ついに本日放送開始!「魔王様、リトライ!」、津田健次郎、高尾奏音、石原夏織登壇の第1話、第2話先行上映会レポートが到着!

2019年7月3日(水)より放送予定のTVアニメ「魔王様、リトライ!」より、6月16日にユナイテッド・シネマ豊洲にて実施された第1話・第2話先行上映会のオフィシャルレポートが到着した。

「魔王様、リトライ!」はWEB小説投稿サイト「小説家になろう」にて掲載され、累計PV数が6300万を超えた神埼黒音によるライトノベル。第5回ネット小説大賞の金賞に輝いた人気作だ。ごく普通の社会人男性が、ひょんなことから自らが運営するゲームの最強キャラ「魔王」として異世界に飛ばされたところから始まる、見た目は魔王、中身は一般人の勘違い系ファンタジー。 現在は「モンスター文庫」(双葉社)にて刊行され、同文庫のコミカライズレーベル「モンスターコミックス」にてコミカライズ版も展開中。累計発行部数は20万部を突破した。
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2019年7月3日よりTOKYO MX、BSフジほかにて放送開始の「魔王様、リトライ!」が、6月16日にユナイテッド・シネマ豊洲にて、第1話・第2話先行上映会を開催した。九内伯斗役・津田健次郎さん、アク役・高尾奏音さん、ルナ・エレガント役・石原夏織さんが登壇した本イベントのオフィシャルレポートが到着したので紹介する。

【オフィシャルレポート】※敬称略



第1話、第2話の上映を終え、興奮冷めやらない空気の中、司会の呼び込みによってキャスト陣が登壇。一言ずつ挨拶を述べていくと、ファンは盛大な拍手で迎え入れた。


放送を控えた今の心境について尋ねられると、それぞれ「収録が終わってからあまり時間を空けずにオンエアになると思うと、少し緊張しますね……!(津田)」「原作を読んでいたときから本当に面白く魅力的だったので、ぜひ早くオンエアでも観ていただきたいです!(高尾)」「収録が始まったときにも喜びを感じていましたが、実際に第1話、第2話を観させていたいて、もうすぐでオンエアなんだと思うと改めて嬉しくなりました(石原)」とコメント。


続いて、3人が演じるキャラクターの話題に。魔王様こと九内伯斗について、津田は「ビジュアルがとても渋く、タバコを吸っているシーンが観られたりと、マフィアっぽいと言いますか……まぁ魔王なんですけど(笑)」と語る。

また、モノローグのセリフでは、九内ではなく大野を演じることから、第1話の収録の段階でバランスをスタッフと話し合っていたそう。なお、第2話以降の出演となるため、見学という形で第1話の収録に参加していた石原は、大野と九内のギャップについて「大野は九内よりも少し線が細い男性ですが、アバンからAパートにかけて九内の渋くてカッコいい姿に変わっていくところを観て鳥肌が立ったんです!」と熱弁。津田が引き出す大野と九内の魅力も大きな見どころだと、会場のファンに呼びかけていった。


そんな九内に助けられたことがきっかけで、彼を父親のように慕っているのは村人の少女・アク。演じる高尾は「辛い過去を持っている女の子で、観ていると胸がキュッとなるシーンもあります。でも、魔王様が服や食べ物をあげる度に純粋な反応してくれて、その姿が可愛いんです!」と目を輝かせると、さらに「ボクっ子が可愛いんです」とも話し、深く頷くファンの姿が見られた。

津田は「基本的に九内とアクの旅なので、彼女にはとても思い入れがあります。ささやかなことで喜んでくれたり、幸せを感じてくれる姿は本当に可愛いです」とパートナーの印象を述べる。また、石原は「傷つきながらも常に前を向いている強い一面を持った女の子で、観ていてとても応援したくなります。あと、改めて第1話と第2話を観て、意外と一番まともなのはアクちゃんなんじゃないかなと(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。

第2話から登場するルナ・エレガントは「三聖女」と呼ばれる貴人の三女。飛び抜けた魔法の才を持つ反面、非常にワガママな性格のキャラクターだ。石原は、原作では気がつけなかったルナの魅力をアニメ化にあたって発見できたと話し、ワガママな性格については「自分の性格と違うところは演じていて面白かったです!」と述べた。

九内に立ち向かっては何度も返り討ちにされたり、言いくるめられてしまうルナを観て、高尾は「魔王様がいじめたくなっちゃう気持ちが分かる気がします!」と、いたずらっぽく微笑んだ。

