令和2年の幕開けに、竹内力が! 黒電話のダイヤル「だけ」が! ガチャに登場! 【ワッキー貝山の最新ガチャ探訪 第36回】

福山雅治さん、松たか子さん、広瀬すずさん、神木隆之介さん、森七菜さんら、そうそうたる役者陣にまじって私も出演中の映画「ラストレター」が、ただ今、絶賛公開中!

ロケ地は、杜の都「仙台」のある宮城県! 岩井俊二監督によって収められた、私の地元の風景は見ものです。「初恋」がテーマということもあり、「そう言えば小学生の頃、カプセルに入ったプラスチックの指を、あの娘にプレゼントしたなあ~」なんて淡い想い出もよみがえります。「キャーッ」て驚いたあの顔……。今、何してるかなあ~。

それでは2020年初の、最新カプセルトイ探訪の旅のスタートです!

竹内力 漢のGOODS COLLECTION 全4種+レア1種 タカラトミーアーツ 400円

ギョエ~! 超絶インパクト! Vシネマの帝王が降臨です! カプセルを開いた瞬間、思わず「凄ッ!」って声出しちゃったもんねぇ! これはもしかしするとカプセルトイ新時代の幕開けなんじゃない!? 強い者にはめっぽう強くて、弱い者には超やさしい~。そんな男の中の男である竹内の兄貴が! なぜか(?)便利グッズで登場だ!

●RIKIにらみフェイス メモホルダー 

これはリアルだ! 今にも胸ぐらつかまれて、「なにメンチ切っとんのじゃ~」と恫喝されそうな表情。少ししゃくれた口元から見える歯の隙間に紙をはさむことができます。勇気を振り絞ってメモをはさめば、なんか健気でかわいいく思える~。まさに恐怖と笑いは紙一重……ってことなんでしょうかね?



●RIKI 白目フェイス ライトキーチェーン 

特技の「白目」な表情は、まさに顔面凶器! 夜道で遭遇したら絶対チビります。顎の下にボタンがあり、押すと目ビーム! 不気味に点灯し、ライトとして使えます。考えた方、あっぱれ! 天才の発想だ~! これを使いこなせば、何も怖いことはないでしょう。護身グッズにもなり得る(?)一石二鳥な便利アイテムです。


●超RIKI スマホホルダー 

RIKIさんしか似合わないであろう空色のスーツをなびかせて、ワイルドに登場! 大切なスマホを全力で支える男気ある姿には、惚れてしまいそう。また、土台のがれき風ジオラマは、Vシネマのワンシーンを彷彿していて、GOOD! 大声で何かを叫んでいるような表情からは、元気をもらえちゃいます。使っていると、いい知らせがやってきそうだ。これもマストで欲しいですよね。


●紅のRIKI コードリール

グラサンかけて仁王立ちのRIKIさん。ホワイト地に映える炎の模様がカッコいいっす! 使い方は、荒縄で体をグルグル巻きにするように、USBケーブルを巻きつけるだけ。その姿も、なぜかカッコイイっす! またスコップを外した右手には、ケーブルの先を持たせることができます。

ちなみに、レアはこのブラックバージョン。模様がシルバーなんで、より強い男「力」を感じることができます。

怖いもの見たさに、ぜひハンドルを回してみてください。きっと竹内力さんの新たな魅力に気づくはずです!

黒電話の感触 全4種 エポック社 300円

昭和の電話、といえば黒電話。現在では携帯電話が普及しひとり1台は当たり前。ところがちょいと昔だと、電話は一家に1台という時代でした。好きな子に連絡しようと受話器を取り、ダイヤルを回す。ドキドキしながら聞いたあの呼びコール音。そんなノスタルジーあふれる体験が容易にできるのが、この商品です。電話機からくり抜いたような形のダイヤルは少し滑稽ですが、それもまた風情があって、いとおかし。さてどんな種類があるのでしょうか?

●黒電話A

いわゆるスタンダードなタイプ。丸みを帯びた数字のフォントで、当時の電話をリアルに再現。手に乗せると、いろいろなことを思い出し、涙が出そうです。ダイヤルを回す時に感じるちょっとした抵抗の加減が、本物っぽい。戻る時に発する「ジーーコッ」って音も最高です。

●黒電話B

こちらは、数字とアルファベットが印字された変わり種。お金持ちの家にあったような……。得意の手芸でオリジナル編みしたカバーで身を包んだ、ハイスペック黒電話として見かけたような気がします。

●黒電話C

指をひっかける穴の中に数字が書かれたシンプルなスタイル。初期型の黒電話かな? こんなに多様な種類があるのはすごいことだね。きっとこの3種のどれかを自分の家で使っていた、なんて方も多いですよね。

●赤電話

最後に紹介するのは、まさかの赤電話! これは、自宅にはなかったよねぇ。記憶が正しければ、タバコ屋さんの店先にあったりしたと思います。10円硬貨を何枚か手に握りつつ、使用してました。早く連絡をしないと!という焦りから、ダイヤルを急ぎ回すこともしばしば。もちろんその体験も、これで再現できます。

このカプセルトイは「電話」と言いつつも、当然のことではありますが実際にかけることはできないというのは、かなりのバカバカしさがありますね。かかりもしないのにただダイヤルを回す……。一見無駄に思えてしまうこの時間ですが、そのゆとりを持つことこそが重要なのかもしれません。私は大切にしています。皆さんも何も考えず、無心でダイヤルを回してみてください。

というわけで、今回もそれぞれ違う角度で紹介したカプセルトイですが、どちらにも共通しているのはワクワクが止まらないという点。次回も想像を絶する素敵なアイテムに出会えることを楽しみにしています!

<プロフィール>

ワッキー貝山

フリータレント兼ガチャガチャコレクター(カプセリスト)

7歳からガチャガチャを集めだし、10万個所有。「愛しのインチキガチャガチャーコスモスの全て」「素晴らしきインチキガチャガチャの世界―コスモスよ永遠に」「最終決定版!インチキガチャガチャの真相―コスモス、その愛」(双葉社)「日本懐かしガチャガチャ大全」(辰巳出版)などの関連本を出している。

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