「世界コスプレサミット2019」オープニングセレモニー開催! 世界各国から集った78名のコスプレイヤーがパフォーマンス

世界最大級のコスプレイベント「世界コスプレサミット2019」のオープニングセレモニーが2019年7月26日、都内の会場で開催された。イベントには、実行委員長の小栗徳丸さんと、世界各国のカルチャーイベントの予選を勝ち抜いた78名(※2人が欠席)のコスプレイヤーが登場した。

第17回目を迎える「世界コスプレサミット2019」は、コスプレイヤーを通してマンガやアニメを国内外に向けてプロモーションするイベント。世界40の国と地域の予選を勝ち抜いた、コスプレパフォーマンスのトップを決定する「世界コスプレチャンピオンシップ in TOKYO」も催される。

この日行われたイベントに出席した実行委員長の小栗氏は、東京での初開催について「名古屋を飛び出して、ここ東京で開幕できることを大変うれしく思います」と喜びをあらわに。イベントにとっても重要な岐路となったことから「我々はこの機会をコンテンツ産業と観光客の増加に貢献したいと思います」と意欲をにじませた。

また、世界コスプレサミット実行委員会は今年から新たな取り組みとして、コスプレイヤーが自発的にゴミ拾いをする「コスプレ de 海ごみゼロ大作戦!in 東京タワー」を6月8日に実施。グローバルな社会問題を、コスプレイヤーとともに解決した取り組みから、各国のマスメディアにも取り上げられ、多くの人々に認知されるキッカケとなったという。小栗氏は「今後も、日本だけではなく世界中のみなさまに貢献できるようにしたい」と展望も話した。

そのほか、各国のチャンピオンシップを勝ち抜いたコスプレイヤー78名が登壇。「ONE PIECE」の主人公・ルフィとその仲間であるサンジのコスプレのほか、「コードギアス」シリーズからルルーシュ・ランペルージや、「ラブライブ!」より小泉花陽と南ことりなど、人気キャラに扮装したコスプレイヤーたちが思い思いのパフォーマンスを披露した。

小栗氏は「代表になるためには、いくつかの予選を勝ち抜いて1位にならないとここに立てない。我々はこのイベントのために1年かけていますが、なかには1年以上何度もトライしてこの晴れ舞台に立っている方もいます。なんとかみなさまにも見守っていただきたい」と呼びかけた。

「世界コスプレサミット2019」の会期は、7月27日から8月4日まで。7月27、28日は東京ドームシティで、その後会場を愛知・名古屋市に移してチャンピオンが決定される。


(取材・文・写真/ryuko)

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