宇垣アナも「白猫」キャラ化! 2020年4月放送のアニメ「白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE」プレス向け試写会・発表会レポート!

アニメ「白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE」のプレス向け試写会・発表会が、2020年1月27日に開催された。

「白猫プロジェクト」は、株式会社コロプラが運営するスマートフォン向け3DアクションRPGで、2014年のサービス開始以来世界中で親しまれている人気タイトル。そんな本作のアニメ化が発表されたのは2018年12月のこと。そこからおよそ1年の沈黙を破り、2020年4月よりテレビアニメ放送がスタートすることが発表された。
人気スマホゲーム「白猫プロジェクト」がTVアニメ化決定! 2020年に放送予定

まず登壇したのは株式会社コロプラ マーケティング本部ライセンスビジネス部部長・松尾英児さん。今回のテレビアニメで描くのは、2014年7月に開催されたゲーム内イベント「ゼロ・クロニクル~はじまりの罪~」を原作とするストーリーで、「白猫プロジェクト」の始まりの物語が描かれることが明かされた。

松尾英児さん

松尾さんは、「ユーザーからの人気もあり、アニメ化を熱望されていたエピソード。ファンからの声が後押しとなった」とアニメ制作の経緯を語った。また、「アニメ版ではゲームでは描き切れないキャラクターやストーリーをふんだんに盛り込んでいく。今後も、クロスメディア戦略を積極的に展開する」と、アニメ版への意欲を語った。

岩田星人さん

続いて株式会社コロプラ アニメ宣伝プロデューサー・岩田星人さんが登壇し、新PVやテーマソングアーティストが発表された。

オープニングテーマを担当するのは、西川貴教さんとASCAさん。アニソン業界を牽引する2大アーティストがコラボレーションを行う。エンディングテーマは女性シンガー・安田レイさん。楽曲の詳細は2020年3月開催のAnimeJapanにて発表されるそうだ。

西川貴教さん

ASCAさん

安田レイさん

さらに第1話~第4話のダイジェスト映像も上映。白の王国と黒の王国の両サイドを舞台に、激しいバトルや見ごたえある人間ドラマが展開し、非常に重厚な印象。本編の放送が待ち遠しくなる内容に、マスコミ一同も息をのんだ。

なお放送は2020年4月6日を皮切りに順次スタート予定。岩田さんいわく「4月6日、『しろ』の日になったのは偶然」とのことだが、運命的なものを感じずにはいられない!?

宇垣美里さん

ここからは本作の応援サポーターとして、フリーアナウンサーの宇垣美里さんが登場。

いち早く本編を鑑賞したという宇垣さんは、本作の魅力について「ファンタジーならではの戦闘シーン」「どう動くんだろうと楽しみ」とコメント。

また本作の主人公・アイリス役は堀江由衣さん、闇の王子役は梶裕貴さんがそれぞれ担当している。このキャスティングについては「耳が心地よい」とにっこり。視覚的にも聴覚的にも楽しみな作品となりそうだ。

さらに本作の監督・脚本を手がける神保昌登さんと、株式会社コロプラ スーパーバイザー・角田亮二さんが登壇。

神保昌登さん

角田亮二さん


角田さんは「5年半くらい前のゲームのリリースから1年たたないくらいで、ファンからアニメ化してほしいという声があがっていた。その声に応えたいと思い、現場では動いていた」とコメント。本編やサイドストーリーが膨大な量なので、どこをアニメ化したら成立するのか模索した結果、「3周年に公開したゼロ・クロニクルが大変好評、かつ知らない人でも楽しめる」ということで、このエピソードのアニメ化企画が動き出したという。

いっぽう神保監督は、角田さんよりアニメ化にあたって「戦争のあるお話なので、人間らしく描いてほしい」とコンセプトの説明があったと語る。その意を受けて、「アニメだからという言い訳をせずに作っている」と本作について解説。

監督の作りこみはかなりのようで、「ゲームの世界観やキャラクターを大切にしてもらっている。原作側がそこまで設定していなかった、というところまで作りこんでくれて、アニメで新たに生まれた設定については、コロプラ側で設定を用意した」「非常にいい制作ができた」と角田さん。

なお本作は製作委員会制度ではなく、コロプラ社の出資で製作される。この製作体制について、神保監督は苦笑しつつ「わりと(コロプラからの)圧を感じることがあるが、責任が分散することがないので、意外とやりやすい」「逃げ道がお互いにないので……」とコメントし会場の笑いを誘った。

そんな本作の魅力について尋ねられた一同は、フリップにお勧めポイントを書き込む。

宇垣さんはアイリスと闇の王子の、「ロミオとジュリエット」的な恋愛模様を。また神保監督は「王子」「アイリス」「ファイオス」とメインキャラクターの活躍を、角田さんはアニメのために書き下ろされた多数の新曲をプッシュ。


特に角田さんは、今回のアニメのために音楽担当の岩崎琢さんが書き下ろした楽曲の魅力を熱弁。なかでも「ルーンの力」というアイリスの力が発動するシーンの曲には、心が動かされたという。「曲と素晴らしい作画がかけあわされることで、素晴らしい感動体験ができるのでは」と本作への期待感をあおった。


最後に「白猫プロジェクト」製作チームから宇垣さんに、宇垣さんをモデルにしたキャラクター「はじまりの星たぬき姫 美里」のポップがプレゼントされた。今のところゲームやアニメに登場する予定はないそうだが、「ゼロ・クロニクル」に出てくるなら、というコンセプトでデザインされたキャラだという。


なお決め台詞は「一緒に見届けましょう、ゼロ・クロニクルを」。発表会は、宇垣さん自身によるこのセリフで締められた。

追加の放送局や配信サイト情報は、後日改めて発表になるとのことなので、続報に注目だ!

【放送情報】

■白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE

<放送局>

・AT-X:4月6日より毎週月曜日 22時00分~

・TOKYO MX:4月6日より毎週月曜日 22時30分~

・BS11:4月6日より毎週月曜日23時00分~

・MBS:4月7日より毎週火曜日26時30分~

ほか

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