特撮・アニソン界の2大ロックユニット、DASEINとサイキックラバーがフュージョン! 2マンライブ「FUSION OF ILLUSION-code222-」目前インタビュー!

HYPER BEAT ROCKユニット「DASEIN」と、ロック・アニメ・特撮ソングユニット「サイキックラバー」の2マンライブが2020年2月22日に開催される。

「DASEIN」(Vo,Ricky/RIDER CHIPS.etc、Dr.JOE/ DAIDA LAIDA)は、映画「ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国」「キャプテン翼」などのアニメで数多くのタイアップを持ついっぽう、Rickyさんは「仮面ライダー」関連曲を多数手がけるバンド「RIDER CHIPS」にも参加。対する「サイキックラバー」(Vo.YOFFY、Gt.IMAJO)も多数のアニメ・ゲームソングを手がけるだけでなく、「特捜戦隊デカレンジャー」「侍戦隊シンケンジャー」などスーパー戦隊シリーズの主題歌を世に送り出している、まさに特撮ソング界のロックヒーローだ。

「仮面ライダー」と「スーパー戦隊シリーズ」という、日本を代表する特撮作品の楽曲を歌う両ユニットが奇跡のフュージョンを実現! 2020年2月22日、東京のライブハウス「HOLIDAY SHINJUKU」にてコラボライブ「FUSION OF ILLUSION -code 222-」を開催する。

そこで、今回アキバ総研では、ライブを目前に控えた両ユニットに、今回のライブに至る経緯や意気込みを語っていただいた! 聞き役は、ベーシストにしてアニソンDJとしても活躍する出口博之さん。ミュージシャン同士ならではのざっくばらんなトークに注目だ!


さらに今回は、YOFFYさん、IMAJOさん、Rickyさんのサイン色紙とチェキをセットで2名様にプレゼント!
記事の最後に応募フォームへのリンクがあるので、そちらもお見逃しなく!

きっかけは忘年会から!

──今回のライブは、東映特撮が好きな人にとってはスーパー戦隊シリーズの楽曲でおなじみのサイキックラバーと、仮面ライダーシリーズの楽曲でおなじみのRIDER CHIPSに所属するRickyさん率いる「DASEIN」が対バンということでスーパー戦隊と仮面ライダーのライブイベント「超英雄祭」のスピンオフみたいな趣もあります。どのような経緯で、今回の2マンライブが決まったのですか?

IMAJO DASEINのドラムのJOEさんと僕が現場で一緒になった時に、「一緒にやりましょうよ」みたいなこと言ってたんですけど、そこではまだ社交辞令っぽかったんです。

YOFFY JOEさんがNoBさん(※)のバンド「DAIDA LAIDA」のドラマーなんです。で、以前サイキックラバーと対バンしていて、ていう前振りもありつつ、進展があったのは2人(IMAJOとRicky)が飲み会の場で話したのがきっかけ。

※NoB…歌手。バンド「DAIDA LAIDA」「MAKE-UP」のボーカリスト。ソロとしては「天装戦隊ゴセイジャー」「闘魂(ファイト)!ケモナーマスク」など特撮ソング、アニメソングを多数歌唱。

IMAJO 鈴木美潮さん(※)のバースデーパーティー兼忘年会に、Rickyさんが初めて呼ばれた時に、その場にほとんど知り合いが誰もいないみたいなこと言ってたんです。だから、僕もそれまでは現場で顔を合わせるくらいだったんですが、酔っ払った勢いで「ちょっとRickyさーん!」って話してたんです。そしたらRickyさんが「サイキックラバーとDASEINで何かやりましょうよ」って言ってくれて。

※鈴木美潮…読売新聞記者。特撮に造詣が深く、出演俳優を招いたイベントを多数開催している。

Ricky 酔ってましたね、僕は。

IMAJO もう相当飲んでて、「よーし決定決定!」って。近くに制作会社の方もいたので「ちょっとやるから手伝ってください!」って感じで、もう非常に軽いノリでした。

YOFFY それが一昨年の12月くらい。その時、僕は別現場に行ってて参加できなかったんです。で、年明けに「DASEINさんとの件でミーティングします」といきなり呼び出されて、DAISENの2人とサイキックラバーの4人で顔合わせて「お!? 何かやるのかな?」と(笑)。

IMAJO 最初はYOFFYを置いてけぼりで話しちゃったんですよ(笑)。まあでも、そこから具体的な話をしていく中でちゃんとできればいいかなって。それから1年以上経っていますからね。結構暖めてきた企画ですね。

YOFFY それこそそれまでは、Rickyさんとは年に1回、超英雄祭で巡り会える、織姫と彦星状態でしたから。

Ricky どっちが織姫ですか?

