「早乙女太一は何かを背負わせたら日本一」 映画「プロメア」早乙女太一&中島かずき登壇、一夜のチャンピオン祭開催!!

劇団☆新感線の人気舞台の映像を映画館で楽しむ話題の映像エンターテインメント「ゲキ×シネ」とアニメ映画「プロメア」のコラボ上映イベントが2019年8月5日(月)に新宿バルト9にて開催された。

「プロメア」は、「天元突破グレンラガン」(2007)、「キルラキル」(2013)のTVシリーズを手がけた監督の今石洋之さんと脚本に中島かずきさんコンビが組んだ完全オリジナル作品。キャラクターデザインはディズニー映画「ベイマックス」のコンセプトデザインを手がけた世界的クリエーター・コヤマシゲトさん、音楽は「進撃の巨人」ほか数々のドラマ・アニメを手がける澤野弘之さん、美術監督には「メアリと魔女の花」の久保友孝さん、さらにタイトルロゴデザインを「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズでパッケージデザインを務めた市古斉史さんがそれぞれ担当。また、多くの話題作を生み出したサンジゲンが3DCGパートを制作する。
グレンラガン、キルラキルの今石洋之監督×中島かずきコンビが贈る劇場アニメーション「プロメア」が2019年公開決定!
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今回、劇団☆新感線の人気舞台の映像を映画館で楽しむ話題の映像エンターテインメント「ゲキ×シネ」とアニメ映画「プロメア」のコラボ上映イベントが2019年8月5日(月)に新宿バルト9にて開催された。


ゲキ×シネは劇団☆新感線の人気舞台の映像を映画館で楽しむ話題の映像エンターテインメント。中島かずきさんは劇団☆新感線の座付き作家として数々の舞台脚本を手掛けており、今回「プロメア」とコラボする「蛮幽鬼」(2009年上演)も中島さんが脚本を手掛けている。早乙女太一さん、堺雅人さんも同舞台に出演しており、「プロメア」の主要キャラクター、リオとクレイのキャスティングに際しては「蛮幽鬼」での演技が念頭にあってオファーがなされたという。
今回、このさまざまな繋がりから生まれたコラボ上映イベントのオフィシャルレポートが到着したので紹介する。

【オフィシャルレポート】※敬称略

『蛮幽鬼』上映後に早乙女と中島が登壇すると会場からは大きな拍手が起こり、早乙女は「今日は全部で6時間ですか。長時間でおしりと腰が心配です(笑)最後まで楽しんでいって下さい」と挨拶。
MCから今回の企画経緯を聞かれた中島は「先ず『プロメア』が皆さんの情熱でここまで成長しまして、もうすぐ興行収入が10億いきそうなんですね。その流れを見ていて、堺くん、太一くんが出ている『蛮幽鬼』を何故上映しないんだという声も聞こえていたので、一度に観られる企画があると面白いのではないかと思って新感線側に相談したら動いてくれて。おまけについさっき新幹線の舞台に出ていた太一くんまで来てくれて夢の様な企画になりました。僕が一番嬉しいんです。ありがとうございます」と観客に熱い感謝の言葉を述べました。

劇団☆新感線の舞台『けむりの軍団』への出演終わりに駆けつけた早乙女も会場の熱気に驚きつつ、「ここまですごいことになっているとは知らなかったので、皆さんが広げてくれているんだなと思うと本当に嬉しいです」とコメント。
今回のイベント名である“チャンピオン祭り”というネーミングに対してMCから質問を受けた中島は「新感線で“いのうえ歌舞伎”とはまた違った楽しい芝居をやる時に“チャンピオン祭り”って名前を付けてきたんですが、『プロメア』の配給の東宝さんでも僕らが子どもの頃ゴジラとかアニメーションを一緒に上映する“東宝チャンピオン祭り”っていうのがありまして。それが好きで新幹線でも“チャンピオン祭り”っていう名前にしたので、東宝さんに戻ってきた感じですね(笑)」と今回のイベントタイトルの秘密を明かしました。

