国内最大級のアーケード版eスポーツ大会「闘神祭 2020」が中止決定

タイトーとNTTe-Sportsが共同主催する国内最大級のアーケード版eスポーツ大会「闘神祭」の第5回大会「闘神祭 2020~World Championship of ARCADE~」(以下「闘神祭 2020」)だが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、現時点で未開催の店舗予選、エリア決勝、およびFINAL ROUND(決勝大会)の開催中止が発表された。

「闘神祭」は、各メーカーの人気アーケードゲームタイトルが一堂に会する、アーケード版eスポーツの全国大会。全国のゲームセンターで実施される店舗予選、エリア決勝大会を勝ち上がった代表者たちによってNo.1プレイヤーを決定する決勝大会が行われる。決勝大会会場では、最後の出場1枠をかけた「当日予選」や、メーカー公式物販、新作対戦ゲームの試遊などが開催され、毎年多くのゲームファンが詰めかける一大イベントとなっている。


タイトーでは、本大会を開催することにより、ゲームセンターでしか味わうことのできないプレイ体験を参加者に伝え、ひとりでも多くの方にゲームセンターへ足を運ぶきっかけづくりをしてきた。しかし、本大会に関わるすべての方々の健康面・安全面への影響を最大限に考慮し、「闘神祭 2020」の開催を断念せざるをえないと判断したという。


なお、4月に配信される予定だった闘神祭テーマソング「RDY」についても、開催中止にともない配信延期となる。

■中止となる予選・エリア決勝、FINAL ROUND
・2020年3月27日以降のすべての店舗予選・エリア決勝
・2020年8月8日、9日に予定していたFINAL ROUND
※詳細は、闘神祭オフィシャルサイトでご確認ください。

また、同時開催を予定していた「第18回クーペレーションカップ」「2020 プレクーペレーションカップ」の再延期が決定した。詳細はクーペレーションカップ オフィシャルサイトでご確認いただきたい。


なお、大会中止について、闘神祭プロデューサー椎木庄平さん、NTTe-Sports副社長である影澤潤一さん、本大会のコーディネーターとして参加するユニバーサルグラビティーの松田泰明さんが現在の思いと今後の展開を語る動画が公開されている。

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