IMAJO そこ大事ですね。

Ricky じゃあ……僕で!

一同爆笑

Rickyさん

Ricky でも、ほぼ一緒にならないですからね、英雄祭でも。

IMAJO 基本的に超英雄祭はスーパー戦隊サイドと仮面ライダーサイドは楽屋も違うので、会う機会はステージ上やリハの時くらいしかないんですよ。

今回のライブは対バンというよりはコラボ!

──現在ライブに向けて準備されていると思うのですが、今回は2マンライブということで超英雄祭やイベントでのライブとは違った演出などはあるのでしょうか?

YOFFY DASEINしかり、サイキックラバーしかり、バンドって「お約束と決めごとのオンパレード」だと思うんですよ、特にライブでは。そこをお互いに「どんなふうにやるんだろう?」と探り合いながらセットリストを決めています。

今回は前半1時間サイキックラバー、後半1時間DASEINという形ではなく混ざっているんですよ。

──混ざっている?

IMAJO DASEINはボーカルとドラムのユニットで、サイキックラバーはボーカルとギター。なので、DASEINの曲のギターは僕が弾くことになりました。そして、サイキックラバーのドラムはDASEINのJOEさんに叩いていただくということで、ここで完全にフュージョンしているんです。

YOFFY この座組みだったらセッティングのチェンジがないので、これ前半後半で分けなくていいじゃん!ってことになって、混ぜてライブをやろうと。

IMAJO だから2マンというよりは、コラボに近いかもしれない。そこにそれぞれのバンドで活躍するサポートミュージシャンも加わって、というステージでやってみようと。

YOFFY かなりチャレンジングなライブですよ、よくこんな話がまとまったなって思います。

YOFFYさん

──かなりレアなライブになりそうですね! Rickyさんにうかがいたいのですが、RIDER CHIPSとDASEINでは表現方法など違う部分はあるのでしょうか?

Ricky 全然違いますね。立ち位置が違うというか、RIDER CHIPSは一番の末っ子感覚で、DASEINは僕がいろいろ決めているので長男、いや長男はJOEで僕は次男かな(笑)。でもJOEは何でも弟に任せるタイプなので、実質は僕が長男的な役割だと思います。

YOFFY タラちゃんかカツオか、みたいな。

Ricky そうそう! そういうの、好き!! RIDER CHIPSでは野村(義男)さんが大きく決めたことに対してそれに応えていくというような感じなので、DASEINとはホント真逆の立ち位置ですね。

── Rickyさんの演出や方法論がかなり色濃く出るライブになると。

Ricky いつもDASEINのライブのセットリストは自分が決めていたりするので、サイキックラバーさんとフュージョンした中でセクションごとにどういったDASEINを見せていくか、そういうのは考えています。

YOFFY 今回のライブタイトルも、もともとはRickyさんが発案ですからね。

IMAJO ちなみに「Code222」は僕が考えました。2020年2月22日のライブって珍しいじゃないですか。それに2マンでそれぞれ2人組みのユニットだし。

IMAJOさん

──ライブタイトルからすべてにおいてきちんと意味があると。

IMAJO 今回限定のTシャツも作ったので、皆さんに着てもらいたいですね。

Ricky 売り切ることが目的です。

IMAJO 次回に回せないんです!!!(笑)

──当日は、イベント出演などでは演奏しない曲も演奏されるのでしょうか?

YOFFY イベントなどでは主題歌が多くなりますが、そういった意味ではアクション曲が聴けるのはサイキックラバーのライブならではなのかもしれない。できれば横浜アリーナで「デカンレンジャーアクション」とかやってみたかったですけど、需要がね(笑)。まあ、そういう曲もやれるのが自分たちのライブのいいところですよね。

──かなりマニアックな曲のリクエストもあったりするのでしょうか?

YOFFY 最近いろんな現場で「『SWAT ON デカレンジャー』やってくれ」ってリクエストされるんですけど、「え? これ大丈夫かな?」って(笑)。

IMAJO やる側にしてはどの曲がどういうふうにウケるかとかは、実はあまり意識していないんです。個人的にはライブではお客さんの期待に添いすぎないように、どこかでちょっと裏切らなきゃとか思ったりしますが、ベタな曲ももちろん必要だろうと。そのせめぎ合いですね、ライブのセットリストって。いつもと同じ曲を演奏するのは楽ですが、だからこそ自分たちの中でもレコーディングした曲をちゃんと練習して、いろいろな曲をやっていかなきゃなって。