劇団☆新感線デビュー作だった『蛮幽鬼』についての思い出を聞かれた早乙女は、「13歳の頃に初めて『髑髏城の七人』を観てすごく感動したんです。自分が新幹線に出れるなんて微塵も思っていなかったので、すごく嬉しかったのを覚えていますね。当時はお芝居に苦手意識があって怖かったんですが、剣の方で頑張ろうと思ってひたすら練習していました」と当時を振り返りました。
新感線特有の立ち回りが多い展開について中島が「僕はト書きを一行書いているだけなんですけどね」とトボけると、早乙女が「“壮絶な”って書いただけで大変な事になりますから(笑)字は少ないんですけど(笑)」とツッコミを入れるなど軽妙なやり取りで会場を笑わせました。

中島の脚本について早乙女は「『プロメア』もそうですけど、かずきさんの書くまっすぐな熱さや勢い、馬鹿馬鹿しさやカッコ良さというのがもの凄くシンプルでストレートなので、もっと多くの人に観て貰いたいです」とコメント。逆に中島は早乙女の魅力について「何かを背負わせたら日本一だと思うんですよね(笑)『プロメア』もバーニッシュという一族を率いている男なんですが、つい何かを背負わせたくなる(笑)」と語りました。


ここで最近『プロメア』の応援上映を観たという中島にMCが感想を求めると「面白い。お客さんが一緒に台詞を叫んでくれるんですよ。サザンのライブでお客さんが“そうね大体ね!”って返す感じ(笑)舞台だと言葉でしか表現できないから名前も台詞も音にした時に響く言葉をかなり意識して書いているので、応援の様子を見ながら口に出したら気持ちのいい台詞なんだなと(笑)作った身としては感謝です」とコメント。
早乙女も中島の書く台詞について「舞台上だからこそ言える台詞が多くて、普通だと恥ずかしいくらいどストレートだったりするんですけど、舞台で照明や音楽と一緒になるともの凄くカッコ良くみえるんです」と中島ならではの台詞について語った。

最後に早乙女が「こんなに応援して頂いて本当に嬉しいです。皆様のお蔭です。感謝しています」と挨拶し、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。


【作品情報】※敬称略
■「プロメア」
2019年5月24日(金) 全国ロードショー

<STORY>
世界大炎上

全世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種〈バーニッシュ〉の出現だった。
あれから30年――攻撃的な一部の面々が〈マッドバーニッシュ〉を名乗り、再び世界に襲いかかる。
対バーニッシュ用の高機動救命消防隊〈バーニングレスキュー〉の燃える火消し魂を持つ新人隊員・ガロと〈マッドバーニッシュ〉のリーダー・リオ。熱き魂がぶつかりあう、二人の戦いの結末は――。

<キャスト>
ガロ・ティモス:松山ケンイチ
リオ・フォーティア:早乙女太一
クレイ・フォーサイト:堺 雅人
アイナ・アルデビット:佐倉綾音
レミー・プグーナ:吉野裕行
バリス・トラス:稲田 徹
ルチア・フェックス:新谷真弓
イグニス・エクス:小山力也
エリス・アルデビット:小清水亜美
ヴァルカン・ヘイストス:楠 大典
ゲーラ:檜山修之
メイス:小西克幸

<スタッフ>
原作:TRIGGER・中島かずき
監督:今石洋之
脚本:中島かずき
キャラクターデザイン:コヤマシゲト
美術監督:久保友孝(でほぎゃらりー)
色彩設計:垣田由紀子(T2スタジオ)
3DCG制作:サンジゲン
3Dディレクター:石川真平(サンジゲン)
撮影監督:池田新助(サンジゲン)
編集:植松淳一
音楽:澤野弘之
音響監督:えびなやすのり
タイトルロゴデザイン:市古斉史(TGB design.)
クリエイティブプロデューサー:若林広海(TRIGGER)
アニメーションプロデューサー:舛本和也(TRIGGER)
アニメーション制作:TRIGGER
製作:XFLAG
配給:東宝映像事業部


(C)TRIGGER・中島かずき/XFLAG

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