【インタビュー】亜咲花が、「へやキャン△」主題歌「The Sunshower」をリリース。今回も爽やかなソウルナンバーに!

2019年10月に20歳となり、さらなる活躍が期待されるアニソンシンガー・亜咲花(あさか)。そんな彼女が7枚目のシングルとして、ショートアニメ「へやキャン△」主題歌「The Sunshower」をリリースする。カップリング曲として、TVアニメ「ゆるキャン△」シリーズイメージソング「Isn't It Fun?」も収録。亜咲花と「ゆるキャン△」の幸せなコラボが、再び実現した!

「Isn’t It Fun?」は、ゴスペルを意識した曲になりました


──7thシングル「The Sunshower」のリリースおめでとうございます。タイトル曲とカップリングの「Isn’t It Fun?」は、昨年2019年11月24日に開催された「ゆるキャン△音楽会2019」で、リリースに先行して披露されているんですよね。まずは、そのときのことから聞かせてください。どんなステージになりましたか?

亜咲花 一昨年は「秘密結社ブランケット音楽祭」と題して、「ゆるキャン△」の本栖高校のモデルとなった学校で野外ライブをさせていただいたんですけど、今回はLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)というホールでの開催でした。本栖高校の校庭に椅子を並べたハンドメイドなライブも楽しかったんですけど、今回はより本格的な音楽イベントになったと思います。「ゆるキャン△」のオープニングテーマを担当させていただいて、もう2年も経つんですけど、今でもファンの方が増え続けていて、音楽も大事にされているのを感じています。「The Sunshower」と「Isn’t It Fun?」を、CDのリリースに先駆けて、「ゆるキャン△」を愛するみなさんに聴いていただけて、うれしかったです。

──「Isn’t It Fun?」は、昨年9月にYouTubeに公開された「ゆるキャン△活動記録映像」に使われていて、すでにファンにはおなじみですね

亜咲花 はい。「Isn’t It Fun?」はTVアニメ「ゆるキャン△」シリーズイメージソングとして作らせていただいた曲です。

──最初に聴いたとき、「SHINY DAYS」に通じるサウンド感だなと思いました。

亜咲花 そうなんです! 「SHINY DAYS」と同じようにソウルフルでありつつ、「ゆるキャン△」らしいゆるさを持った曲になりました。ボーカルやコーラスは、「SHINY DAYS」とは少し違って、今回はゴスペルを意識しているんです。

──たしかに「Isn’t It Fun?」はコーラスが厚いですし、クラップに合わせて歌っている出だしもゴスペルらしかったです。

亜咲花 アニソンで、こういうソウルとかR&Bのテイストを歌うというのは、亜咲花ならではの持ち味になってきたと思っています。「ゆるキャン△」のおかげで、新たな可能性を見つけることができました。

──「Isn’t It Fun?」のボーカルで気を配ったところはどこですか?

亜咲花 声の響かせ方をより大きくしました。それから、エッジボイスというんですけど、最初の音を低いところから高いところにしゃくり上げるように歌って、より洋楽に近い雰囲気を出そうと思いました。エッジボイスは普段から取り入れているんですけど、こういうミドルテンポのソウルではさらに映えるので、自分の一番得意なところを出せた曲になりました。

──「ゆるキャン△活動記録映像」の映像にも見事に合っていました。

亜咲花 曲を先に作って、それに合わせて映像を編集していただいたんです。「マグカップのコーヒー 上る湯気に」という歌詞に合わせて、りんちゃんがコーヒーを飲んでいたり、曲のテンポと映像のカット割りがぴったり合っていたり、音楽のことをすごく考えてくださった映像になっていてうれしかったです。

──「Isn’t It Fun?」の歌詞(作詞:雨野どんぐり)の印象はいかがでしたか?

亜咲花 「SHINY DAYS」と似た、楽しみなお出かけの日がいよいよ迫ってきたときのドキドキワクワクを感じました。でも、今回はその気持ちを友だちと分かち合っているんですよね。「SHINY DAYS」は自分自身と向き合って未来を開いていこうという歌だったんですけど、「Isn’t It Fun?」は未来の扉を友だちと一緒に開いているような気がして、TVシリーズあってこその曲になったと思います。

──作曲は、TVシリーズの音楽を担当された立山秋航さんなんですよね?(宮原康平さんとの共作)

亜咲花 これは運命でした。作曲者を知らない状態でメロディを選ばせていただいて、ふたを開けたら、立山さんだったんです。「ゆるキャン△」という作品を愛してくださって、亜咲花をよく知ってくださっている方だからこそ、この曲にほかにはないパワーを感じたんだなと思いました。

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