YOFFY 実は挿入歌のほうが、サイキックラバーのアーティスティックな面がたくさん反映されているんですよ。

──以前、TTFC(東映特撮ファンクラブ)のイベントで「いざ!キョウリュウゴールド(「獣電戦隊キョウリュウジャー」の挿入歌)」を演奏されていたじゃないですか。僕、あの曲が一番好きで

YOFFY あの曲は異常な人気があるんですが、とっても演奏しづらい!!(笑)

──そのイベントでは「今まで演奏したことがない」というMCをされていたのが印象的でした

IMAJO そういう曲、意外とあるんですよね

YOFFY 今回のライブでは半分DASEINのお客さんを意識しているので、選曲しがいがあります。どういう曲を求めているんだろうって。セットリストを考えるうえで、自分がライブハウスで曲を聴いているとして、「ここでバラードやっていいのか」みたいなことも考えますね。ずっと「押せ押せ押せ!」みたいな、ツッパリばかりしてても面白くないし。

IMAJO なので、DASEINさんの曲を聴きながら研究してます!

Ricky ボクサーが相手の試合見ながら研究している、みたいな感じだね。まあ、ロックでも歌モノであれば大丈夫かと。いきなりデスボイスとかやっちゃうと引いちゃうと思うけど(笑)。



男女問わずライブに来てもらいたい!

──ファンの方の男女比率についてはいかがでしょうか

IMAJO うちは半々、ですかね。

Ricky うちは女の子ばっかりです。(DASEINは)アイドルなので……。

IMAJO RIDER CHIPSからDASEINにくる男性ファンはいないんですか?

Ricky (アイドルに突っ込んでほしいと思いつつ……)あんまりいないです。やっぱり「仮面ライダーが好きだ」っていう人が多いみたいで、そこからRickyの歌が好きでDASEINに来るっていうのはあまりないと思います。だから「なんで来ないかな!!!?」っていう

YOFFY そこは分けてるわけじゃないんですね。

Ricky できることならどっちにも来てほしいですよ! RIDER CHIPSの時とはまた違った僕の魅力がRickyソロやDASEINにはたくさんありますから!!! (by 自画爺さん)

──では、今回のライブは男性ファンにDASEINを見てもらえるチャンスでもありますね

Ricky RIDER CHIPSとは違ったカッコよさがあるので! あると思うので……あると思います!

IMAJO ちょい古ですね(笑)。

──ライブに先駆けてTTFC番組「PSYCHIC LOVER TV(Ver. TTFC)」にDASEINが出演され、サイキックラバーと曲をコラボされていたのを拝見しました。

IMAJO いつもは我々だけでアコギ1本で1~2曲演奏しているんですけど、今回はDASEINに来ていただけるということだったのでJOEさんにはマラカスを、ボーカル2人には歌の振り分けをしてもらって4人でやってみました。

YOFFY その時演奏したのは「ビュンビュン!トッキュウジャー(「烈車戦隊トッキュウジャー」ED)」だったんですが、テンポが速いうえに、そもそも3人で歌っている曲を2人でやったので結構難しかったですね。

Ricky コーラスもどこ行こうかな? みたいなのもあり。

IMAJO Rickyさんが「トッキュウオーライ!」とか歌っているのは新鮮でしたよ。

YOFFY RIDER CHIPSの時は、そこまでコミカルな感じじゃないですからね。

Ricky 「レッツゴー!!ライダーキック」の「せまるぅ〜」とかはコミカルというか自分の中で(原曲を)意識したりしているので、それに近いかも。

──わかりやすさ、誇張というか

Ricky そう、誇張感。

──他にも歌い分けているところがあるのでしょうか?

Ricky RIDER CHIPSのレコーディングでは野村さんがディレクションするんですけど、ちょっとやさしく歌うと「今のRIDER CHIPSじゃないね、DASEINだね」って言われます。DASEINのほうは息を抜きながらというか、やわらかめに歌うんですが、RIDER CHIPSは基本的には元気よく。逆にDASEINのレコーディングでちょっと「ヤァッ!」ってやると「今RIDER CHIPS入ったね」と。

YOFFY 今回ライブでコラボするにあたってDASEINをいっぱい聴いて勉強しましたけど、ボーカルはすごい「甘い!」って感じ。

Ricky もうマスクメロン並みだね。

YOFFY  (マスクメロンをスルーしつつ……) RIDER CHIPSの硬派な感じと正反対な世界観をキチンと歌い分けていて、職人芸かもしれない。

──ライブでも、もちろんコラボはあるんですよね?

