冬アニメ「リケコイ」第1話先行上映&トークイベントレポート!

理系の男女が「恋の定義」を証明するべく数々の実験を行う、理系ラブコメディ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」(愛称「リケコイ」)の第1話先行上映&キャストによるトークイベントが、2019年12月8日、東京都・サイエンスホールにて開催された。

「COMICメテオ」(フレックスコミックス)にて連載中の、山本アリフレッドさんによる85万部突破の大人気漫画を原作とするアニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」。大学の研究室を舞台に、氷室菖蒲(ひむろあやめ)と雪村心夜(ゆきむらしんや)が「論理的に好きを証明できなければ、好きとは言えないし、理系としても失格!」 という信念のもと、研究室のメンバーを巻き込んで「恋」の定義に関する証明実験を始める!

そんな世にも珍しい理系ラブコメディが、2020年1月より放送開始されるわけだが、今回ひと足早く第1話を楽しめる先行上映と、雨宮天さん(氷室菖蒲役)、原奈津子さん(奏言葉:かなでことのは役)、大森日雅さん(棘田恵那:いばらだえな役)といった女性メインキャストによるトークステージを一緒に楽しめるイベントが、2019年12月8日、東京都・サイエンスホールにて昼夜の2部にわたって開催された。
SNSで話題の「理系が恋に落ちたので証明してみた。」TVアニメ化決定!

アキバ総研の公式投票企画「来期は何を観る!? 観たい2020冬アニメ人気投票スタート!」でもダントツの1位をマーク。当日のイベントの競争率も、かなりの高倍率だったということで、早くも来季の覇権アニメの予感漂う本作の盛り上がりを伝えるべく昼の部に潜入。満場の中で行われたイベントの模様をレポートしよう。

誰が一番冷静!? 前代未聞、心拍数を表示しながらのトークイベント!

まずはキャスト陣がステージに登場。大学の研究室が舞台ということで、雨宮天さん、原奈津子さん、大森日雅さんらが白衣を羽織って登場! スタイルや身長、外見の印象など不思議とキャラとシンクロしているように見えたのは筆者だけか?

ともあれ、とにかく「かわいい!」「美しい!」3人の姿に、会場はいきなり大歓声に包まれる。観客のテンションも高い!!

また理系のアニメということで、サイエンスホールという会場はこの上ないベストなシチュエーションだ。

お膳立てはばっちり!ということで、さっそくイベントの幕は上がった。

雨宮天さん

まずはすでに全話アフレコが終了しているということで、どんなところを楽しんでほしいかと尋ねられた3人。雨宮さんと原さんは、自身の演じるキャラクターのギャップをプッシュ。氷室菖蒲はかっこいいところとかわいいところのギャップが、奏言葉は普段のまともな面とツッコミを入れる時に出てくるダークな一面のギャップが魅力だという。いっぽう大森さんは、第1話のラストに登場する棘田恵那に注目!ということで、この後の先行上映への期待をあおりつつ、まずはトークステージに突入。


このトークステージは「いろいろなことを証明」するというテーマのもと、さまざまな企画が行われた。

「出演者の3人は演じるキャラクターと同じく冷静でかわいいイメージがあるか?」というアニメスタッフへのアンケートに対し、100%が「YES」と答えたということから、3人が常に冷静でかわいくいられるのか、という実験が行われた。

ということで、3人は腕に心拍数計測器を装着。平常時の心拍数から一番変化しなかった人に金一封が送られるということで、スクリーンにはリアルタイムで出演者たちの心拍数が表示される。自身の感情の起伏が詳らかにされるということで、雨宮さんらは「恥ずかしいですね」とコメント。心拍数をさらけ出すという未知の体験に、ドキドキが隠せない様子だ。

