TVアニメ化決定の「無能なナナ」、スタッフ情報公開! 監督は石平信司、アニメーション制作はブリッジが担当!

TVアニメ化が決定している「無能なナナ」のスタッフが発表され、あわせてスタッフコメントが公開された。

「無能なナナ」は、るーすぼーいさん(原作)と古屋庵さん(作画)が月刊少年ガンガン(スクウェア・エニックス)にて連載中の漫画。現在5巻まで刊行されており、最新6巻が2020年4月11日に発売される予定だ。


舞台は絶海の孤島にある学園。そこでは人類の敵に対抗すべく、若き能力者たちが訓練に明け暮れていた。転校してきた主人公も同様に「人類の敵抹殺」を目的とし行動を開始するが……。正義と悪の知略を描いたサスペンスだ。

絶海の孤島で繰り広げられる学園サスペンス! 漫画「無能なナナ」、TVアニメ化決定!

今回、「無能なナナ」のアニメーション制作を担当するスタッフが発表された。

監督は「FAIRY TAIL」シリーズ、「ログ・ホライズン」の石平信司さん、シリーズ構成は「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」(シリーズ構成・脚本)の志茂文彦さん、キャラクターデザインは「魔入りました!入間くん」の佐野聡彦さん、アニメーション制作は「遊☆戯☆王SEVENS」のブリッジが担当する。

監督の石平さん、シリーズ構成の志茂さんからコメントが到着したので紹介する。コメント全文は、公式サイトにて公開されているので、ぜひチェックしていただきたい。

【スタッフコメント】※敬称略、原文ママ

■監督:石平信司
第一印象は「そっちかー!」というパンチ力。
あれは原作を初めて読んだ時でした。まさに1話。
色んな意味でジャンル慣れというか、「これ系ならこう来るだろうな」という勘が働く自負があったせいで、見事に裏をかかれた心地よさ。
アニメ化で監督のお話を頂いて「これはアニメでも必ず盛り上がる!」と確信した…というより、「是非やらせてくれ!」なノリでした。
10年間ほどファンタジーにバトル、ギャグものを手掛ける機会が多かったので、久しぶりのサスペンス…しかも1話以降も何度も「そっちかー!」となる展開の作品なんてそうそうありません。
自分の監督作品の中でもちょっと特殊な出来になってます。
制作現場も音響も尋常ではない高揚感で作業に没頭しております。
とにかく「初めて読んだときの衝撃」をそのままアニメで再現すべく、あの手この手で工夫しながら制作してるので、お楽しみに!

■シリーズ構成:志茂文彦
この作品では、主人公は「人類の敵」と呼ばれる存在と戦っています。いま(2020年4月)は、新種のコロナウイルスが世界に広まって、まさに「人類の敵」との戦いが行われているところです。
「無能なナナ」はもちろん、原作もアニメも、こういう事態を想定して作られたわけではないんですが、結果的に、非常に示唆(しさ)的な作品になったかなと。つまり、「人類の敵」との戦いの中で、人と人の不和や対立が深まっていくことの恐ろしさ、などについても考えるきっかけになるんじゃないか、というようなことも、いま、思っています。
まあ、とはいえ、もちろん基本はエンターテインメイントなので、まずは気楽に、主人公たちの冒険、活躍、襲いかかる危機また危機、それを切り抜ける知略や、火花散る頭脳戦などをたっぷり楽しんでいただければと思います。ぜひ、応援をよろしくお願いします。

【作品情報】
■TVアニメ「無能なナナ」

<スタッフ>
監督:石平信司(「FAIRY TAIL」シリーズ「ヘボット!」、「ログ・ホライズン」他

シリーズ構成:志茂文彦(代表作:「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」(シリーズ構成・脚本)、「ダンベル何キロ持てる?」(シリーズ構成・脚本)、「FAIRY TAIL ファイナルシリーズ」(脚本)他
キャラクターデザイン:佐野聡彦(代表作:「魔入りました!入間くん」、「FAIRY TAIL」2期、ファイナルシリーズ「ヘボット!」他)
アニメーション制作:ブリッジ(「遊☆戯☆王SEVENS」、「FAIRY TAIL」「王室教師ハイネ」)

(C)Looseboy・Iori Furuya/SQUARE ENIX

おすすめ記事