ターニャ様からアホガールまで、キレキャラやらせたら日本一! 「悠木碧お誕生日記念! ハマりキャラ人気投票」結果発表!
本日3月27日は、人気声優・悠木碧さんのお誕生日。ということで、2020年3月20日~3月26日の期間で開催した、アキバ総研公式投票企画「悠木碧お誕生日記念! ハマりキャラ人気投票」。その結果をお知らせしよう。
結果をお知らせする前に、悠木碧さんについて(知らない人はいないと思うけど)軽く説明しておきたい。悠木碧さんは、4歳で子役デビューしてから、芸能界で活躍してきたという経歴を持つ、若手でありながらも実は大ベテランという希有な存在の声優・タレントさんだ。声優としても、小学生時代にすでにデビューをはたしており、声優歴だけ見ても、すでに約20年の芸歴を持つ。もちろん、若手女性声優の中でも常に第一線で活躍されており、その愛らしいルックスからは、思わず「かわいい!」という声があがることしばしばなのであるが、しかしあえて言いたい。悠木碧の真の魅力はそこではないのだと!
筆者に言わせれば、悠木碧の一番の魅力とは「切れキャラ」。これに尽きる。切れキャラやらせたら、今の声優界、この人の右に出る者はいない。そう言わしめるほど、その演技はキレッキレである。もうあまりにもキレてるので、演技していると思えないくらい、自然にキレているのだ。さすがは若いのにベテランの芸歴を持つ悠木碧さんである。そんな悠木さんのキレ演技を、僕らはみんな愛しているのだ!(なあ、そうだろう!?)
というわけで、ちょっと脱線したが、悠木碧さんのハマり役として、アキバ総研ユーザーの皆さんは、どんなキャラに投票したのだろうか。以下、ベスト10を見てみよう。
1位:ターニャ・デグレチャフ(幼女戦記) 28票
2位:鹿目まどか(魔法少女まどか☆マギカ) 23票
3位:紺野木綿季(ソードアート・オンラインII) 19票
3位:比企谷小町(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。) 19票
5位:キノ(キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series) 14票
5位:花寺のどか(ヒーリングっど プリキュア) 14票
5位:西宮結絃(聲の形) 14票
8位:蛙吹梅雨(僕のヒーローアカデミア) 12票
9位:雛月加代(僕だけがいない街) 11票
10位:花畑よしこ(アホガール) 9票
10位:寒凪乃絵留(ソ・ラ・ノ・ヲ・ト) 9票
数ある悠木さんの持ちキャラの中で、堂々のハマりキャラ1位に輝いたのは、「幼女戦記」の主人公、ターニャ・デグレチャフであった。ああ、なんたる満足感……。そう、ターニャこそは、ここ数年の悠木さん演じるキャラの中でも、最もキレッキレのキャラであったと筆者も思う。あまりの切れっぷりに、ターニャ様の台詞が頭の中から消えない!なんていう思いをした諸兄も多いことだろう。作品としても素晴らしい出来の「幼女戦記」であったが、幼女なのに恐ろしいほど強く冷酷な戦士という、この難しい役どころは、悠木碧なくしては成り立ち得なかったろう。そう思えるほどの名演技であった。
そして、そんなターニャに続いて2位となったのは、ご存じ「魔法少女まどか☆マギカ」の主人公、鹿目まどかだった。正直、まどかが1位になることを予想した諸兄も多いことだろうが、今回の投票ではわずかにターニャに破れての2位となった。しかし、まどかが、悠木さんが演じた代表的キャラであることは反論の余地のない事実である。こちらも「幼女戦記」と同様、一見かわいらしい魔法少女ものと思いきや、その実、かなりハードな宿命を生きなければいけなくなった少女たちの葛藤を描いた名作だが、こういう狂気的な世界には、やはり悠木碧の声がよく似合う。元祖キレッキレキャラと言っても過言ではない。それが、鹿目まどかという存在だと思う。
こんな濃いキャラが1位、2位ときたら、じゃあ3位は……、と思った諸兄、安心していただきたい。いくら切れキャラ女王の悠木碧さんとはいえ、常に切れキャラばかりを演じているわけではない(当たり前か)。その代表格として、3位にランクインしたのは、「ソードアート・オンラインII」の紺野木綿季(ユウキ)、そして同率で、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の比企谷小町ということになった。
この2名のキャラが同率3位で選出されたというのも、実はなかなか興味深い。というのも、悠木さんの芸風はこれまでに熱弁してきたように、そのキレっぷりが大きな魅力なのだがターニャにしろまどかにしろ、外見的・基本的にはかわいらしい女の子という側面も持っている。そして、そのギャップにこそ悠木さん演じるキャラの魅力があるのだが、逆に言えば、キレなければ、普通にかわいい妹属性のキャラということになる。そして、その妹属性がこれまた素晴らしいのだ。3位に選出されたこの2名のキャラは、まさにこの妹属性が強い女子キャラといえる。ただ、単にかわいいというのではなく、やはりどこかにトゲがあり、小憎らしいところが垣間見えるのが、これまた悠木さんの演技によって増幅され、印象深いキャラとして、ファンの心に残るのだろう。
以下、5位は同率で、キノ(キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series)、花寺のどか(ヒーリングっど プリキュア)、西宮結絃(聲の形)という3人のキャラが選出された。「キノの旅」のキノは、悠木さんのキャラでは珍しい男子キャラだが、その押し殺したような静かな演技には、やはりただ者ではない何かを感じ取った人も多いことだろう。また、「聲の形」の西宮結絃も、外見はかわいいがやはりボーイッシュで、心の中には深い悩みを抱いている。10位に入った「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」の寒凪乃絵留も、いわゆる「ボク少女」だ。9位に入った「僕だけがいない街」の雛月加代は、男性っぽくはないが、悩みや秘密の深さという点では、「聲の形」の西宮結絃に近く、このケースにほぼ当てはまりそうだ。このあたりの、深い悩みや秘密を抱いた、やや中性的なキャラというのも悠木さんの演じたキャラの中には多く出てくるが、いずれもその演技にシビれたという諸兄は多いことだろう。かと思えば「プリキュア」の花寺のどかのようなかわいい女子も、蛙吹梅雨(僕のヒーローアカデミア)のようなオトボケ系キャラもハマってしまう。何という演技の広さか。さすが、悠木碧さん!
そして、このランキングの最後を締めくくるにふさわしい存在と言えるのが、10位(同率)でランクインした「アホガール」の花畑よしこだろう。言わずもがな、まさにアホな女の子であるよしこは、ある意味、1位のターニャと張り合うほどのキレッキレなキャラだった。そう、やはり、悠木碧には切れキャラがよく似合うのである! これからもキレッキレな演技をお願いします!!
なお、12位以下の結果については、下記を参照いただきたい。
最後になりましたが、悠木碧さん、お誕生日おめでとうございます!!
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