ハイレゾ音源対応のワイヤレスミュージックシステム「mu-so」がNaim Audioから! スピーカーやアンプ一体型のオールインワンタイプ

ハイレゾ音源のネットワーク再生が可能な、ワイヤレス対応ミュージックシステム「mu-so」が、英Naim Aduioから発売された。代理店はモダニティ。


ツイーター/スコーカー/ウーハーで構成された3Wayスピーカーを2基、デジタルアンプ、32bitのオーディオプロセッサーすべてをひとつの筺体におさめた、オールインワンタイプのミュージックシステム。

有線と無線のネットワークインターフェイスを搭載し、UPnPやAirPlayなどに対応することで、スマホやNASに保存してある音楽データをストリーミング再生できる。

また、ネットワーク接続だけでなく、アナログ/デジタル音声入力も搭載。アナログ1系統(3.5mmステレオミニ)とデジタル2系統(S/PDIFオプティカル、USB)を備えており、プレーヤーと直接つなげて、アクティブスピーカーのような使い方もできる。なお、USBは、iPhoneやUSBメモリーに対応している。

本体天面にあるダイヤルはタッチスクリーン対応ボリュームノブ。タッチ操作でネットワークや周辺機器との接続設定、再生・選曲スキップが可能。また、無料の専用アプリ「naim」(iOS/Android対応)が用意されており、同様の操作をスマホやタブレットからでも行える。そのほか専用リモコンも付属した。

対応フォーマットは、WAV/AIFF/FLAC(最大24bit/192kHz)、ALAC(最大24bit/96kHz)、MP3(最大16bit/48kHz/320kbps)、AAC(最大16bit/48kHz/320kbps)、OGG/WMA(最大16bit/48kHz)。そのほか、インターネットラジオ(vTuner)も受信可能。ちなみに、ワイヤレスネットワーク経由での再生は24bit/48kHzまでに制限される。

ネットワークインターフェイスは、有線LAN(10Mbps/100Mbps)、無線LAN(IEEE 802.11b/g)、Bluetooth(AAC/aptXコーデックサポート)。

スピーカーは、25mmツイーター、60mmスコーカー、H70×W135mmウーハーを搭載。ユニットの再生周波数特性は公開されていない。デジタルアンプの出力は総合450W(各75W×6基)。本体サイズは628(幅)×122(高さ)×256(奥行)mm、重量は13kg。付属品は、専用リモコン、電源コード、グリルカバーなど。

ちなみに、オリオスペックでは、今週末まで実機が展示されているほか、11月22日には「mu-so」のミニ試聴会も予定されている。これまで、Apple Storeでしか販売されておらず、実機展示もほぼ初登場ということなので、気になる方は立ち寄ってみてはどうだろうか。

価格は、下記のとおり。

「mu-so」
165,000円(税抜):オリオスペック


かるく試聴してみたが、幅広いリスニングエリアが魅力。部屋いっぱいに音楽が広がり、売り場のどこにいてもそれなりによく聞こえた。逆に、近くで面と向かって聞くと、やや平面的な鳴り方をする。家族共有スペースのリビングにおいたり、お店において、BGMとして使うといいかもしれない。何かをしながら音楽を聞くようなスタイルには、とても魅力的なミュージックシステムだ。ルームチューニング次第ではさらにポテンシャルを引き出せるだろう。音のディティールをくっきり描きだすというよりかは、適度な情報量にすることで、長い時間聞けるような聞き疲れしにくいモデルとなっている。


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