トミカ×変身ヒーロー×ロボットアクション! ゲキ熱要素てんこ盛りアニメ「トミカ絆合体 アースグランナー」製作発表会レポート!
タカラトミーのダイキャスト製ミニカー「トミカ」50周年記念のテレビアニメ「トミカ絆合体 アースグランナー」が、2020年4月よりテレビ大阪・テレビ東京系列6局ネットにて放送開始する。
「トミカ絆合体 アースグランナー」はタカラトミー原作の子供向けアニメで、「トミカ」のテレビアニメ作品としては、2017年放送の「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察」以来2年半ぶりとなる。
本作の製作発表会が、2020年1月15日に開催。関係者やキャストらが大勢登壇し、意気込みを語った。
トミカ50周年にかける熱い思いあふれる「トミカ絆合体 アースグランナー」
まず登壇したのは、株式会社タカラトミー代表取締役社長・小島一洋氏、テレビ大阪株式会社 代表取締役社長・田中信行氏の2名。
小島氏より本作の製作委員会を構成する企業として、タカラトミー、テレビ大阪、電通、ポニーキャニオン、OLM、アスミックエースが紹介された。テレビ大阪は10年ぶりにテレビアニメの製作に参加するほか、中国向けの映像の営業をアスミックエースが手がけるという。そのほか、ホンダ、ニッサン、トヨタ、マクドナルドといったさまざまな企業とのコラボレーションも予定されているとのことだ。
また、今年50周年を迎えるトミカは、老若男女、そして人間とクルマの絆などを育んできたホビーということから、アニメでも「絆」を強調したいと語った。
いっぽう田中氏は、先述の通り10年ぶりにテレビアニメの製作を手掛けることに、強い意気込みを抱いている様子。ロボットアニメとはいえ、男児向けに限定するのではなく男女問わず楽しんでもらいたいと語る。また、自動車離れが叫ばれている昨今だが、クルマは日本の経済を支えてきた産業ということで、本作を通じて若い人にもクルマに興味を持ってもらいたいと語った。
ついで登壇したのは、「トミカ絆合体 アースグランナー」応援団長のお笑い芸人コンビ「よゐこ」の有野晋哉さんと濱口優さん。アニメの監督を務めるウシロシンジさん。声優の石上静香さん、桜井春名さん、福山潤さん、檜山修之さん、日野聡さん。
アニメに携わる面々とともに、まずはアニメの紹介映像とともに、詳細なストーリーや設定が公開された。
本作のストーリーは以下の通り。
地球の自転エネルギーから放たれるアースエナジーを狙って、宇宙からやってきた謎の敵ダークスピナー。彼らの野望を食い止めるべく主人公となる双子の兄弟、駆動ライガ(CV:石上 静香)と駆動クウガ(CV:桜井 春名)は “グランナーR”、“グランナーK”に変身。そして、それぞれの相棒となるビークル“ガオグランナーレオ”(CV:檜山 修之)、 “ガオグランナーイーグル” (CV:日野 聡)に乗り込み、地球防衛隊「アースグランナー」に所属するスーパーレーサー・マッハ ゴウ(CV:福山 潤)と共に、宇宙怪獣と激闘を繰り広げるというもの。本作の特徴として、ビークルであるガオグランナー同士は“キズナ合体”することで大型ロボット“アースグランナー”となる。
ここで上映された90秒の映像では、本作の魅力であるさまざまなバトルやメカが次々と飛び出してきた。
ウシロ監督は本作の魅力を4つ紹介。最初が「ヒーローバトル」要素だ。ライガとクウガはそれぞれ等身大のヒーロー「グランナーR」「グランナーK」に変身。特撮ヒーローばりのアクションを展開するという。
ついでトミカの魅力をいかんなく発揮する「カーバトル」要素。そしてライガとクウガが乗り込む小型ビークル「コアグランナー」を搭載した大型ビークルによる、迫力の「ビークルバトル」要素。最後に、ビークルが合体して完成するロボットによる「ロボットバトル」要素を提示。まさに「息つく暇もないアニメになる」と語った。
なお、ライガとクウガは変身すると大人のような体型に変化することから、石上さんは通常時に対して変身後は大人の声で演じ分けているという。
また、ビークル“ガオグランナーレオ”役の檜山さんは、「久しぶりに正統派ヒーローを演じる」と嬉しそう。そのいっぽうで、「お子さんが玩具で遊ぶ際に、掛け声や必殺技を真似てもらえるように心がけています。そういう演技面で作品を盛り上げたい」と声優として、いかに作品に携わるかという矜持を語る。
また日野さんも「(作品と)観てくださるよい子との懸け橋になれれば」とコメントした。
ロボ好き・ホビー好きの心をくすぐる玩具も初披露!
ここで株式会社タカラトミー トミカマーケティング部トミカマーケティング課の吉原有也課長が登場。「アースグランナー レオチータ」の玩具が初披露となった。
コアグランナーとガオグランナーレオの合体。さらにガオグランナーチータとの合体でアースグランナーレオチータが完成するという、アニメの合体ギミックをリアルに再現した玩具に、登壇者一同も大盛り上がり。
特に檜山さんは、「僕の頃(のロボット玩具)と違う!」とそのクオリティに驚きの声を上げた。
記者的には、三軸可動の股関節にグッときた。これでしっかりと足を開いた、外連味あふれるポージングが可能となるわけで、ロボット好きな大きなお友達の琴線に触れること間違いなしだ。
発表会の最後には、スーツアクターによる“グランナーR”、“グランナーK”、“アースグランナー レオチータ”によるアクションも飛び出すなど、作品の魅力を余すことなく見せてくれた「トミカ絆合体 アースグランナー」。
4月からの放送が今から楽しみだ!
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