一方の津田は「正直、“そんな怒らなくても……”って思うところもありました(笑)。でも、話が進んで彼女のバックボーンが明らかになっていくと、その性格に納得できるんです」と、今後のルナに注目してほしい旨を伝えた。

収録現場の雰囲気について質問が寄せられると、津田は「徐々にキャラクターが増えていくので、回を重ねるごとに賑やかな雰囲気になっていきました。(高尾とふたりでほとんど掛け合いをしていた)第1話が嘘みたいに思えてきます(笑)」と笑顔を浮かべた。

そして、高尾は「石原さんの隣に座らせていただいたんですけど……すごいいい匂いがするんですよ!」と力説し、会場からは割れんばかりの拍手が。一方の石原は「奏音ちゃんはそう言ってくれるんですけど、オレンジ味の飴を舐めているだけなんですよ!(笑)」と言い返し、現場の雰囲気が感じられるようなやり取りが展開した。

さらに、ルナ役に加えて本作の主題歌アーティストも担当している石原から、OP『TEMPEST』に込めた想いが語られる。「イントロは魔王様が歩いてくる様子を意識していたりと、ちょっとミステリアスでダークな雰囲気の楽曲になっています。また作中では、アクちゃんやルナちゃんたち登場人物が魔王様に惹かれいく姿が描かれていることもあって、歌詞も作品とシンクロする部分があるんです」と本編と共に楽しんでほしいとの話が飛び出した。

ここからは、魔王としてGAME内で生きていくことになってしまった大野にちなんで、「もしも明日1日、○○さんの姿になってしまったら?」というテーマトークが繰り広げられる。3人への質問は下記の通り。

石原→津田の姿になってしまったら?
高尾→石原の姿になってしまったら?
津田→高尾の姿になってしまったら?

石原は「津田さんはとてもカッコいい大人な男性なので、綺麗なお姉さんを誘って“いいカフェがあるから一緒に行こう”とお茶とパフェをご馳走してあげたいです!」と想像を膨らませた。

高尾は、目を輝かせながら「(石原になったら)一日中、自撮りをしているかもしれません! あと、石原さんはダンスがお上手なので1日踊っているかもしれないです!」とコメント。

そして津田は、高尾の姿になったら「僕は中高と男子校で灰色の青春だったものですから、青春を謳歌してみたいです(笑)。高校時代をやり直せたら素敵だと思います」と高校生活をリトライしたいとどこか恥ずかしそうに語り、会場は温かい雰囲気に包まれた。

最後に会場のファンへ向けて、作品の見どころや期待してほしいポイントが語られたところで、トークショーの幕を下ろした。

【作品情報】※敬称略
■TVアニメ「魔王様、リトライ!」
<放送情報>
2019年7月3日よりTOKYO MX、BSフジほかにて放送開始!
TOKYO MX:7月3日より毎週水曜日24:00~
BSフジ:7月8日より毎週月曜日24:00~
J:COM TV:7月5日より毎週金曜日23:30~

<スタッフ>
原作:神埼黒音(『魔王様、リトライ!』/双葉社・Mノベルス)
監督:木村寛 / シリーズ構成:谷崎央佳
キャラクター原案:飯野まこと
キャラクターデザイン・プロップデザイン:中山知世
美術設定:スタジオWHO
美術監督:下元智子
色彩設計:有尾由紀子
撮影監督:岡田由紀
編集:柳編集室
音響監督:阿部信行
録音:野川“ZILL”靖友
音響制作:オンリード
音楽:宝野聡史
アニメーション制作:EKACHI EPILKA

<キャスト>
九内 伯斗(大野 晶):津田健次郎
アク:高尾奏音
ルナ・エレガント:石原夏織
キラー・クイーン:戸松 遥
エンジェル・ホワイト:豊崎愛生
霧雨 零:森久保祥太郎
桐野 悠:佐藤利奈
田原 勇:関 智一
ミカン:生天目仁美
ユキカゼ:徳井青空
モモ:久保ユリカ
キョン:荒浪和沙
トロン:木下鈴奈
ミンク:桜咲千依
オルガン:M・A・O

<イントロダクション>
大野晶は自身が運営する「GAME」内の「魔王・九内伯斗」にログインしたまま異世界へと飛ばされてしまう。そこで出会った片足が不自由な女の子と旅をし始めるが、圧倒的な力を持つ 「魔王」を周囲が放っておくわけがなかった。魔王を討伐しようとする国やら聖女から狙われ、 一行は行く先々で騒動を巻き起こす。

<音楽>
オープニングテーマ:『TEMPEST』石原夏織
エンディングテーマ:『NEW』東城陽奏


(C)神埼黒音/双葉社・「魔王様、リトライ!」製作委員会

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