アニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」の挿入歌が、話題のバンド「ヨルシカ」の新曲「夜行」に決定!
2020年6月5日(金)公開予定のアニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」の挿入歌が、3月4日にリリースされた、バンド「ヨルシカ」の新曲「夜行」に決定した。
「泣きたい私は猫をかぶる」は、アニメーションスタジオ「スタジオコロリド」による長編アニメーション映画の第2弾。第1弾は、第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭 今敏賞(ベストアニメーション賞)に輝いたアニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」(2018年)だ。
「泣きたい私は猫をかぶる」では、監督を佐藤順一さんと柴山智隆さんが務め、脚本は岡田麿里さんが担当する。
⇒岡田麿里(脚本)×佐藤順一監督×柴山智隆監督によるアニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」2020年6月5日に公開! 特報映像も解禁
これまで顔出しを一切していないにも関わらず、MV総再生回数が2.9億回を突破するという、驚異の人気を誇るバンド「ヨルシカ」。そのヨルシカが手がける楽曲「花に亡霊」が本作の主題歌に決定しているが、新曲「夜行」も劇中の挿入歌として採用された。すでにネット上では、ファンによる歌唱や弾き語り動画が多数アップされるなど、人気楽曲として注目されている。なお、新曲「夜行」はすでに各サイトでデジタル配信されているのでぜひチェックしてみてほしい。
「夜行」は、本作のW監督である佐藤順一監督と柴山智隆監督が、ヨルシカのメンバー”n-buna(ナブナ)”さん、”suis(スイ)”さんと映画の世界観について直接語り合い、イメージを共有したうえで書き下ろしたもの。「夜行」のMVもスタジオコロリドが手がけた。時おり現れる街の景色は、本作の舞台である愛知県常滑市をモチーフにしたものだ。
■「泣きたい私は猫をかぶる」挿入歌 ヨルシカ「夜行」MV
本作の佐藤順一監督と柴山智隆監督よりコメントが届いているので、以下にご紹介しよう(いずれも原文ママ)。
■佐藤順一監督 コメント
「夜行」はヨルシカさんに完成途中の作品を観てもらって作ってもらいました。日之出が主人公・ムゲの本当の気持ちを知った場面なので、普通はかなりしっとりした曲になるところですが、ヨルシカさんの曲ならば、ややリズムのあるちょっと切ない系の曲もよいのではと試していただくことに。曲をはじめて聞いたとき、言葉が意味を超えて心の風景を描くように紡がれたヨルシカさんらしい楽曲が出来たと感じて嬉しかったです。ムゲや日之出の感情と組み合わさることで更なる広がりがイメージできました。
■柴山智隆監督 コメント
音響監督でもある佐藤監督からは、「作品に寄り添い過ぎなくても大丈夫」というようなお話があったと記憶しています。『夜行』が届いて、はじめて映像に合わせて曲を聴いたときにはイメージがふわっと拡がっていくような感覚があって驚きました。日之出の心情を大切にしていただきつつも、次々と浮かんでくる情景が心地よくて、その日から毎日のように聴いています。素晴らしい楽曲をありがとうございました。
【劇場アニメ概要】
■「泣きたい私は猫をかぶる」
<公開情報>
2020年6月5日(金)全国ロードショー予定
<キャスト>
志田未来 / 花江夏樹
寿美菜子 / 小野賢章 / 千葉進歩 / 川澄綾子 / 大原さやか / 浪川大輔
小木博明 / 山寺宏一
<スタッフ>
監督:佐藤順一 柴山智隆
脚本:岡田麿里
主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサル)
企画:ツインエンジン
制作:スタジオコロリド
配給:東宝映像事業部
<ストーリー>
見つけた、君に会える魔法――
自由奔放、ちょっと変わった中学2年生、笹木美代(ささき・みよ)。クラスメイトから「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれ、学校でも家でもいつも明るく元気いっぱい。ムゲはクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)に想いを寄せ、毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続けるそんな彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった……。
大好きな日之出のそばにいられる唯一の方法。それは、猫になって会いにいくこと。「人間」でいるときは距離を取られてしまうが、「猫」になっているときには日之出に近づける。
でも、猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになっていく。このままずっと、彼のそばにいたい。でも、「私」に戻ることができなくなる――。
「猫」の世界を通して繰り広げられる、「私」を見つける青春ファンタジー。
<ヨルシカプロフィール>
ボカロPであり、コンポーザーとしても活動中の”n-buna(ナブナ)”さんが女性シンガー”suis(スイ)”さんを迎えて結成したバンド。2017年より活動を開始した。2019年8月に発売した2nd Full Album「エルマ」はオリコン初登場3位を記録し、各方面から注目を浴びる。n-bunaさんが生み出す文学的な歌詞とギターを主軸としたサウンド、suisさんの透明感ある歌声が、若い世代を中心に支持されている。
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
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