IMAJO 2人に出てきてもらって一緒に歌う、っていうのはやっぱりないとおかしいですもんね。

Ricky それを言ったらIMAJOさんとJOEはステージ上でずっとコラボしてますからね、フュージョン。

YOFFY この面白さをどうやって伝えるかっていうのが今回のミッションだったりするので、ありがたいことにいつもより事前のプロモーションが多めです(笑)。

──なるほど(笑)。では、最後に改めてライブの見どころなどをお聞かせください。

IMAJO 今回はライブ後にサイキックラバー、DASEINの4人とチェキが撮れます!

Ricky なので、ライブ間に合わなくてもチェキに間に合えば、もう全然OK。

IMAJO ほかには先ほども言った通り、当日限定のTシャツが……。

Ricky グッズの話ばかりじゃないですか! 締めの話題がグッズですか!?(笑)

一同爆笑

YOFFY でも、本当にコラボがヤバイです。誰もがビックリする楽曲が揃ってますし、アレンジにしても僕らなりのオリジナリティがある形になっています。

──この日しか見られない貴重なライブとなりそうですね

YOFFY 願わくば今回のライブがうまくいって、DASEINと日本各地を回ったりしたいですね!

(取材・文/出口博之)

【ライブ情報】

・日程:2020年2月22日(土)
・会場:HOLIDAY SHINJUKU
 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2丁目24−3
・時間:OPEN 16:15 / START 17:00
・出演者:DASEIN・サイキックラバー

・サポートメンバー(Ba:長野典ニ Key:TACOS NAOMI Mani:巧)


<チケット>
・前売り券 ¥5.500
・当日券 6.000
※ドリンク代別途必要

・一般前売りチケット
PassMarketにて受付、先着順
チケット受付はこちらより
受付期間:2019年11月3日(日)12:00〜公演前日23:59まで
※ 小学生未満(未就学児)のお子様は入場無料。保護者一名につき未就学児一名の入場が可能です。また未就学児のお子様でも、ドリンク代はかかりますので予めご了承下さい。

・お支払い方法
yahoo IDをお持ちのお客様:クレジット払いorコンビニ払いでの受付が可能
※コンビニ払いのお客様『お客様番号』と『確認番号』をご確認いただき、記載されている期限内に代金をお支払いください。(3日以内に支払われない場合、自動的にキャンセルされます。)

ゲスト購入のお客様:クレジット払いのみ
※コンビニ払いをご希望の方はyahoo IDの取得をお願い致します。

〈注意事項〉
※お一人様4枚までご購入可能
※チケットの入場整理番号は先着順となります。
※予定枚数を超えた時点でSOLD OUT
イベント当日は、スマートフォンやタブレットでPassMarketのチケット画面を提示するか、チケットのPDFファイルを印刷して提示することで、受付できます。
※公演当日は開場15分前より整理番号順に整列後入場になります。
会場受付にて、ドリンク代が別途必要です。 係員の指示に従ってください。

<チェキ撮影会>
LIVE終演後にDASEIN・サイキックラバー+お客様との5ショットが撮れる撮影会を企画★
チェキWIDE(通常チェキの2倍サイズ)  1枚¥1,500にて販売。
詳細は追って発表!

制作:株式会社ライフタイム MOJOST
お問合せ [email protected]

インタビュー記念! YOFFY、IMAJO、Rickyサイン色紙&チェキセットを抽選で2名様にプレゼント!


インタビューを記念してYOFFYさん、IMAJOさん、Rickyさんのサイン色紙&チェキセットを抽選で2名様にプレゼント!

チェキの種類は選べませんので、ご了承ください。

<賞品>
・サイン色紙&チェキセット

<応募要項>
・応募期間 2020年2月18日(火)~2020年2月25日(火)23:59
・当選人数:2名様
・賞品発送 :2020年4月末までに発送予定
・応募方法:下記専用応募フォームにて受付

<注意事項>
・応募には会員登録(無料)が必要です。
・応募はひとり1回に限らせていただきます。
・抽選結果・発送状況に関するお問い合わせには応じられません。
・当選された賞品もしくは権利を第三者に譲渡・転売することを禁じます。
・カカクコムグループ社員、および関係者は参加できません。
・賞品の発送は国内に限らせていただきます。
・梱包には細心の注意を払いますが、万が一運送中の事故により破損等した場合でも、返品・交換等は受け付けられませんので、あらかじめご了承ください。
・下記の場合は、当選を無効とさせていただきますので、ご注意ください。
 同一住所または同一世帯で複数回ご当選されている場合
 不正なアカウント(同一人物の複数アカウントなど)を利用して応募した場合
 ご当選者の住所、転居先不明・長期不在などにより、賞品をお届けできない場合
 ご登録いただいたご連絡先・お届け先情報の不備により、賞品がお届けできない場合
 賞品お届け先ご連絡締切日までに、ご連絡いただけなかった場合
 ご応募に関して不正な行為があった場合

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