新刊254万部、累計1200万部突破の小野不由美「十二国記」シリーズ、「第5回吉川英治文庫賞」受賞!

小野不由美さんのベストセラーファンタジー「十二国記」シリーズが「第5回吉川英治文庫賞」を受賞した。

「十二国記」シリーズは、1991年に「魔性の子」(新潮文庫)刊行で始まった小野不由美さんのベストセラーファンタジーシリーズ。我々の棲む世界とも繋がる異界〈十二国〉を舞台とした壮大なファンタジーであり、同時に、多くの謎に満ちたミステリでもある。

今回、「十二国記」シリーズが「第5回吉川英治文庫賞」を受賞したことが、公益財団法人吉川英治国民文化振興会より発表された。


同財団の主催、講談社の後援で2016年に創設された吉川英治文庫賞は、毎年12月1日から翌年11月30日までに文庫最新刊が刊行された5巻以上のシリーズ作品のなかから、もっとも優秀な大衆シリーズ文学作品に贈られる賞で、今回は15の候補作品から、約50人の選考委員の投票で受賞作が決定した。
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昨年10月、11月に刊行された「白銀の墟 玄の月(しろがねのおか くろのつき)」全4巻(新潮文庫)は、「十二国記」シリーズの「18年ぶり」の新作とあって、一昨年末の刊行予告以来、ウェブ上で大きな反響を呼び、刊行後わずか1カ月で累計部数は254万5000部、シリーズ累計は、1200万部を突破した(講談社刊行分も含む)。 いわば社会現象化した「十二国記」シリーズは、「Yahoo!検索大賞2019」小説部門賞も受賞している。

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