漫画家・松本零士の公式サイトが開設! 愛猫・ミー君が松本零士の日常をお届けするTwitterもスタート

「銀河鉄道999」や「宇宙海賊キャプテンハーロック」などで知られる漫画家の松本零士さん、そしてその奥さんである牧美也子さんが中心となって運営しているプロダクション「零時社」初の公式サイトが、2020年1月25日に開設された。

本サイトが開設された2020年1月25日は、松本零士さんが82歳を迎えた記念すべき誕生日。

松本零士さん


2019年11月、松本さんはイタリアにて緊急搬送され、ファンから心配する声が多く寄せられた。「元気になったことをファンや関係者の皆さまに伝えたい」という松本さんの想いにより、サイトを開設するに至ったという。


サイトトップ


サイトトップ(退院後描き下ろしたフルカラーイラスト)


サイトでは、松本さんのプロフィールや作品リストはもちろん、これからの活動や新作が随時紹介される。そのほか、零時社のメンバーでありパートナーでもある牧美也子さん、メカニックデザイナーである板橋克己さんらの作品と活動も掲載される予定だ。


■松本零士・零時社公式サイト


ミーくんTwitterで、松本さんの元気な姿を発信!

このほか、愛猫である「ミーくん」のTwitterも開設された。「トラジマのミーめ」など、数々の作品に登場する猫キャラは、松本零士さんの愛猫ミーくんがモデル。現在のミーくんは4代目で、Twitterでは松本さんの日常をつぶやいていくという。


■ミーくんTwitter

■松本零士さんプロフィール
1938年1月25日生まれの漫画家。福岡県久留米市出身(幼少年期は小倉市で過ごす)。6歳のころから絵を描き始め、9歳で運命的な本(「新寶島」「月世界紳士」。いずれも著者は手塚治虫氏)との出会いをきっかけに、漫画を描き始める。
16歳の時に投稿作「蜜蜂の冒険」が「漫画少年」にて受賞掲載され、商業誌デビュー。1957年「少女」掲載の「黒い花びら」で、実質的な漫画家デビューを果たす。その後、しばらくは少女漫画誌での執筆が続く。
1968年代に入り、青年漫画誌が誕生し始めたころ「漫画ゴラク」に「セクサロイド」を発表。以降、青年漫画誌での執筆が増え、少年・青年漫画のジャンルで活躍するようになった。
代表作は、「男おいどん」「ガンフロンティア」「宇宙戦艦ヤマト」「エメラルダス」「ザ・コクピットシリーズ」「宇宙海賊キャプテンハーロック」「銀河鉄道999」「新竹取物語1000年女王」など。


■牧美也子さんプロフィール
7月29日生まれ。兵庫県神戸市出身の漫画家。
高校卒業後、2年ほど銀行勤務をするが家業の事情で退社。家業を手伝いながら漫画を描き始める。
1957年「母恋ワルツ」にてデビュー。少女誌の創刊が続いた1960年代、「りぼん」、「マーガレット」(いずれも集英社)、「少女フレンド」、「なかよし」(いずれも講談社)などで活躍。その後、レディースコミックや青年誌の分野にまで執筆の場を広げ、多くの作品を発表し、「悪女聖書(あくじょバイブル)」(原作:池田悦子)はテレビドラマ化もされた。
代表作は、「マキの口笛」「りぼんのワルツ」「悪女聖書」「源氏物語」など。


■板橋克己さんプロフィール
1951年1月28日生まれのメカデザイナー。東京都板橋区出身。もともとは松本零士さんのアシスタントであったが、4年ほどのサラリーマン生活を経て、劇場版「銀河鉄道999」でメカデザインを担当することになった。以降、松本零士さんの漫画や映像作品にてメカデザインの多くを手がける。
主な著書は、「零次元機械紀行」(共著・松本零士)、「零士メーターから始めるSFメカの描き方」など。

(C)松本零士/零時社

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