日本の夏、昆虫の夏を食玩で再現! 「エフトイズ  昆虫ハンター カブトムシ×クワガタ」で遊んでみた【イチオシ!食玩道 第11回】

皆さん、こんにちは!ホビー系ライターのKariyasu☆(カリヤス) です。「大人の食玩」 をテーマに、気になる食玩キットをレビューして改造して遊び倒すこのコーナー。第11回は、エフトイズから発売中の「昆虫ハンター カブトムシ×クワガタ」です!

さてさて、気が付けばもう7月。皆さんは、今年の夏はどうやって過ごしますか? 新型コロナウイルスのせいで大型イベントが軒並み中止になってしまい、夏の楽しみが減ってしまったという人も多いはず。そこで、自宅にいながらプチ夏休み気分をエンジョイできる、この「昆虫ハンター」をオススメします!

リアルな造形で昆虫ファンから支持されているこのシリーズですが、今回のテーマは「がんばれ日本…の虫!」ということで、国産のカブトムシとクワガタ全5種をラインアップ。パッケージを見れば中身がわかるようになっていて、組み立ても塗装も必要ありません。買って箱を開ければすぐに原寸大のリアルなカブトムシとクワガタが手に入ります!

【ラインアップ紹介】

■カブトムシ(黒)

言わずと知れた昆虫界の王様で、夏の風物詩。世界中には1200種類近くのさまざまなカブトムシがいるようですが、日本の自然界で見つかるのはほぼこの1種類だけのようです。別名ヤマトカブト。


カブトムシ(赤)

上記カブトムシの同形状色違いで、全く同じ種類です。カブトムシと聞くと、黒よりもこの赤茶のボディをイメージしてしまいます。


オオクワガタ

クワガタの代表格で、一番人気のある種類です。かつて「黒いダイヤ」と呼ばれて1990年代後半に起こったクワガタブームの火付け役となりましたが、乱獲などもあり現在では個体数は激減してしまいました。


サキシマヒラタクワガタ

ヒラタクワガタの亜種で、主に八重山列島に生息。繁殖力も強く成長も早いので、飼育しやすいことで知られています。

ミヤマクワガタ

ボディが赤茶色で、鹿のような角が特徴。ミヤマは漢字で書くと「深山」で、その名の通り標高の高い山地に生息していることが多いです。

【いろいろいじってみよう!】

そのままだとマットな状態なので、より甲虫らしさを出すためにツヤを出してみました!今回使用したのは、画材屋などで売られているグロスポリマーメディウム(ツヤ出しニス)ですが、サッと筆塗りしただけでいい具合に光沢が出ました。代わりに、模型用の水性クリアーなどを使ってもいいと思います。

ではここで、ツヤが出て少しパワーアップしたカブトムシ(赤)とサキシマヒラタクワガタに虫相撲をとってもらいましょう! ハッケヨーイ……。

のこったのこった! これは名勝負!

おっと! ここでサキシマがすくい投げ!

勝負あり! サキシマヒラタクワガタに軍配が上がりました! このように裏側もリアルに作られているので、ひっくり返った状態でも楽しめますね。

そして勝負に負けたカブトムシ(赤)は、リベンジを決心。修行のため、自分が育った林へ戻って行きました……といった具合でしょうか。この写真は近所の公園に行って実際に撮影したものですが、こだわる方はクヌギの木で撮影してみましょう!

さて、いかがだったでしょうか? 過去に発売されたシリーズと合わせて標本みたいにコレクションしたり、虫カゴに入れてみたり、カバンにひっ付けて町を歩いてみたり、少年の気持ちに戻って色々チャレンジしてみましょう! ただ、非常にリアルなので、虫が苦手な家族と同居している方は、うっかり食卓に置き忘れたりしないように気を付けてくださいね。それでは、また来月お会いしましょう!

【商品情報】

■ 昆虫ハンター

・発売日: 2020年 6月15日:全国(沖縄を除く)

・価格: 350円(税別)

・種類: 全5種類

・内容:フィギュア1個+イチゴガム1個       

※スーパー(菓子売場)、家電量販店(玩具売場)、ホビーショップ、専門店などでお買い求め下さい。

<プロフィール>

Kariyasu☆(カリヤス)

オタク、ホビー系フリーライター。アニメ、声優、アイドル、歴史など様々なジャンルを探究中で、模型の作例や声優の取材などを担当。子供の頃、PSゲーム「ぼくのなつやすみ」で昆虫採集しまくって虫の名前を覚えた模様。


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