プロゲーマーによる対決も！　ガンホー×カプコンが贈る新作「TEPPEN」のメディア向けイベント「TEPPEN Asia Japan Premiere」をレポート

2019年8月8日、神田明神ホールにて、スマートフォン向けアプリ「TEPPEN」のメディア向け発表会「TEPPEN Asia Japan Premiere」が開催された。その模様をお届けしよう。

「TEPPEN」は、伝統的なカードゲームと、アクション性を組み合わせた、新感覚のカードバトルゲーム。2019年7月4日から、まずは欧米での先行配信が行われていた。

イベントが始まり、本作でガンホー側のエグゼクティブプロデューサーを務める森下一喜さん、カプコン側で同職を務める辻本良三さんが登壇。2人の挨拶が終わると最新映像が流れ、アジア・日本での正式サービス開始が、イベント当日の2019年8月8日であると明かされた。

辻本良三さん（左）と森下一喜さん（右）

また、サービス開始に合わせ、新たにプレイを始めるともれなく“COREパックチケット×10”が手に入るキャンペーンを実施。2019年9月1日までなら、追加でパックチケットが20個入手可能とも。パックチケットひとつで6枚のカードが手に入るため、今なら合計180枚を一気にゲットできる。

つぎに、森下さんは本作の概要を説明へ。プレイヤーは“ヒーロー”をひとり選択し、さらに30枚のカードを組み合わせてデッキを構築。リアルタイムで進行するバトルの中、5分の制限時間の中で先に相手の体力をゼロにしたほうが勝利となる。また、試合終了時点で両者の体力が同じだった場合、双方が負け扱いになることなども判明した。

選択可能なヒーローは、「ストリートファイター」シリーズから“リュウ”と“春麗”、「ロックマン」シリーズから“ロックマン”、「ヴァンパイア」シリーズから“モリガン・アーンスランド”、「モンスターハンター」シリーズから、“リオレウス”と“ネルギガンテ”、「デビルメイクライ」シリーズより“ダンテ”、「バイオハザード」シリーズから“アルバート・ウェスカー”など、カプコンのタイトルでおなじみのキャラクターたち。なお、ヒーローは今後も増えていくとのことだ。

解説が終わると、辻本さんと森下さんによる対戦が行われた。2人は頻繁に対戦をしているようで、公の場での対戦成績は森下さんが勝ち越している模様。しかし、今回の対戦ではリオレウスと赤のデッキによる辻村さんの息もつかせぬ速攻により、春麗と緑のデッキで挑んだ森下さんは一方的な防戦を強いられ、敗北。辻村さんが勝利した。

つぎに、プロゲーマーとして活躍する梅原大吾選手、ときど選手、ジャスティン・ウォン選手が登壇。彼らによるエキシビションマッチが行われることに。

梅原大吾選手（左から2番目）、ときど選手（左から3番目）、ジャスティン・ウォン選手（右）。

まずは、梅原選手とときど選手の戦いから。梅原選手はヒーローに春麗、ときど選手はリュウを選択した。試合が始まると、ときど選手の攻撃が絶妙なタイミングで決まり、梅原選手のカードを巧みに破壊。終始ときど選手優勢で進み、緒戦はときど選手が制した。

つぎの試合は、ジャスティン・ウォン選手とときど選手。2人ともヒーローにモリガンを選んだ。互いに紫で構築されたデッキを使用しており、くり広げられる試合は一進一退の消耗戦に。約4分におよぶ戦いの末、ジャスティン・ウォン選手が勝利した。

最後の試合は、梅原選手とジャスティン・ウォン選手。ジャスティン・ウォン選手はヒーローにリュウを、梅原選手はアルバート・ウェスカーを選択した。試合が始まると、ジャスティン・ウォン選手が赤と緑の複合デッキで圧倒的な攻めを見せる。梅原選手は黒デッキで挑んだが、ジャスティン・ウォン選手の速攻を受け後手に回る。試合はわずか52秒で決着し、ジャスティン・ウォン選手が勝利を手にした。

エキシビションが終わると、3人の選手と入れ替わる形で、再び辻本さんと森下さんが登場。9月に開催される「東京ゲームショウ2019」への出展に加え、QRコードを読み込むことで作中で使用可能な限定リオレウスカードの配布、賞金額5000万円（現時点での額）の世界大会が2019年内に開催されるなど、さまざまな情報が発表され、盛況のうちにイベントは幕を閉じた。