田辺聖子の名作「ジョゼと虎と魚たち」2020年夏公開決定! 絵本奈央描き下ろしイラスト公開!

劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」が2020年夏に劇場公開となることが決定した。また、本作のキャラクター原案を手掛け、コミカライズも手掛ける絵本奈央さんの描き下ろしイラストとコメントが公開された。

「ジョゼと虎と魚たち」は、1984年に「月刊カドカワ」で発表された芥川賞作家・田辺聖子さんの代表作。作者の田辺さんは、2019年6月6日、91歳で死去した。2003年に妻夫木聡さん、池脇千鶴さん主演で実写映画化され、話題を集めた。
2020年に劇場アニメ化されることが決定しており、監督は、「おおかみ子どもの雨と雪」助監督や「ノラガミ」シリーズの監督を務めたタムラコータローさん、脚本は「ストロボ・エッジ」の桑村さや香さんが、キャラクターデザインは「妖狐×僕SS」「クジラの子らは砂上に歌う」の飯塚晴子さんが手がける。アニメーション制作は、「鋼の錬金術師」や「僕のヒーローアカデミア」のボンズが担当する。
田辺聖子の名作「ジョゼと虎と魚たち」が2020年に劇場アニメ化決定! ティザービジュアル・スタッフ情報も発表


今回、劇場アニメ「ジョゼと虎と魚たち」が2020年夏に劇場公開となることが決定した。また、本作のキャラクター原案を手掛け、コミカライズも手掛ける絵本奈央さんの描き下ろしイラストとコメントが公開された。


絵本さんは、岡田麿里さん原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」の作画や、テレビドラマ化もされた「それでも僕は君が好き」を手掛けており、今回のコミカライズ化について「学生時代に小説を読み、とても感動したことを覚えていたので、今回のアニメーション映画化のお話をお聞きした時は胸が踊りました。タムラ監督の絵コンテも本当に、本当に素敵で、物語中の様々なシーンで何度もじんわりとこみ上げ鳥肌が立ちました。大切な人と観に来ていただきたい映画です。今回のコミカライズではそんな映画の素晴らしさを一足早く、少しでもお伝えできればと思います。」とコメント。



1985年の小説発行以来、多くの人々に愛されてきた“ジョゼ”が、アニメ映画だけに留まらず、コミックでも新たな“恋”と“冒険”に乗り出す!

また、映画の公開時期が【2020年夏】に決定したことも発表された。

アニメーション制作は公開に向けて順調に進行しており、ジョゼや恒夫たちを演じる豪華キャストは後日発表されるので、ぜひ楽しみにお待ちいただきたい。

【作品情報】
■アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」
<公開情報>
2020年夏ロードショー


<STAFF>

原作:田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫刊)
監督:タムラコータロー
脚本:桑村さや香
キャラクター原案:絵本奈央
キャラクターデザイン・総作画監督:飯塚晴子
コンセプトデザイン:loundraw(FLATSTUDIO)
音楽:EvanCall
アニメーション制作:ボンズ
配給:松竹/KADOKAWA
製作:「ジョゼと虎と魚たち」製作委員会


<INTRODUCTION>
趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きる車椅子のジョゼ。自分の夢を追いかける、大学生の恒夫。ある晩、ジョゼは恒夫と出会い、意を決して彼とともに外の世界へ飛び出すことに決める──。瑞々(みずみず)しく真っすぐな純愛の中、誰かを通じて自分とお互いを知って前に進む姿を、楽しさと切なさ、痛みと喜びを交えて描き出す。


(C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project

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