ソロデビューを果たした鈴木愛奈をはじめ、声優アーティストの活躍がめざましい公式投票企画「2020冬アニメEDテーマ人気投票」結果発表!

アキバ総研が2020年2月21日~3月5日にかけて開催した、公式投票企画「2020冬アニメEDテーマ人気投票」の投票が締め切られた。気になるベスト10をご紹介しよう。



1位 鈴木愛奈「ヒカリイロの歌」(はてな☆イリュージョン) 864票

2位 ARP「Celebrate Good Time」(ARP Backstage Pass) 557票

3位 宮野真守「LAST DANCE」(虚構推理) 185票

4位 鈴木みのり「夜空」(恋する小惑星) 158票

5位 渕上舞「予測不能Days」(魔術士オーフェンはぐれ旅) 96票

6位 CHiCO with HoneyWorks「決戦スピリット」(ハイキュー!! TO THE TOP) 79票

7位 佐々木李子「Play the world」(痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。) 73票

8位 MIYAVI「Other Side」(ID:INVADED イド:インヴェイデッド) 61票

9位 えりぴよ(CV.ファイルーズあい)「♡桃色片想い♡」(推しが武道館いってくれたら死ぬ) 43票

10位 スタンク(CV.間島淳司)ゼル(CV.小林裕介)クリムヴェール(CV.富田美憂)「ハナビラ音頭」(異種族レビュアーズ) 42票

OPテーマに続いてバラエティに富む楽曲がそろった、2020年冬クールのEDテーマ。その中でも、特に多くの支持を集めたのが鈴木愛奈さんが歌う「はてな☆イリュージョン」のEDテーマ「ヒカリイロの歌」だった。もともと「ラブライブ!サンシャイン!!」から生まれたアイドルユニット「Aqours」のメンバーとして人気を集めていた彼女だが、今回の楽曲で念願のソロデビューを果たした。

一聴して誰もがまず驚くのが、圧倒的なその歌唱力だろう。それもそのはず、鈴木さんは声優デビュー以前より地元・北海道の民謡大会などで数々の賞を獲得した実力の持ち主。今回の楽曲では、その伸びやかな歌声や表現力がいかんなく発揮されている。

2位は、OPテーマ人気投票でも多くの票を集めたARPの「Celebrate Good Time」だ。クールなOPテーマに対し、こちらはソウルフルなディスコナンバー。いかにもライブ映えしそうな、ハッピーな一曲となっている。純粋に楽曲としての完成度がハンパない!

2020年冬クールはこの2曲の人気が断トツだった。

続いて3位以下をみてみよう。まず印象的なのが、声優アーティストの活躍だ。

3位は「LAST DANCE」(虚構推理)。アダルティな魅力にあふれたスウィングジャズを、宮野真守さんがセクシーに歌い上げている。これは文句なしにカッコいい!

4位の「夜空」(恋する小惑星)は、鈴木みのりさんのまっすぐな歌声が、美しいメロディとアレンジに映える感動の一曲。夜空を見上げつつ、しみじみと聴きたい曲で、アニメの世界観を音楽で表現しているという点で、直球のテーマソングと言える。

渕上舞さんによる5位の「予測不能Days」(魔術士オーフェンはぐれ旅)と、佐々木李子さんによる7位の「Play the world」(痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。)も、これもまたまさにアニメのEDテーマらしい楽曲だ。疾走感あふれるバンドサウンドが、アニメ本編の締めを爽やかに彩っている印象だ。

キャラクター名義の楽曲も、アニメソングならでは。ということで、今回は9位に「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の主人公・えりぴよ(ファイルーズあい)が歌う「♡桃色片想い♡」、10位に「異種族レビュアーズ」の主人公たちが歌う「ハナビラ音頭」が登場。

「♡桃色片想い♡」は2000年代に活躍した王道アイドル・松浦亜弥さんの大ヒット曲のカバー。楽曲のアレンジは80年代のアイドル歌謡を思わせる作りで、それをアイドルオタクのえりぴよが歌うという非常に面白い構造の一曲だ。演じるファイルーズあいさんといえば、「ダンベル何キロ持てる?」でのハイテンションな演技の印象も強いが、今回はいかにもアイドル然とした可憐な歌声を披露している。

そして問題作「異種族レビュアーズ」は、OPに続いてこれまたとんでもない一曲を投下。「おそ松くん音頭」を思わせる導入から、突然ユーロ―ビート調に転調。ハイテンションな店内コールが響き渡る! そして最後はド直球の下ネタ歌詞がさく裂! フルサイズで聴くと、小林旭の「自動車ショー歌」ばりのエロ語呂合わせも飛び出したりして、すさまじいオッサン臭のする仕上がり(これ、ほめ言葉です!)。後にも先にもこんなアニソンはもう生まれないかもしれない。

そのほか、6位にCHiCO with HoneyWorksの「決戦スピリット」(ハイキュー!! TO THE TOP)が、8位にMIYAVIさんの「Other Side」(ID:INVADED イド:インヴェイデッド)がランクイン。作品の世界観を彩りながらもアーティストとしての魅力を存分にアピール。それぞれ多くの票を獲得している。

なお11位以下の結果については、以下のリンクからご確認いただきたい。


また、現在「来期は何を観る!? 観たい2020春アニメ人気投票」「【特別企画】今年もやります!2020 BLアニメ人気投票」「井上和彦お誕生日直前記念! ハマりキャラ人気投票」「どの作品がおもしろかった? 2020年冬アニメ人気投票」と4つの公式投票企画が行われている。
こちらにもぜひご参加を!

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