映画「二ノ国」公開直前! 製作総指揮/原案・脚本の日野晃博が語るレベルファイブの挑戦と、今後のシリーズ展開!

映画「二ノ国」の公開に先駆けて、製作総指揮/原案・脚本を務める株式会社レベルファイブ 代表取締役社長/CEOの日野晃博さんよりコメントが到着した。

映画「二ノ国」は製作総指揮/原案・脚本を務める日野晃博さん(「レイトン」シリーズ)を筆頭に、百瀬義行監督(「おもひでぽろぽろ」原画 )、音楽に久石譲さん(「千と千尋の神隠し」など)といった日本を代表するクリエイターが集結した注目のアニメ。2019年8月23日(金)より全国ロードショーとなる。

高校ではトップクラスの秀才で、車イスで生活している主人公“ユウ”の声を演じる山﨑賢人さんをはじめ、ユウの親友“ハル”役に新田真剣佑さん、2 人の幼なじみでハルの彼女“コトナ”/二ノ国の王女アーシャの 2 役を永野芽郁さんが演じるなど、メインキャストに人気タレントを起用するほか、宮野真守さん、津田健次郎さん、坂本真綾さん、梶裕貴さん、山寺宏一さんといった人気・実力ともに定評のある声優陣がわきを固める。

さらにはムロツヨシさん、伊武雅刀さんら実力派俳優の参加も話題となっている中、キーパーソンである日野晃博さんが、本作の企画がレベルファイブとして初めての取り組みになったことを明かにした。

「僕らはいつも、自分たちが作ったゲームの TV アニメ化や映画化をしているので慣れてはいたのですが、今回の『二ノ国』はこれまでとは全てにおいて違いました。」と日野さん。

「普通はゲームと同じものをアニメ化や映画化にするので、ゲームを中心に考えて、シナリオだけを映画用にしたりするのですが、今回は全てが映画用。ストーリーもキャラクター設定も、一から作ったものなのです。」と、本作がレベルファイブとして初めてのオリジナル映画作品であると語る。

この初挑戦において、ゲーム版との大きな違いは主人公たちの年齢設定と、その関係性である。RPG「二ノ国 白き聖灰の女王」/「二ノ国 漆黒の魔導士」の主人公オリバーは 13 歳の少年だったのに対し、映画「二ノ国」の主人公ユウ、ハル、そしてコトナは 17 歳の高校生。この 3人が織りなす三角関係が物語のカギを握ることになる。

この設定変更に関して日野さんは「同じような世代の人たちに観てもらえるお話にしたかったのです。高校生の三角関係というのは僕も初めて作るので、若い人たちの意見をいろいろ取り入れながら作ったつもりです。この三角関係を描くにあたって、中学生でもいけないし、大人過ぎる恋でもいけない。やっぱり高校生くらいの恋愛が一番青くて素敵なんだろうということになりました。」と語り、青春が一番感じられる年齢設定にする狙いがあったことを明かした。

これらの取り組みは、これまで少年少女たちの冒険や成長を描いたヒット作を数多く生み出してきた日野さん、レベルファイブにとってユーザーのレンジを広げるための挑戦と言える。

最後に日野さんは「今後、映画『二ノ国』をゲームに逆輸入する、といった可能性もありますね」とコメント。これまでとは逆のベクトルで、「二ノ国」が展開することを示唆した。

本作は「二ノ国」シリーズ、そしてレベルファイブにとって、どのような変化をもたらし、そして我々にどのような感動を与えてくれるのだろうか。その答えは、ぜひ皆さんの目で確かめていただきたい!


【作品情報】※敬称略
■アニメ映画「二ノ国」8月23日(金) 全国ロードショー
製作総指揮/原案・脚本:日野晃博
監督:百瀬義行
音楽:久石 譲
主題歌:須田景凪 「MOIL」(WARNER MUSIC JAPAN/unBORDE)
原作:レベルファイブ
アニメーション制作:オー・エル・エム
製作:映画「二ノ国」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画

<キャスト>
山﨑賢人
新田真剣佑
永野芽郁
宮野真守
坂本真綾
梶 裕貴
津田健次郎
山寺宏一
伊武雅刀
ムロツヨシ

©2019 映画「二ノ国」製作委員会

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