大森日雅さん

最初の企画は「箱の中身はなんだろな」。おなじみの「箱の中が見えない状態で、手の感触だけで入っているものを当てる」というゲームである。

雨宮さんはタワシ。原さんは温めたコンニャク。大森さんはタランチュラ(のおもちゃ)を当てることになるわけだが、なぜか雨宮さんはぐっと心拍数が低下。いっぽう原さんは160BPMオーバーに急上昇。ちなみに160という数値は、全力疾走をした直後とほぼ同じ心拍数である。そんな感じで、まったく異なる反応を示す出演者に会場は大盛り上がり。

なお大森さんは、中に入っているものがタランチュラ(のおもちゃ)と発覚した後のほうが「ひ~、気持ち悪い!」と大騒ぎ! イベント序盤から、早くもにぎやかな展開だ。(ちなみにここでなぜか原さんが「これ(タランチュラ)、この前食べました!」と謎のアピールをしていた)

というわけで、緒戦は雨宮さんに金一封が送られた。

次は「風船爆発ロシアンルーレット」。山本アリフレッド先生直筆の「リケクマ」が描かれた風船をセットした、おもちゃの銃の引き金を順番に引いていくというものだ。

ポイントは、「破裂させた人が負け」ではなく、やはり「一番心拍数に変化がなかった人が勝ち」という点だ。

やはり破裂させた原さんの心拍数がもっとも大きく変動していたが、ここでももっとも落ち着いていたのは雨宮さん。ということで、金二封めをゲット!

さすが氷室菖蒲役!と言わんばかりの活躍を見せた。

原奈津子さん



初披露でも大盛り上がり! 雨宮天、オープニングテーマを熱唱!

ここからは第1話の先行上映がスタート。氷室菖蒲と雪村心夜のバカップルぶりにキュンキュンしながらも、理系ならではのぶっ飛んだ展開に客席のあちこちから笑い声があがるという風に、観客の反応は上々。まさにあっという間に駆け抜けるテンポのよさで、「もっと見たい!」と思わせてくれる第1話であった。

上映後は、トークステージ後半戦。ここからは、今観たばかりの第1話を題材とする「アニメ振り返りクイズ」が行われた。ここでは3人が協力してクイズに回答。全6問が出題され、5問以上正解すると金一封が送られるというルールだ。

ここでは「氷室が起動したパソコンのデスクトップに表示されているアイコンの数は?」や「奏言葉の持っていた漫画に出てきた男性キャラの名前は?」「寝ていた棘田恵那の前のテーブルに置いてあった飲料缶の数は?」といった、普通は見過ごしてしまいそうな重箱の隅をつつくようなクイズが出題されるも、なんと全問正解! 特に雨宮さんが、各シーンの状況を正確に記憶しているという大活躍ぶりを見せ、原さん、大森さんを驚かせる場面も多々。ここでも、「さすが氷室菖蒲役!」と思わせるような才女ぶりを発揮し、みごと金三封めをゲットした。

イベント終盤には、雨宮さんが歌うオープニングテーマ「PARADOX」がライブ披露された。この曲は本イベントが初披露だったそうだが、すでに先行上映で楽曲を一度聴いた観客たちが、ばっちりコールや手拍子をあわせてきたのはさすがである。

しかし、2番の後の落ちサビ部分もタイミングばっちりなのは驚くばかり。雨宮さんも、

「あれ? 知ってるのかな? ってびっくりしました!」とコメント。

また理系を意識した歌詞や振り付けも作品のイメージにピッタリ。ぜひ放送・配信や雨宮さんのライブで確かめていただきたい。

というわけで、終始盛り上がり続けたイベントもフィナーレの時間がやってきた。

最後にさまざまな情報が公開されたが、なかでも驚きだったのが放送開始日の2020年1月10日(月)24:15頃よりAmazon Prime Videoで全12話が一挙配信スタートするということだ。

納品が間に合わず、「万策尽きた」状態になりがちな昨今において、放送・配信前にきっちり全話納品してしまった本作は、さすが理系(?)といったところだ。

安心して放送開始を待とう!

次ページではイベント終了直後の出演者にインタビュー!

あわせてご覧いただきたい。

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