「PlayStation Game Music」の人気のゲームサウンドトラックを表彰する「PlayStation Game Music大賞2019」の受賞者コメントが公開!

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、本日2020年2月18日(火)、「PlayStation Game Music 大賞 2019」の受賞者たちのコメントを公開した。

「PlayStation Game Music 大賞 2019」は、PlayStationフォーマット全般の音楽を紹介する「PlayStation Game Music」で人気のゲームサウンドトラックを、Spotifyでの再生回数や視聴者からのコメントに応じて表彰する企画。2019年12月に結果が発表され、「STORMBLOOD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack」が1位に輝いた。

今回、SIEはコンテストに受賞たちにトロフィーを贈呈。プロデューサーやコンポーザー、各作品の関係者たちから集めたコメントを公開した。

以下では、「STORMBLOOD: FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack」を手がけたスクウェア・エニックスのサウンドディレクター、祖堅正慶さんのコメントを抜粋して掲載した。特設サイトではすべてのコメントを閲覧できるので、ぜひチェックしてみてほしい。

スクウェア・エニックス サウンドディレクター祖堅 正慶のコメント※敬称略


──受賞されたお気持ちをお聞かせください。


祖堅:
このような素敵なアワードで大賞をいただけるのはとても光栄です。本当にありがとうございます!


──受賞アルバム・楽曲の制作エピソードをお聞かせください。


祖堅:
現在、「ファイナルファンタジーXIV」は「漆黒のヴィランズ」という最新の拡張パッケージを発売しておりますが、前作である「紅蓮のリベレーター」という作品は「ファイナルファンタジーXIV」の中でも、サウンド制作がとても難航したタイトルでした。

王道、奪還、革命、極東というゲームのテーマ、そして「ファイナルファンタジー」のナンバリングにふさわしい内容であること。新規の曲はこれらを全て満たしている必要がありました。


さらに過去の「ファイナルファンタジー」楽曲をアレンジする際には、ゲーム体験として皆様の脳裏にガッツリと焼き付いた思い出を壊すことなく、今の時代に沿い、かつコンテンツ内容に沿ってアレンジする必要がありました。

とても難しいチャレンジでしたが、楽しい制作の日々でした。


──投票やコメントをいただいたファンに向けて、メッセージをお願いします。


祖堅:
「ファイナルファンタジーXIV」は新生してから世界中のプレイヤーと共に歩んで7年目を迎えております。

「新生エオルゼア」を作るもっと前からずーっと、全力キープのまま今日この日も締め切りに追っかけ回されながらサウンド制作する日々です。

こう言うと地獄のような日々に聞こえますが、後で振り返ったらきっと充実した日々になってるはず。

引き続き、プレイヤーの皆様に愛される「エオルゼア」の世界をサウンドで盛り上げていければと思っております。またゲームサウンド制作以外にも、ゲームサウンドというエンターテインメントがもつ高いポテンシャルを武器に、ライブやコンサートなど、皆様によりよいサウンドをお届けするべく頑張っていきます。

これからもどうぞよろしくお願いします!

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