タクティカルシューター「レインボーシックス シージ」のeスポーツプログラムに関する今後の展開が判明!
ユービーアイソフトは、現在発売中のタクティカルシューター「レインボーシックス シージ」の今後の世界大会や、過去2年にかけて実施してきたレベニューシェアプログラムの「フェーズ3」について発表した。
「レインボーシックス シージ」は、2015年にPS4、Xbox One、PC向けに発売。10人のプレイヤーが特殊な装備を持つ「オペレーター」となって、攻撃側と防衛側に分かれて戦うマルチプレイがメインとなっている。少人数での戦闘になるため、チームワークが非常に重要であるほか、減った体力は専用の能力を使わなければ回復しないなど、シビアなシステムが特徴だ。
発表によれば、本作のeスポーツプログラム「プロリーグ」は、2020年5月16(土)、17日(日)にブラジルで開催される世界大会「プロリーグシーズンXIファイナル」で終了。「ナショナルリーグ」などを導入し、新たな体制を築くとのこと。
また、ゲーム内アイテムの利益を、選ばれたチームに還元する「レベニューシェアプログラム」のフェーズ3を始めるとも発表した。本プログラムは「レインボーシックス シージ」のプロeスポーツシーンの成長と健全な環境づくり、チームやプレイヤー、タレントへの支援環境の確保を目的としている。フェーズ3では、プロリーグで活動している最大44のチームへの支援などを行うようだ。詳細は、以下を確認してほしい。
【大会の新体制】
■新プログラムによる変更点
・ヨーロッパ、北米、南米、APACの4地域で並行し1年を4クォーターに分けトーナメントを実施
・最初の3クォーターはそれぞれ各地域から勝ち上がったベスト4のチーム、計16チームが集う「Major」と呼ばれるオフライン世界大会で締めくくられる
・最終クォーターでは、1クォーターから3クォーターの期間中に行われた試合の合計ポイントによりランキングが決まり、各地域の上位トップ4チーム、計16チームが2月に開催されるSix Invitationalへの出場権を獲得
・これに加え、1月に各地域で行われる予選を通過した1チーム、計4チームがSix Invitationalへの予選枠を獲得。よって合計20チームがSix Invitationalへの出場が可能となる。「ナショナルリーグ」と「Major」の結果はグローバルランキングに大きく影響を与え、Six Invitationalへの道を切り開く
■地域ごとの変更点
・APAC(アジア太平洋)
PAC地域は、南と北のふたつのディビジョンで構成。北ディビジョンには日本、韓国、東南アジアから、合計12のチームが参加するオンラインリーグとなる。南ディビジョンはオセアニアや南アジア地域から構成。UbisoftはESLをこのAPAC地域のプログラム及びイベントの運営パートナーに決定しました。このリーグに関する参加方法等詳細後日発表。
・ヨーロッパ
ヨーロッパリーグは10チームに拡大し、これまでの経験を生かしたプログラム作りを目指す。今まで以上にナショナルリーグがグローバルプログラムへ参加するための道としての重要度が増すこととなる。また、多様なEスポーツシーンを構築し、あらゆるレベルのプレイヤーたちが競い合うことができる環境作りを行う。FaceItとLiveNationが、ヨーロッパリーグとオフラインイベントの共同制作パートナーである。
・ラテンアメリカ
ラテンアメリカはブラジルでは8チームから10チームとなり、アルゼンチン、ペルー、チリ、ウルグアイといった南アメリカ地域へと拡大を進める。メキシコではオフライン中心にトーナメントを実施。ラテンアメリカは3つのディビジョン(ブラジル、メキシコ、南アメリカ)から編成され、グローバルでの競争力を高める。ラテンアメリカでのプログラムはUbisoftと各地域の契約した企業と実施していく。
・北米
北米ではチャンピオンプレイヤーとコミュニティを維持しながら、全面的なレベルアップを目指す。北米ディビジョンでは、新たなプログラムが実施される予定。また、カナダディビジョンが設置されカナダから世界への挑戦が始まる。 ■今後2年間のオフライン大会について
●2020年
・5月16日、17日ブラジル・サンパウロにてプロリーグファイナルシーズンXIを開催
・August Major開催地:北米
・November Major開催地:ヨーロッパ
●2021年
・2月にSix Invitational 2021をカナダで開催
・May Major開催地:ヨーロッパ
・August Major開催地:北米
・November Major開催地:APAC
【レベニューシェア フェーズ3】
2018年から2年間にかけて実施してきた、ゲーム内アイテムの利益を選ばれたチームへ還元する「レベニューシェアプログラム」の「フェーズ3」を開始。このプログラムを実施する狙いは、「レインボーシックス シージ」のプロeスポーツシーンの成長と健全な環境づくり、そしてチームやプレイヤー、タレントへの支援環境の確保。具体的に以下のことを実施する予定だ。
・フェーズ3では世界全地域のプロリーグで活動する全チーム(団体)を含む、最大44のチーム(団体)を支援
・各チーム(団体)が長期間の活動ができるように開始から4年間かけて支援
・新たに3つの階級導入し、各チーム(団体)の運営状況に合わせて、収益分配と要件を適応できるように
「フェーズ3」ではプロeスポーツシーンのサポートするため、より明確で健全な構造を提供。このプログラムはより高い業界標準を通じて「レインボーシックス シージ」における「プロ」チームとはなにかを再定義することへと繋がる。第三者による、公正で中立的な審査を含む質の高い選定プロセスを実施する。
・資格を得るためには、それぞれのチーム(団体)がプロ地域リーグの最小要件を満たし、各国内のプログラムへ参加していること
・3つの階級の分類は、チーム(団体)より提出された資料を基に、第三者による評価によって決定される
・「フェーズ3」への参加が決まったチーム(団体)は3か月ごとに評価され、試合の視聴率、チーム(団体)が選手へ提供するサポート、ゲーム内アイテム販売の収益などの基準を用いてランク付けされる。チームはその年の終わりに、階級の昇格、降格が実施
・階級とランクにより各チームの収益還元の一部が決まる
また関連アイテムの純収益の30%が、フェーズ3に選ばれたチームへと還元。
・Leagueアイテム:各地域リーグのアイテムが売れるごとに利益の30%がティア1、ティア2、ティア3、そしてパフォーマンスプールに分割
・Pro Teamアイテム:各チームブランドのアイテムが売れるごとに利益の30%がそれぞれのチームの組織へと分配
・Six Majorアイテム:Majorごとに販売されるオペレーターとのセットアイテム。利益の30%はSix Majorイベントの賞金総額へと加算
・Road to S.I.バトルパス:このバトルパスの収益の30%はSix Invitationalの賞金総額へと加算
・Six Majorアイテムと Road to S.I.バトルパスの販売収益はそれぞれのイベントの賞金総額へと加算され、優勝チームにはこの賞金総額のうち70%が選手へ、30%がチーム(団体)へと分配
【作品概要】
■レインボーシックス シージ
ジャンル:タクティカルシューター
対応機種:PlayStation 4/Xbox One/PC
プレイ人数:1人(オンライン時:2~10人)
発売日:現在発売中
価格:3,960円(税込)※デラックスエディション
CERO:D(17歳以上対象)
(C)2018 Ubisoft Entertainment.
All Rights Reserved. Tom Clancy’s, Rainbow Six, The Soldier Icon, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
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