渕上舞か、ZAMBか? それともじいさんか!? 激しいトップ争いで盛り上がった「2020春アニメEDテーマ人気投票」結果発表!

アキバ総研が2020年5月15日~5月28日にかけて開催した、公式投票企画「2020春アニメEDテーマ人気投票」の投票が締め切られた。気になるベスト10をご紹介しよう。

1位 渕上舞「Crossing Road」(食戟のソーマ 豪ノ皿) 5288票
2位 ZAMB「Love Satisfaction」(邪神ちゃんドロップキック') 4709票
3位 じいさん(CV :日野聡)「じいさんのラブラブ♡スキャット」(困ったじいさん) 400票
4位 ELISA「光の星」(銀河英雄伝説 Die Neue These(NHK版)) 137票
5位 スピラ・スピカ「Twinkle」(ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 2nd Season) 130票
6位 大滝詠一「君は天然色」(かくしごと) 125票
7位 キラッCHU(CV.山下七海)メルパン(CV.大森日雅)ラビリィ(CV.田中美海)「A・B・C・D・いいね★ダンス」(キラッとプリ☆チャン) 52票
8位 安野希世乃「晴れ模様」(アルテ) 46票
9位 海野高校ていぼう部「釣りの世界へ」(放課後ていぼう日誌) 44票
10位 福原遥「風に吹かれて」(かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~) 42票

投票総数11314票という、最近の公式投票企画の中では特に大きな盛り上がりを見せた今回。
ふたを開けてみれば、途中経過と同じく渕上舞さんが歌う「Crossing Road」(食戟のソーマ 豪ノ皿)が1位でフィニッシュしたが、ここに至るまでには熱いデッドヒートが繰り広げられていた。


途中まではトップ10圏外にあった、ZAMB「Love Satisfaction」(邪神ちゃんドロップキック')が締め切りが近づいてきた頃に急上昇! 一時はトップに躍り出たりと、今回も邪教徒の組織力がランキングを席巻するかのように思われた。


しかし、投票締め切り当日が、なんと渕上さんのお誕生日だったということもあり、「バースデープレゼントとして、1位を我らの渕上さんに贈りたい!」とファンが一致団結。終盤は抜きつ抜かれつの、熱い攻防が繰り広げられたのだ。
最終的に、「Crossing Road」が5288票で1位を飾ったものの、「Love Satisfaction」も4709票を獲得。3位に10倍以上もの大差をつけて決着がついた。

そんな二強を横眼に、じわじわと票を集め3位をゲットしたのが「困ったじいさん」「じいさんのラブラブ♡スキャット」である。じいさん役の日野聡さんが、ひたすら「ふんふふ~ん」とスキャットし続けるだけの異色作だが、途中に挿入されるばあさん(CV:水瀬いのり)への愛情あふれるささやきが実にほほえましい。一度聴いたら忘れられない。そして何度聴いても面白い、高い中毒性を持つ楽曲に多くの人がKOされたと思われる。

非常にドラマチックな展開が繰り広げられた上位に負けず、4位以下も変わらずトップ10入りを維持した楽曲から、入れ替わるように浮上してきた楽曲がある。
まず4位を飾ったのが、ELISAさんが歌う「銀河英雄伝説 Die Neue These(NHK版)」「光の星」だ。ELISAさんといえば、美しいソプラノのボーカルが魅力だが、その魅力を余すことなくシンフォニックな楽曲が彩っている。壮大なスペースオペラの締めにふさわしい一曲ということで、最後まで上位をキープし続けた。
5位のスピラ・スピカによる「Twinkle」(ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 2nd Season)も、コンスタントに票を集めた一曲だ。明るくポップなイメージの強いユニットだが、今回は作品のカラーにあわせて熱いサウンドで勝負! ユニットの新たな魅力を切り開いた楽曲ということもあり、こちらも高い人気を集めた。

6位の「君は天然色」(かくしごと)は、日本のロック史にその名を刻むレジェンド・大瀧詠一さんの代表曲だ。アニソンとしての話題性もさることながら、やはり楽曲のクオリティの高さから終始トップ10を維持し続けた。

7位以下をみると、女性声優の活躍が目覚ましい。
7位の「A・B・C・D・いいね★ダンス」(キラッとプリ☆チャン)や9位の「釣りの世界へ」(放課後ていぼう日誌)は、キャラクターソング的な楽しさもある楽曲で、アニソンの王道路線。
8位の安野希世乃さんが歌う「晴れ模様」(アルテ)と、10位の福原遥さんが歌う「風に吹かれて」(かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~)は、声優がアーティストとして歌う楽曲で、作品の親和性とアーティスト性を兼ね備えた楽曲となっている。

全体を通してみると、熱心なファンによる大量の投票があったり、往年の名曲がランクインしたり、キャラソンから声優アーティストの楽曲までが並ぶなど、さまざまなタイプの楽曲がランクインするバラエティーに富んだ投票結果となったのではないだろうか。


なお11位以下の結果については、以下のリンクからご確認いただきたい。

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