BANDAI SPIRITSの新たなプラモデル・ブランド「ENTRY GRADE(エントリーグレード)」が始動! 老若男女から愛されるヒーローを、そのブランド名通り、小さなお子様でもたのしくカンタンに組み立てられる、まさしく初心者向けのプラモデル入門にぴったりのブランドである。
今回、アキバ総研では、物語も新章に突入した絶賛放送中の特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」の主人公・仮面ライダーゼロワン ライジングホッパーを組み立ててみた!
まずはパッケージ。
箱前面には、完成写真だけでなくランナーにくっついた状態のパーツも掲載。これを見れば、かなり少ないパーツ数で構成されていることが購入前にわかるというもの。
というわけで、開封~!
はい。内容物はこれだけ!
ランナーは3枚。パーツ数にして、わずか27! あとはシールに説明書と、かなりシンプル。
説明書には、初めてプラモデルに触れるキッズにも読めるように、ていねいな作り方も記載されている。
ではさっそく組み立てていこう!
「ENTRY GRADE」の特徴のひとつが、パーツを手でもぎって取り外せる点だ。小さいお子様にニッパーなどの刃物を持たせるのが怖い!という親御さんには嬉しい配慮。
そうして組み立てたのが、こちら! ゼロワンの素体だ。
胴体に、頭と両腕、足をはめ込むだけのシンプル仕様。
このキットの制作工程の面白いところが、ここにアーマーパーツを装着させていくという点だ。
つまり、テレビでおなじみの変身シーンをイメージしながら組み立てていくことができるのである。これはテンションが上がる!
ちなみに瞳パーツはメタリックな素材なので、ギラリと光ってかっこいい。
頭に続いて、両手足、胸部、背面にアーマーを装着していこう。
完成!
ジャン!
成型色だけで、ほぼ設定どおりのカラーリングを再現。
両腕のラインと胸中央のディテール、そして腰に装着している飛電ゼロワンドライバーがシールで再現される。
ここまでの制作時間は、撮影時間を含めておよそ20分程度。大人が本気で組み立てたら、10分もかからないはず。
それでは可動範囲をチェックしていこう。
まずは頭部。ボールジョイント接続なので、左右のロールに加えて、若干上下にスイングさせることが可能。
腕もボールジョイントで接続、縦方向の回転に加えて
若干脇をしめることができる。
こちらが標準ポーズ。
このくらい腕を開くことができる。
あとは足も動かすことはできるが、両脚が固定されているので、基本的に動かす必要はないかと。
そんな感じで、とにかくパーツが少なく、それゆえに可動パーツ、可動範囲も必要最小限なのだが、裏返せばその分、各パーツの強度が高いということ。これは小さい子にとっては嬉しいところだろう。
そのいっぽうで、サイズ的には「Figure-rise Standard」シリーズの仮面ライダー系キットと同じくらいなので、並べて飾ることも可能。ほぼ固定モデルということで、プロポーションの崩れもないので、そこは好ポイントである。
また、マットな素体、ツヤツヤのアーマー、メタリック感のある瞳と部位ごとに異なる質感になっており、素組でもかなりリアルな仕上がりに。
う~ん、「ENTRY GRADE」……あなどりがたし!
立ち姿が様になっている!
ここに墨入れしたり、汚しを入れたりすることで、よりリアルに仕上げることができそうだ。
というわけで、プラモデル初心者から作りこみ派のユーザーまで幅広く楽しめる「ENTRY GRADE 仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー」は、外出を控えたいこの時期に作るにはぴったりのキットだ。
小さなお子様のいる方は、親子で作ってみてはいかが?
【商品情報】
■ENTRY GRADE 仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー
・価格 1,100円(税込)
・発売中
・対象年齢:3才以上