庵野秀明×樋口真嗣タッグで「ウルトラマン」がシン化! 映画「シン・ウルトラマン」制作発表!! 公開は2021年を予定

国民的ヒーロー「ウルトラマン」が、「シン・ウルトラマン」として映画化されることが決定した。

本作の企画・脚本をつとめるのは、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明さん。そして、監督をつとめるのは、「新世紀エヴァンゲリオン」をはじめ、数々の傑作を庵野氏と共に世に送り出してきた盟友・樋口真嗣さん。
記憶に新しい「シン・ゴジラ」で第40回日本アカデミー賞 最優秀作品賞・最優秀監督賞など主要7部門で最優秀を受賞した最強コンビが、満を持して新たな空想特撮作品に臨む。



さらに主要キャスト陣も決定。
主人公の"ウルトラマンになる男"には、「シン・ゴジラ」でもわずかな出演ながら強烈な存在感を残した斎藤工さん。さまざまなジャンルの作品に出演を続け、正統派から怪役まで多彩なキャラクターを演じ分ける斎藤工さんに、新たなヒーロー役の白羽の矢が立った。
そして主人公の相棒役に、大ヒット作には欠かせない女優・長澤まさみさん。また、幅広い役柄で多くの作品に存在感を示すいっぽう、「名探偵ピカチュウ」では声優としても出演した西島秀俊さんといった豪華キャストが集結した。



まだ作品の全容は明らかになっておらず、続報に期待したいところ。公開は2021年を予定している。

なお、今回関係者・スタッフ・キャストよりコメントが到着しているので、そちらもご紹介しよう。

【以下、オフィシャルコメント】

㈱円谷プロダクション・製作 塚越 隆行(代表取締役会長 兼 CEO) 

円谷プロダクションの礎となった初期作品群のひとつ「ウルトラマン」が現代社会を舞台に蘇ります。長きにわたり愛され続けてきたこの作品が、その原点の魅力に立ち返ります。この企画が老若男女すべての人の心に残る最高のエンターテイメント作品として楽しんでいただけるものになるよう、企画・脚本 庵野秀明氏、監督 樋口真嗣氏、他制作スタッフ、キャストのみなさん、そしてすべての関係者と共に目指したいと思います。

東宝㈱・製作 市川 南(常務取締役)

2016年に東宝を代表するキャラクター「ゴジラ」を『シン・ゴジラ』として手掛けたコンビが再び結集し、企画・脚本庵野さん、監督・樋口さんという形で、今度は同じく日本を代表するキャラクター「ウルトラマン」を共に世に送り出せることは、非常に光栄です。日本が誇る偉大な文化を、新しい時代に継承していきたいと思います。どうぞご期待ください

斎藤工(37)

「シン・ウルトラマン」に寄せて私に大役の白羽の矢が立った事以上に、この壮大なプロジェクト及び手にした脚本に至極興奮致しました。
かつて、何者でも無かった私は一度だけ、生前の実相寺昭雄監督にお会いする機会があり、前のめりに当時の円谷プロや「ウルトラマン」の様々な話を伺えた事は、全て"ココ"に繋がっていたのではないかと今振り返ると思います。
「ウルトラマン」への特別な想いを持たれていらっしゃる庵野さん、樋口監督と共に、若輩者ながら私の37年間を本作に注ぎたいと思います。
「シン・ウルトラマン」が今の日本に、未来の日本に、必要な作品になるよう、頼もしきスタッフ、共演者の方々と高みを目指します。

長澤まさみ(32)

誰もが憧れる庵野さんの作品に出演出来る事をとても光栄に思います。「シン・ゴジラ」も劇場へ観に行ったのですが、お客さんの満足感や充実感をその場で強く感じました。
今回の作品では思いがけない展開もありますが、今を生きぬく事はいつもどんな時も精一杯です。作品を通して少しでも多くの人の心に届くものになればいいなと思います。

西島秀俊(48)

世界的人気で誰もが知る「ウルトラマン」を、あの『シン・ゴジラ』チームが再集結して映画化するとお話を伺った時の驚きと興奮がいまだに冷めません。
そして、そのチームに参加できることを非常に光栄に感じています。
脚本を読ませていただきましたが、ファンの方もそうでない方もきっと楽しめる一級のエンターテイメント作品になると確信しています。初めてご一緒する樋口監督のもと、“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に命を吹き込む一員として、精一杯演じさせていただきます。

監督:樋口真嗣

あらたな、でもそれは私が物心ついた頃から輝き続けているバトンを託されました。
先輩たちが生み出し育ててきた、眩しく重たいそのバトンを次につなぐ責務を粛々と努めて参る所存です。

【作品情報】
■シン・ウルトラマン

・製作:㈱円谷プロダクション、東宝㈱、㈱カラー 
・配給:東宝(株)
・制作プロダクション:(株)東宝映画、シネバザール
・公開時期:2021年予定

©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会

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