Switch「FE 風花雪月」の追加コンテンツ第4弾が2020年2月13日に配信決定。第4の学級「灰狼の学級(ヴォルフクラッセ)」が登場するサイドストーリーが展開

任天堂は、現在発売中のNintendo Switch専用タイトル「ファイアーエムブレム 風花雪月」(以下、FE 風花雪月)の追加コンテンツ第4弾となるサイドストーリー「煤闇の章」の詳細を発表した。なお、本コンテンツを遊ぶには、本作の「エキスパンション・パス」(2,500円[税込])を購入する必要がある。

「FE 風花雪月」は、1990年に第1作が発売されて以来、現在までに17作が制作された人気シミュレーション「ファイアーエムブレム」シリーズの最新作。アドラステア帝国、ファーガス神聖王国、レスター諸侯同盟といった三国がひしめくフォドラ大陸で、主人公はガルグ=マク大修道院内にある士官学校の教師として招聘され、さまざまな出自の生徒たちを教え、導いていく。




サイドストーリー「煤闇の章」では、ガルグ=マク大修道院の地下に存在する「アビス」と呼ばれる場所が登場。人目から逃れて生きざるを得ない者たちが集うこの地で、主人公たちはユーリス、コンスタンツェ、バルタザール、ハピと出会い、彼らが黒鷲、青獅子、金鹿に続く第4の学級「灰狼の学級(ヴォルフクラッセ)」の生徒であることを知る。彼らはプレイヤーキャラクターとして登場するようだ。



現在公開されている動画では、主人公たちと新キャラクターによる掛け合いや、敵との戦闘シーンを確認可能。バルタザールが持っている籠手「ヴァジュラ」が英雄の遺産と酷似していたり、コンスタンツェが天馬に乗った状態で黒魔法らしき技を使う(ゲーム本編にはないタイプの職業)など、気になる要素が詰まっている。


なお、サイドストーリーは完全に独立したコンテンツとなっており、本編の進行状況は引き継がれず、セーブデータも個別に作成される。生徒たちへの指導を行い、その節の最後にある課題に挑むという本編のゲームサイクルとは異なるシステムで物語が展開するほか、戦闘で出撃できるメンバーも固定になるようだ。詳細は、以下を確認してほしい。

【新情報】

■陽の光の下で生きられぬ者たちが辿り着く場所「アビス」

サイドストーリーの舞台となるのは、ガルグ=マクの地下に広がる「アビス」と呼ばれる場所。物語上の時期は、本編「士官学校編」の序盤にあたる。 ある日、怪しい人影を見たというクロードに付き添い、主人公と三学級の級長、そして数名の生徒たちは、抜け穴から大修道院の地下に足を踏み入れる。そこには、いくつもの通路や区画が広がっていた。

かねてより、大修道院で学ぶ生徒たちのあいだでは、「ガルグ=マクの地下には『アビス』という名の街が広がっている」 との噂が囁かれている。アビスは、人目を憚り暮らすことを余儀なくされた者たちが行き着く場所。アビスとそこに住む人々は実在し、セイロス聖教会はそれを知りながら黙認を続けてきたのだった。 地上の法は及ばぬというその場所で、主人公たちは 「第四の学級」の生徒を名乗る若者たちと出会う。

■第四の学級 「灰狼の学級(ヴォルフクラッセ)」


アビスで秘密裏に開かれた第四の学級「灰狼の学級(ヴォルフクラッセ)」の生徒であるという4人の若者たち。 彼らもまた様々な事情があり、地上での居場所を失った士官学校の元生徒たちだった。 彼らは、最近頻繁に地上から侵入してくる賊や傭兵により、アビスの平穏が脅かされていると語る。セイロス騎士団による庇護も期待できない状況下、自分たちの居場所とアビスに住まう弱者を守るため、「灰狼の学級」の面々はならず者たちを率い、侵略者に立ち向かっていた。「学級」を名乗りながらも指導者を持たぬ彼らに力を貸すことになった主人公たちは、やがて歴史の表舞台から消し去られた、ある真実と出会うことになる。


灰狼の学級※敬称略

・ユーリス CV:榎木淳弥



・コンスタンツェ CV:ブリドカットセーラ恵美




・バルタザール CV:木村昴



・ハピ CV:三澤紗千香


■本編とは異なるゲームサイクル

サイドストーリー「煤闇の章」のセーブデータは、「FE 風花雪月」本編の進行状況は引き継がれない、独立したものとなります。サイドストーリーを開始する際に、主人公の見た目と名前、難易度(ノーマル/ハード)、モー ド(クラシック/カジュアル)を決定する。 「風花雪月」本編の基本的なゲームサイクルは、士官学校内で自学級の生徒たちを指導したり、交流を深めたりしながら、その節(月)の最後に待ち受ける「課題出撃」に備えるというものだった。

一方、地の底の「アビス」でくり広げられるサイドストーリーは、「風花雪月」本編とは異なるゲームサイクルの下に展開。さらに、本編では他学級の生徒を自学級にスカウトすることも可能だったが、サイドストーリーでは固定メンバーで戦い抜くことになる。倒れた仲間が復活しない「クラシックモード」で遊ぶと、より緊張感のある戦いを味わえるだろう。戦闘マップにも特殊な仕掛けが多く、難易度は本編より少し高めの「手ごわい」内容になっている。


【商品情報】
■ファイアーエムブレム 風花雪月
ジャンル:シミュレーションRPG
プラットフォーム:Nintendo Switch(TM)
プレイ人数:1人
発売日:現在発売中
価格:6,980円(税別)※パッケージ版、ダウンロード版共通
CERO:B(12歳以上対象)

(C) 2019 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS Co-developed by KOEI TECMO GAMES CO., LTD.

おすすめ記事