世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット97」(C97)が2019年12月28日から31日にかけて、東京・有明のビッグサイトにて開催された。
今年は、自由にコスプレを楽しめる広場に加え、毎年企業出展ブースが立ち並ぶ西展示棟や、2019年より新設された青海展示棟のブースにも企業コスプレイヤーが集結。方々にコスプレイヤーが点在しているため、シャトルバスもしくは電車などを使用して移動する必要があった。
また今回から、東京ファッションタウンビル(TFTビル)がコスプレ更衣室として利用可能となったが、想定外の利用者数の多さのため、更衣室は一時大混雑。多くのコスプレイヤーが14時頃まで広場に出られなくなってしまう事態も発生した。
そんなハプニングがありながらも、青海展示棟の企業ブースフロアでは、スマートフォンゲーム「アズールレーン」などで知られる「Yostar」ブースにてコスプレ撮影会を開催。SNS総フォロワー数210万を超える伊織もえさんは「スクウェア・エニックス」ブースで撮影会を行ったほか、グッズ企画の製作販売などを手掛ける「ムービック」ブースではゲーム原作のアニメ「ネコぱら」とコラボした撮影会を実施、えなこさんや宮本彩希さんといった人気のコスプレイヤー7名が登場した。今年は特に、企業ブースに出演するコスプレイヤーが多く、下手すれば1日では撮りきれないほどのコスプレイヤーたちであふれていた。
気になった点がもう一つ。年々増加の一途をたどる「アズールレーン」や「アークナイツ」といった中国産ゲームタイトルの勢いが、今年はさらに増していたことだ。日本では企業ブースに出演するコスプレイヤーは一人ないし二人ということが多いのだが、前述した中国産タイトルのブースでは、連日にわたって7名前後の企業コンパニオンが出演していた。中国では、企業ブースにコスプレイヤーが起用される人数が多く、現在進行形でその勢いは増している。今回の「コミケ」では、そんなトレンドが少しずつ日本にも迫ってきているように感じた。
そんな企業ブースを中心に、「コミックマーケット」2日目のコスプレイヤーさんたちを激撮。令和元年の「冬コミ」を彩ったコスプレイヤーをフォトレポートで年始を楽しんでほしい。
⇒『鬼滅の刃』が大人気?企業ブースはえなこの出演で配布物も即終了「コミックマーケット97」を彩った天使たちのフォトレポート【2019/12/28〜31】
■霜月さん
■姗酱さん
■るいさん
■紗愛さん
■海里さん