いつの間にかこれまでよりもすっと自然に曲に寄り添って歌えるようになっていた。井口裕香13thシングル「HELLO to DREAM」インタビュー
井口裕香がアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」オープニングテーマを表題曲とするシングル「HELLO to DREAM」をリリース。「ダンまち」とともに歩んできた井口裕香が歌う新曲、そして「LIVE&TALK HELLO to 31」で久々に披露する本格ダンスに怯えながら取り組む現在の心境について、ご本人が語ってくれた。
「ダンまち」曲でヒロイズムとの2度目ましてタッグ!
──井口さんとアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」との関わりは4thシングル「Hey World」が「ダンまち」第1期のオープ二ングにというところからでした。もう4年前です。
井口 ですねえ。そして前回の2作同日発売シングルのうち「おなじ空の下で」でも「劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ―オリオンの矢―」の主題歌を任せていただいて。
──今回もまず表題曲「HELLO to DREAM」がアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」のオープニングテーマ。そして井口さんにとっては「NEWSやテゴマスの」という冠もつく作詞・作曲家、ヒロイズムさんと2度目のタッグになりました。
井口 2ndアルバム「az you like…」収録の「GREEN ROAD」からの2度目ましてです。今回はディレクターの甲(かぶと)さんから「『ダンまち』という大きな作品にさらに勢いをつけられる素敵な作詞・作曲家さんにお願いしたいですよね。またヒロイズムさんとご一緒するのはいかがですか?」と提案していただいて、わたしとしてはもう「ぜひ!」と。
──井口さんの「ダンまち」曲は曲ごとにさまざまな作詞家さん作曲家さんによるものですが、どれも作品の世界や物語を表現しつつ、そのときどきの井口さんの魅力も引き出してくれるものにもなっています。
井口 「ダンまち」という作品のロールプレイングゲーム的な世界観、ダンジョン感やファンタジー感みたいな要素を表現してもらうことはもちろん、「主人公の出会いと成長を描く普遍的な物語」としての「ダンまち」らしさも大切にしていただいているんです。ですから、作品にも、聴いてくださっているみなさんにも、わたし自身にも、リンクするものがたくさんあるなと思いながら毎回歌わせていただいています。
──「HELLO to DREAM」の歌詞には、これまでのダンまち曲の歌詞を思い起こさせるところもありますね。
井口 「とめどなく溢れ出す涙 きっといつかは輝く」というフレーズは「Hey World」の「泣きたければ泣けばいいのさ 涙はやがて乾く」に、「仰ぐ空の下 想いひとつ」はまさに「おなじ空の下で」に通じるかも。ヒロイズムさんにお話を聞けたわけではないので実際そういう意図で書いてくださったのかはわからないんですけど、わたしのこれまでのシングルもチェックしたうえで書いてくださったのかなって思うとうれしいですね。
──意図的なリンクならうれしいですし、偶然のリンクでも素敵ですよね。
井口 ですねえ。
身構え過ぎずレコーディングに臨めるようになった
──歌い手としては、これまでの曲にも共通する「ダンまち」らしさみたいなものは意識しましたか?
井口 「ダンまち」ということは意識しすぎずにレコーディングに臨みました。大きな作品のオープニング曲を続けて任せていただいているありがたさや責任は感じつつ、「大役を任されたからこう歌おう」とか「これまでの歌い方を踏襲して歌おう」みたいなことは意識せず。曲の疾走感や歌詞から見えてくる、ベルくんや歌の物語の中の主人公が前に突き進んでいく姿。そこに自分だったりライブに来てくれるみんなだったりも重ねながら歌った、というのが正直なところといいますか。だからそう歌おうとしたわけではないんですけど、曲に沿って歌っていったらやっぱり自然と「ダンまち」らしくなったんでしょうね。
──曲に向き合ってから歌い方を定めるまでに時間のかかる曲もあるかと思いますが、「HELLO to DREAM」はどうでしたか?
井口 カップリングを含めてとてもすんなりいきました。レコーディング前後のおしゃべりの時間のほうが長かったんじゃないかってくらいさくっと……。なんだろう? 今までたぶん、悩みすぎててたんじゃないですかね? 今思うとデビュー当初は「どう歌ったらいいんだろう?」「どう表現したらいいんだろう?」とか、自信も経験もなかったというのもあって、「どうしたらどうしたら……」っていう不安が大きかったのかも。
──その不安が今はない?
井口 曲を聴いたときに「こう歌いたい」っていうのが自分の中から出てくるようになりましたね。あといつ頃からか、歌い方やアレンジを本番前にあらかじめ1度確認しておくための「プリプロ」というテストのレコーディングもするようになったんです。歌い方を試したり話し合ったりするのはそのときに済ませておけるようになりました。それで本番のレコーディングでは歌い方を試行錯誤することなく、定めておいた方向性でていねいに歌っていくことができています。
──当日は歌い始める前にスタッフのみなさんとおしゃべりする時間もあったとか。
井口 そういう時間を用意してもらったわけでもなく、自然となかなか始まらないというか(笑)。まるで担当を振り分けてあるかのように、各曲のレコーディング日ごとに誰かしらがおやつを持ってきてくれたんです。なのでまずはそれを食べながら小1時間、最近あったこととかをおしゃべりして。ひと段落しておやつを食べ終わる頃に「じゃあそろそろお仕事します」って録り始める感じで。それもよいリラックスにつながったのかも。でもそれも自然にそうなったのであって、リラックスするための儀式としてとかではないんです。レコーディング始めるぞ!と身構える感じはなくなってきたのかなと思いますね。
──アーティスト活動5周年を超えて、バシッとスイッチを切り替えてではなく、自然な流れで歌い始められるようになった?
井口 そんな気がします。やっとですね(笑)。
──そんな今の井口さんとは違って、以前の井口さんにはもっと悩みがちな印象がありました。
井口 個人的なことでは悩まないんですけど、作品には自分だけではなくたくさんの人が携わっているので……。スタッフのみんなはわたしのやりたいことができていればそれが正解だよといってくれるけど本当に同じ方向を向けているんだろうかとか、曲としては完成したけどアニメの映像がついたらときにうまく合わさるだろうかとか、原作のイメージからずれてしまっていないだろうかとか、この歌い方であっているんだろうかもっとできるんじゃないだろうかとか、みたいな不安が前はあって……。
──でもこれまでのお話を聞いていると、何か明確なきっかけがあってその不安が薄れたわけでもないように思えます。
井口 たしかにそうですね。「あのときここで吹っ切れた!」みたいなことはなかったような。う~ん、なんでだろう? ああでも人生においてそれまでって、迷ったときには誰かに教えてもらうということが多かった気がするんです。それが自分自身が30歳を超えたあたりから、「人に教えてもらっても結局は自分次第だな」っていうのを改めて痛感することも多かったもので、人に頼り過ぎたり人の意見を気にし過ぎたりはしなくなったかも(笑)。
──それはアーティスト活動において「うまくできるようになったこと」ですね。逆に「まだうまくできずに悩んでいること」って思い当たりますか?
井口 悩んでいるところ……なんだろう? これからもっとこうしたいというのはいっぱいあるんですけど、今これができないという目の前の課題は少なくなってきたかなあ……。
──目の前ではなくこれからに目を向けられているというのはファンも期待がふくらむはずです。
井口 だといいんですけど(笑)。
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