「戦姫絶唱シンフォギア(第1期)」監督のほか、1980年代後半より数多くのアニメで作画、演出を手がけてきた伊藤達文さんが、2020年5月23日、脳幹出血のために亡くなっていたことが判明した。
(※画像は「戦姫絶唱シンフォギアAXZ(第4期)」)
伊藤さんの訃報は、2020年7月1日の昼頃に伊藤さんのツイッターアカウントに妻・伊藤真理子さんが投稿したことで明らかになった。
妻のいとうまりこです
5月23日伊藤達文が脳幹出血のため亡くなりました(享年55歳)
突然の事だったので気持ちが追いつかない日々でしたが、少しずつ落ち着いてきましたので報告させていただきました
今まで応援してくださった皆様、仲良くしてくださった皆様本当にありがとうございました
— 伊藤達文(シンフォギア 一期監督) (@Tastufumi_Itoh) July 1, 2020
この報告に、「シンフォギア」シリーズ立ち上げメンバーである作曲家・上松範康さんや原作を手がけたゲームクリエイター・金子彰文さんをはじめ、多くの業界関係者が驚きとともにお悔やみのコメントを発している。
伊藤監督はシンフォギアの根幹を作ってくださった
恩人であり、答えの見えないオリジナルアニメの初めてを一緒に旅できた戦友でもありました。
心よりご冥福をお祈りいたします。 #— 上松範康ElementsGarden (@agematsu) July 1, 2020
「またご飯行こうよ」と約束交わしたのが1年半前。
互いの忙しさから履行できなかった事が残念無念。お通夜とお葬式では、いろいろな報告と伊藤監督のファンの声を代弁するつもりで、たくさんのお礼をしてきました。
聞こえてたかどうかはわからない。
だって何にも返事してくれないんだもんなあ。 #— 金子彰史@シンフォギアXV (@akanekotwitte10) July 1, 2020
伊藤達文さんは、玉川達文名義で1980年代後半よりアニメーターとして活動を開始。2008年の「キャシャーンSins」より伊藤姓で活動。「しゅごキャラ!!! どっきどき」「戦姫絶唱シンフォギア(第1期)」の監督を務めたほか、数多くの作品で作画・演出・絵コンテを手がけていた。
ご冥福をお祈りします。