みもりんといえば、やっぱりあのあのキャラ? 「三森すずこお誕生日おめでとう記念 キャラ人気投票」結果発表!

アキバ総研上で2019年6月28日~2019年7月8日までの期間で行われていた公式投票企画「三森すずこお誕生日おめでとう記念 キャラ人気投票」の投票が締め切られた。その結果を発表しよう。

三森すずこさんといえば、近年のアニメ声優界では押しも押されぬ人気若手声優のひとり。元々舞台俳優として活躍していた経歴の持ち主で、声優だけでなく、歌やダンスなどのパフォーマンスにも定評があり、声優ユニット「ミルキィホームズ」や、ラブライブ!の「μ's」のメンバーとしても活躍。「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」では、アニメ・舞台問わず、歌にダンスにと中心的な役割を演じた。なお、今年2019年4月には、プロレスラー・オカダ・カズチカさんとの結婚を発表し、ファンを大いに悲し……いや、喜ばせたことも記憶に新しい。



そんな、三森すずこさんの代表的キャラを、アキバ総研のユーザーはどのように感じているのだろうか。トップ10は以下の通りだ。



2位以下を大きく突き放し、見事堂々ぶっちぎりの1位となったのは、やはりというか代表作のひとつでもある「ラブライブ! School idol project」の園田海未(そのだうみ)であった。園田海未は、ラブライブ!作中でも中心的キャラのひとりで、いわゆる優等生タイプのお嬢様。三森さんの演じるキャラは、この手の清楚系お嬢様(だいたいロングヘアー)が多いが、園田海未もまさにそんなキャラである。


「ラブライブ! School idol project」 園田海未


続く2位は、「結城友奈は勇者である」の東郷美森。主人公の結城友奈の親友で、車椅子に乗っているのが特徴のキャラクターだ。こちらもやはり名家の令嬢で、ふだんは礼儀正しくおとなしいが、一度バトルになれば、冷静に後方から友奈達を弓で援護する勇者として活躍する。ひとつ飛んで、4位に入った「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の神楽ひかりも、キャラクターの方向性としては似ており、冷静で成績優秀な美少女という役柄。6位の「信長の忍び」のお市や、9位「ゆるゆり」の古谷向日葵、「#」の藤ノ宮寧子も、基本的にはこの系統と言ってよさそうだ。こういうミステリアスな美少女というのが、やはり三森さんの声質などにうまくマッチするのだろう。いずれのキャラも、上位に選出されるのも納得という印象だ。


「結城友奈は勇者である」東郷美森


これらの冷静系お嬢様キャラとやや趣を異にするのが、3位に入った「神様はじめました」の主人公・桃園奈々生(ももぞのななみ)だろう。ある意味では、桃園奈々生もお嬢様キャラに分類できなくもないが、いきなり住む家を奪われ、ド貧乏になるというところから、神社のミカゲ社に住み込み始めるという展開のため、いわゆる令嬢というのとはちょっと違う。少女漫画系作品の主人公の王道とも言える、ちょっとドジで活発な女の子だが、母性的でかわいい乙女な部分も垣間見せる愛されキャラ。この役も三森さんの好演が光った一例と言えるだろう。


「神様はじめました」桃園奈々生


また、5位に入った「境界のRINNE」の鈴(すず)も、ある意味で変わった役どころ。ゴスロリファッションをした黒猫族の娘で、上記のキャラのどれにも当てはまらない毒舌キャラ。三森さんの演じるキャラの中ではかなり変わりどころと言ってよく、その分、インパクトが強かったのかもしれない。


そして、7位にようやく「ミルキィホームズ」のシャーロック・シェリンフォードが登場する。「ミルキィホームズ」は、ある意味、三森さんの声優としてのキャリアを押し上げた作品であり、声優ユニットを含めて10年近くの長期間にわたって携わってきた代表作だけに、7位というのはやや意外だった気もするが、作品としてはやや古めなので、インパクトが薄れてしまったのが原因だろうか。ちなみに、本キャラは、世間的には「アホの子」と言われているが、上記の「境界のRINNE」の鈴や、8位の「gdgd妖精s」のピクピクも同様な方向性のキャラであり、このあたりは三森さんの声優キャリアの中では、かなりコメディに振ったぶっ飛んだ系統と言えるかもしれない。


といったわけで、三森さんの演じるメインストリームのお嬢様・令嬢キャラがやはり上位を占めるという結果になったが、比較的ぶっ飛んだ系のキャラもしっかりベスト10入りしているあたりには、ファンのこだわり(?)も感じられる結果となった。



なお、11位以下の結果は、投票結果ページをご覧いただきたい。

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