全5部作の劇場版「ガンダム Gのレコンギスタ」がついに始動! 富野由悠季総監督登壇イベントレポート到着!

2014年にTVで放送された「ガンダム Gのレコンギスタ」(全26話)に新作カットを追加し、映像を再編集した劇場版「ガンダム Gのレコンギスタ」(全5部作)。
その第1部「行け!コア・ファイター」が、現地時間7月5日(金)「第20回 Japan Expo」にて、世界初上映された。

Japan Expo(ジャパンエキスポ)は、フランスのパリにて開催される日本カルチャーの多様性を発信する祭典。マンガ、アニメ、ゲーム、音楽、ファッション、映画などのポップカルチャー並びに、文化芸能や着物、日本食等の料理、文学、伝統文化など、幅広いジャンルの日本文化を発信する、ヨーロッパ最大の日本文化・エンターテイメントの祭典として親しまれ、2018年は24万人以上を動員した。2000年に第1回が開催され、今年は記念すべき20回目のJapan Expoとなった。

今回、現地時間7月5日(金)「第20回 Japan Expo」にて、劇場版「ガンダム Gのレコンギスタ」(全5部作)の第1部が世界初上映され、富野由悠季総監督が登壇、舞台挨拶も行なわれた。

劇場版「ガンダム Gのレコンギスタ」(全5部作)。は、2014年にTVで放送された「ガンダム Gのレコンギスタ」(全26話)に新作カットを追加し、映像を再編集した作品。その第1部「行け!コア・ファイター」が世界初上映されたイベントの現地レポートが到着したので紹介する。

【オフィシャルレポート】


2019年7月5日(金)、第20回Japan Expo(フランス・パリ)に富野由悠季総監督が招かれ、遂に完成した劇場版「ガンダム Gのレコンギスタ I」「行け!コア・ファイター」が世界初上映された。

会場には、富野監督と劇場版「ガンダム Gのレコンギスタ」を心待ちにしていた、多くのファンが世界中から詰めかけ、盛大な拍手の中、富野監督が登壇した。
上映を前に、会場に集まったファンに向けて監督は以下のようにコメントした。


【富野由悠季総監督コメント】
「『Gのレコンギスタ』というタイトルには「ガンダム」というタイトルが付いていますが、基本的に「ガンダム」とは関係が無い作品です。ですから「ガンダム」という作品を知っている人には「理解ができない」と嫌われました。ですが、まったくこの種類のアニメを知らない人には、オンエアの時に多少の人気を手に入れました。
また、日本では、深夜にしかオンエアされませんでしたので、僕にとっては公開したという意識がございません。だけど、今言いました通り、一部の若い方の支持を得られましたので、だったらきちんと作り直そうと思いまして、劇場版という形で作ることになり、今日ようやくこちらで初めて公開することができます。ですから、ここにいらっしゃる方にはちょっとお願いなんですけれど、みなさんのお子様に観てくように宣伝をしていただけると、とても嬉しく思います。
そして、ここの会場の習慣として、このように制作者が来たときには、いろいろとお話しをさせてもらうように強制されています。ただ、今言いましたように「Gのレコンギスタ」という作品は、全く新しい形の作品ですので、まずご覧いただいて、そのあとで質問の時間を取らせていただきたいと思います。
ですから正面切って言います。
大人の人は楽しんでいただく必要はありませんが、お子さんの目で観て楽しんでください。」

富野監督がこのように語ると会場内の期待値が高まるように拍手が起こり、劇場版「ガンダム Gのレコンギスタ」がついに世界初上映された。そして上映が終わると会場ではスタンディングオベーションが起こり、再び登壇した富野監督を熱烈に迎えた。

その後は熱心なファンからの質問が幾つも投げかけられ、富野監督も丁寧に答えていった。

映の最後には、「今日はこういう形でこういう場所に来ていただきまして、本当に心からお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。メルシーボク」と富野監督からの挨拶があり、ファンからの盛大な拍手の中、劇場版「ガンダム Gのレコンギスタ」世界初上映イベントは幕を閉じた。


【イベント情報】
■第20回 Japan Expo
会 期: 2019年7月4日(木)~7月7日(日)
会 場: パリ・ノール・ヴィルパント展示会場
主 催: SEFA EVENT(セファイベント) JTS GROUP


【作品情報】

■劇場版「ガンダム GのレコンギスタI」「行け!コア・ファイター」
総監督:富野由悠季
公開表記:2019年展開予定


(C)創通・サンライズ

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