「BLACK LAGOON」や「アリーテ姫」で監督を務めた片渕須直、次回長編映画の制作に向け新会社「コントレール」を設立

アニメーション映画監督である片渕須直さんが、次回長編映画の制作に向け、アニメーション制作会社「コントレール」を2019年9月2日に設立したことが本日12月23日に発表された。

片渕須直さんは、1960年大阪枚方市生まれのアニメーション映画監督。日本大学 芸術学部 映画学科 在学中から、宮崎駿監督のアニメ作品である「名探偵ホームズ」に脚本家として参加。映画「魔女の宅急便」では演出補(=アシスタントディレクター)を務め、アニメ「名犬ラッシー」にて監督デビューを果たした。


以降、アニメ「BLACK LAGOON」では監督・シリーズ構成・脚本を、アニメ映画「アリーテ姫」では長編映画の初監督を務めた。このほか、監督作として、長編映画「マイマイ新子と千年の魔法」や、同じく長編映画「この世界の片隅に」などが知られている。


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会社ロゴ


このたび設立された会社名「コントレール」とは、「ひこうき雲」という意味だ。「天色の空に、長く永く筋を引く白雲をイメージした」とのこと。多くの人に、末永く愛されるアニメーション作品を作りたい。この思いを胸に、沢山の愛情を掛け、手間暇を惜しまぬ作品制作を行っていきたいと思います」(原文ママ)という想いが込められている。

なお、2020年1月上旬より、作画スタッフ・制作スタッフなどの人材募集が予定されている。詳細は公式サイトにて告知されるとのこと。

【会社概要】
■株式会社:コントレール / CONTRAIL Co.,LTDs

設立:2019年9月2日
代表取締役:大塚学
取締役:片渕須直
所在地:東京都杉並区
事業内容:アニメーションの企画・制作


(C)コントレール

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